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『強制不妊と優生保護法――"公益“に奪われたいのち』

藤野 豊 20200508 岩波書店,64p.

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last update:20210729

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藤野 豊 20200508 『強制不妊と優生保護法――"公益“に奪われたいのち』,岩波書店,64p. ISBN-10:4002710254 ISBN-13:978-4002710259 520+ [amazon][kinokuniya] ※ eg

■内容

岩波書店 HPより

相次ぐ国家賠償訴訟によって、ようやく可視化されるに到った強制不妊手術の実態。日本国憲法で謳われた“公益”が優生保護法を生み、「障害者」やハンセン病患者の人権を奪う根拠・論理となってきた歴史と、優生保護法が母体保護法と名称を変えた今もその構造は変わらず、問題は終わっていないことを明らかにする。

■目次

はじめに――なぜ今、優生保護法が問題になっているのでしょうか

1 優生保護法に至る前史
2 優生保護法の成立
3 優生保護法改正と人権侵害の強化
4 なぜ、ハンセン病患者は優性保護法の対象とされたのでしょうか
5 なぜ、優生保護法は一九九六年まで維持されたのでしょうか

おわりに――“公益”と憲法

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:宮内 沙也佳
UP:20210729 REV:
優生学・優生思想(eugenics)身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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