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『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』

磯野 真穂 20150120 春秋社,312p.

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last update:20160128

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『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』表紙イメージ
◆◆生存学奨励賞受賞作◆◆

■磯野 真穂 20150120 『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』,春秋社,312p. ISBN-10: 4393333365 ISBN-13: 978-4393333365 [amazon][kinokuniya] ※ ab

■生存学奨励賞講評(一部)

なぜふつうに食べられないのか。そもそもふつうに食べるとはどういうことか。本書は、思春期という人生の早い段階で摂食障害に陥った6人の女性たちを事例として、心と身体が正常であれば、人間は普通に食べることができるのだと措定する還元主義的な医療モデルを批判し、食べることと社会との関係の根源を問い直すことを目指したものである。……
※講評の全文は下記リンク先でご覧いただけます。
生存学奨励賞受賞作が決定しました

■内容(「BOOK」データベースより)

医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る試み。

■目次

はじめに
序章

第1部 ふつうに食べられない人生
第1章 視線・応答・逃避―結城理央の場合
第2章 飲まない半生―長田奈々の場合
第3章 拡縮する自己―荻原由佳の場合
第4章 外見がすべて―田辺敬子の場合
第5章 誰が「やせ」を望むのか

第2部 医学的視座―「摂食障害」の治し方
第6章 還元主義―「個人を見よ」という医学の教え
第7章 還元主義の検証―とりこぼされたもの
第8章 カロリー地獄―澤拓美の場合
第9章 「おいしさ」のない食事―概念による体験の抑圧
第10章 ぶれる―武藤さゆりの場合
第11章 「家族モデル」の閉じられた救済

第3部 食体験準拠論―体験が語る食の本質
第12章 フロー―過食の「楽しさ」
第13章 反転する日常―キャベツで過食ができない理由
終章 食の本質―私たちが食べるわけ

おわりに

参考文献

UP:20150116 REV:20150128
摂食障害 拒食・過食 
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