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『スティグマの社会学――烙印を押されたアイデンティティ』

Goffman, Erving 1963 Stigma: Notes on the Management of Spoiled Identity, prentice-Hall, Inc.
=19701130 石黒 毅 訳『スティグマの社会学――烙印を押されたアイデンティティ』,せりか書房


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Goffman, Erving, 1963 Stigma: Notes on the Management of Spoiled Identity, prentice-Hall, Inc. =19701130 石黒 毅訳『スティグマの社会学――烙印を押されたアイデンティティ』,せりか書房 (以下ISBN、amazonとkinokuniyaへのリンクは2001年の改訂版のものを記載) ISBN-10: 4796700439 ISBN-13: 978-4796700436 [amazon] [kinokuniya]※ b

■目次
I   スティグマと社会的アイデンティティ
    予備的考察
    同類と事情通
    精神的遍歴

II   情報操作と個人的アイデンティティ
    すでに信頼を失った者と信頼を失う事情のある者
    社会的情報
    可視性
    個人的アイデンティティ
    生活誌
    生活誌上の他者
    パッシング
    情報操作のさまざまな手だて
    擬装工作

III  集団帰属と自我アイデンティティ
    両価的感情
    職業的代弁者による問題呈示
    内集団への帰属
    外集団との調整
    アイデンティティの具体的処置

IV   自己とその他者
    さまざまの逸脱行為と基準
    逸脱点のある常人
    スティグマと現実

V   さまざまの逸脱行為と逸脱性

原注
訳者あとがき

■引用
太字見出しは本論を参照して作成者がつけた。

スティグマ
 未知の人が、われわれの面前にいる間に、彼に適合的と思われるカテゴリー所属の他の人々と異なっていることを示す属性、それも望ましくない種類の属性――極端な場合はまったく悪人であるとか、危険人物であるとか、無能であるとかいう――をもっていることが立証されることもあり得る。このような場合彼はわれわれの心のなかで健全で正常な人から汚れた卑小な人に貶められる。この種の属性がスティグマなのである。(pp.11-12)

 そこで、スティグマという言葉は、人の信頼をひどく失わせるような属性をいい表わすために用いられるが、本当に必要なのは明らかに、属性ではなくて関係を表現する言葉なのだ、ということである。ある種の者がそれをもつとスティグマとなる属性も、別のタイプの人には正常性を保証することがある。したがってそのような属性はそれ自体では、信頼をかち得ることになるものでも、信頼を失わせることになるものでもない。(p.12)


*作成:篠木 涼 追加者:
UP:20080424 REV:
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