last update: 20160630
◆『アジャパーwest』第3号
北島 行徳 200107 「慎太郎に「まいった」を言わせたい――健常者への憧れを葬らせるために…」(障プロ・2)
『アジャパーWEST』03:051-060
石井 政之 200107 「モザイクをかけられた顔
――RKB毎日放送との「闘い」の記録」(顔面トラウマ番外編)
『アジャパーWEST』03:061-074
松本 学 200107 「当事者よ簡単に「受容」するな」
(さらされる顔と私・3)
『アジャパーWEST』03:075-077
花田 実 200107 「ボクにとっての両親・親にとっての障害をもつ我が子」
(ボクは障害をもつゲイ・3)
『アジャパーWEST』03:126-132
等々
… 以下大西さんのメイルの転載 …
はじめまして、大西純(まこと)と申します。34歳、本業はスポーツ紙
編集者です。2000年、早々『アジャパーwest』という名のちょっと
変わった雑誌を出すことになりました。
「アジャパー」とは「アミューズメント・ジャーナリスチック・パーク」
の略です。A5判、52〜84ページ、年4回発行で年間購読料2000円
(一部売りなら600円)です。この規模の個人発行にしては多彩かつ、
かなり豪華な執筆陣がそろったと、ひそかに自負しています。
実は名前を決めるのにも紆余曲折がありました。「アジャパー」のギャグの
生みの親・伴淳三郎さんのことを深く知ろうと、インターネットで検索した
ところ「日本一のお笑いマニア」を自称する西条昇という人が、お笑い
専門雑誌「AJAPA」を97年に出していました。まさに「アジャパー」
です。で本人に了解をとり、また「AJAPA」は現在休刊しているということなので
「アジャパーwest」の名で発刊することにしました。「〜west」の響きには
少し気に入ってます。
なぜ、アジャパーにこだわるのかですが、もうこれ以上浮かばないというのが本音
ですが、それはさておき私の「アジャパー」は先に申し上げた通り「アミューズメント・
ジャーナリスチック・パーク」の略です。英語がおかしくても目をつぶって下さい。
言うなれば「公園」へのこだわりです。当初「ジャーナリズム・パーク」にしようと
したのですが、四方八方から「カタい、馴染めない」と言われ略称を考えました。
「自由」でも「ひろば」でもなく「公園」なのです。基本的には憩の場であり、
何でもアリの表現の場なのですが、無秩序ではないのです。子供のころ公園ごとに
“主”がいて、公園ごとに掟のようなものがあったようにです。私は、そんな公園で
泣かし泣かされてきました。いろんなものを公園で知ったと思うのです。
だから今度は「紙の公園」をつくってみたいと思ったのです。憩の場であり、
発表の場であり、ケンカの場=議論の場でもある「公園」を目指したいと思います。
以下、企画です。
巻頭)「アミューズメント・ジャーナリスチック・パーク」らしく
「おすすめ公園ガイド」を毎号掲載。ベタな例で言えば大阪・釜ケ崎の
「三角公園」など。表紙も毎号公園の写真
1)半陰陽(インターセクシュアル)の橋本秀雄さんインタビュー
〜男性器も女性器もついていない(ついているが機能しない)という人生について〜
2)「廃校」〜捨て去られる大阪府の難病・長期療養者用学舎〜
3)2000年! 日本「記念日」カレンダー
「目の日」「耳の日」はもちろん「AVの日」や「大根の日」まで、日本の
記念日を網羅?します。
★以下連載です★(タイトル名は変更になるケースもあります)
4)「ブルース入門講座」〜小林万里子
知る人ぞ知るブルースシンガー。精神病院での体験や、家庭内で受けた
暴力などキツイ・濃い話です。
5)「顔面トラウマ」〜石井政之
『顔面漂流記』(かもがわ出版)の著者で顔に赤アザをもつジャーナリスト
である氏による「顔」をテーマにした連載。
6)「さらされる顔と私」〜松本学
上記とはタイプが異なる顔をテーマにした企画。当事者自助グループ
「ユニークフェイス大阪」の世話人。
7)「てなもんやバット笠」〜吉岡雅史
昨年、全都道府県のバッティングセンターを「制覇」した氏(私の仕事の同僚)
によるバッティングセンター「オタク話」。
8)「がんばれ新左翼〜第4弾〜堕落編」〜鈴木邦男
一水会代表の氏による「ライフワーク」。
9)「むてきな奥さん」〜小川原美穂(ペンネーム=よいこ)
内容はヒミツ。
10)「街にくらすおっちゃん」〜野々村耀
野宿者を生み増大させる国の政策を問う。
11)読んでもオイシイ「自・地」ビールの話〜山本醸自
内容はお楽しみ
12)「我が子を殺されて…」〜武るり子
少年犯罪被害当事者がリレーで綴る
13)「にっちも、さっちも…学校編」〜志玻 健(しば たける)
現役高校教諭による生々しい現状報告と問題提起。
14)「私は障害を持つゲイ」〜花田実
サブタイトルは「狭間から社会をみつめる」。
15)第2号より「季刊・障プロ」〜北島行徳
『週刊プロレス』形式で障害者プロレス「ドッグレッグス」の
試合をリポート。
16)第2号より「闘うAV監督」〜鬼のドキュメンタリスト安達かおる
全共闘世代である氏が生涯のテーマにしているという「障害者と性」の
問題を視野におき執筆。
現在、創刊準備号(チラシ&郵便振替用紙)を発送中です。ここで、
どれくらいの定期読者を獲得できるかに『アジャパーwest』の、この先が
かかっていると言っても過言ではありません。ぜひ購読してもらえればと
勝手にお願いする次第です。人助けと思ってたのんます。今回は私財を
投げうっての発行となりそうです。ご笑読&お恵みをお願いできれば幸いです。
まずは、チラシをという方は、メール、電話、FAX、郵便…なんでも結構
ですから、大西までご連絡下さい。いきなり購読のお申し込みをして
下さるという方は、下記の郵便振替口座まで、お振込下さい。また、お友達等
にも紹介していただければありがたいです。
長々と失礼いたしました。これからも、よろしくお願いいたします。
郵便振替口座
加入者名:アジャパーwest 00910-3-152576
大西 純(まこと)
666-0117 川西市東畦野4-18-29
0727-95-0371(FAXも)
cy4m-oons@asahi-net.or.jp