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『新・現代歴史学の名著――普遍から多様へ』

樺山 紘一 20100325 中央公論新社,中公新書,272p.

last update:20111212

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樺山 紘一 20100325 『新・現代歴史学の名著――普遍から多様へ』,中央公論新社,中公新書,272p. ISBN-10:4121020502 ISBN-13:978-4121020505 \861 [amazon][kinokuniya] ※ s

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
二十世紀末の世界における大きな二つの変化―冷戦に依拠した支配体制の終焉と、グローバル化のさらなる加速―は、当然ながら歴史学にも大きな影響を与えた。旧来の問題設定が無効化した後、進行形の現実の変容に、いかに対峙していくべきか。本書では、現在の歴史学の問題意識を体現する代表的著作を精選し、その意義を読み解く。いま必要な、歴史という経験に学ぶための新たな視座がここにある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
樺山 紘一
1941年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。京都大学人文科学研究所助手、東京大学文学部助教授、同教授、国立西洋美術館館長などを経て、2005年より印刷博物館館長。東京大学名誉教授、国際歴史学会議副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに
ニーダム『中国の科学と文明』
梅棹忠夫『文明の生態史観』
ゲイ『ワイマール文化』
ウォーラーステイン『近代世界システム』
ル・ロワ・ラデュリ『モンタイユー』
ギンズブルグ『チーズとうじ虫』
ル・ゴフ『もうひとつの中世のために』
サイード『オリエンタリズム』
網野善彦『無縁・公界・楽』『日本中世の非農業民と天皇』
アンダーソン『定本想像の共同体』
ブリッグズ『イングランド社会史』
ノラ編『記憶の場』
クールズ『ファロスの王国』
オブライエン『帝国主義と工業化』
コッカ『歴史と啓蒙』
メドヴェージェフ『1917年のロシア革命』
ダワー『敗北を抱きしめて』
速水融編著『近代移行期の人口と歴史』『近代移行期の家族と歴史』

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111212 REV:
社会学 sociology  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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