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『いつも躍っている子供たち――聾・身体・ケニア』

吉田 優貴 201802010 風響社,354p.

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last update:20180417

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■吉田 優貴 20180210 『いつも躍っている子供たち――聾・身体・ケニア』,風響社,354p. ISBN-13:9784894892439 5000+ ※ h02, i/2ken

■内容

風響社ホームページより

世界はいつも「躍」っている。
ひとはいかにして他者と生きているのだろうか。聾なるがゆえの継時的でない「交感」の様を見つめ、身体の共振という会話(=手話・ダンス)から、言語・社会の始原を省察。「非文字社会」への人類学の新たな冒険。

吉田優貴(よしだ ゆたか)
1975年生まれ。
2012年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。
専攻は人類学。
現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究機関研究員、明治学院大学社会学部付属研究所研究員。
主著書として、『映像にやどる宗教、宗教をうつす映像』(せりか書房、2011年、共著)、『共在の論理と倫理――家族・民・まなざしの人類学』(はる書房、2012年、共著)、論文として、「『一言語・一共同体』を超えて――ケニアKプライマリ聾学校の生徒によるコミュニケーションの諸相」(『くにたち人類学研究』第2号、2007年)、「日常のコミュニケーションを表現/分析する方法――ケニアの聾の子供たちのおしゃべりとダンスを事例に」(『研究所年報』第46号、2016年、明治学院大学社会学部付属研究所)など。

■目次

はじめに
第1章 共在する身体
 第1節 「雑ざる」ことば動くからだ
 第2節 「でたとこ勝負」の値段交渉
 第3節 「デタラメ手話」で祈る
 第4節 農業ショーでサタンと生首、それは見世物小屋
 ダイアローグ(1)

第2章 協働する身体
 第1節 すれ違いながら一緒にいる
 第2節 ことばを介さないやりとり
 第3節 ことば遊びのリズム
 第4節 同調は時空を超えて
 ダイアローグ(2)

第3章 躍る身体、構える身体
 第1節 歌い躍りしゃべる人たち
 第2節 おしゃべりは賑々しく、インタビューは行儀よく
 第3節 「踊る」と「躍る」
 第4節  躍って構えて躍りはつづく
 ダイアローグ(3)
あとがき
参照文献
索引/image、図表

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20180417 REV:
聴覚障害・ろう(聾) ケニア共和国 Republic of Kenya 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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