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『相模原事件はなぜ起きたのか』
井原 裕 20180710 批評社,メンタルヘルス・ライブラリー39,191p.
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last update: 20190725
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■井原 裕 20180710 『相模原事件はなぜ起きたのか 』,批評社,メンタルヘルス・ライブラリー39,191p.ISBN-10: 482650683X ISBN-13: 978-4826506830 1800+
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※ et-2004s
■内容
amazonより
相模原事件は、知的障害者福祉施設で元・施設職員が入所中の障害者19名を殺害した事件です。同職員が事件4ヵ月前に精神科病院に措置入院していた事実が明らかとなり、この制度のあり方に人々の関心が集まってしまいました。しかし、措置入院は心の健康のための制度であり、犯罪を防止するための制度ではありません。相模原の悲劇を二度と起こさないために、1.地域社会の安全を確保するための警察2.精神障害者の人権を擁護するための裁判所3.精神障害者の心の健康に奉仕する精神科医これら三者が共同するあらたな刑事政策が必要です。本書は、事件の背景を概観し、来るべき制度について考察しました。
著者について
1962年鎌倉生まれ。獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科教授。東北大学(医)卒後、自治医科大学大学院(医学博士)、ケンブリッジ大学大学院(PhD)修了。順天堂大学准教授を経て、2008年から現職。日本の大学病院で唯一の「薬に頼らない精神科」を主宰。専門は、精神鑑定、うつ病、発達障害、プラダー・ウィリー症候群等。著書に『生活習慣病としてのうつ病』(弘文堂)、『うつの8割に薬は無意味』(朝日新書)、『うつの常識、じつは非常識』(ディスカバー21)、『うつ病から相模原事件まで―精神医学ダイアローグ』(批評社)、『薬に頼らないこころの健康法』(産学社)、『「子どもの発達障害」に薬はいらない』(青春出版社)など。
■目次
第1章 相模原事件と精神医学
第2章 被疑者は精神障害なのか?
第3章 予防拘禁としての措置入院
第4章 世界の精神医学濫用
第5章 反体制運動の延長としての保安処分反対闘争
第6章 相模原事件、そして、事後の検証
第7章 この国に生まれたるの不幸
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
岩﨑 弘泰
UP: 20190725 REV:
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相模原事件
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