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『産んではいけない!――少子化なんてくそくらえ』

楠木 ぽとす 20011221 太田出版,221p.


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■楠木 ぽとす 20011221 『産んではいけない!――少子化なんてくそくらえ』,太田出版,221p. ISBN-10: 4872336259 ISBN-13: 978-4872336252 1260 [amazon][kinokuniya] ※ b p02

■内容(「BOOK」データベースより)
出産経験者たちは、なぜもっと声高に叫ばないんだろう。今という時代の矛盾の一切合切を一人で抱え込み、赤ん坊と一緒に泣いたはずの女たちは、なぜ教えてあげないんだろう。「子持ち女」の前に立ち塞がる現実の厳しさを―。思わずうなずく教訓メッセージ満載。

内容(「MARC」データベースより)
「子供を産まない」ことこそが正しい選択! 子供を産んだ後の生活が、どれほど悲惨で息苦しいものか。今という時代の矛盾の一切合切を1人で抱え込み、赤ん坊と一緒に泣いた体験からのメッセージ。


■目次

第1章 人前で言えない本音
第2章 人前でつい口にしてしまうグチ
第3章 子育てをめぐる不安
第4章 経済的不安―とにかくかかります教育費
第5章 少子化なんてくそくらえ
終章 産んではいけない



終章 産んではいけない
 「「少子化」なんてなんのその。「合計特殊出産率」なんてくそくらえ。そんなこと言ってたら、子供の数がどんどん減って将来の働き手がいなくなるじゃないかって? そんなこと知ったこっちゃない。[…]「将来の労働力」を育てるために、なにかおもしろうてこんな苦労をしょいこまなければならないのか。私たち1人1人の女にはそんないわれも義理も必然性もまったくありません。
 […]出生率が1を割り込んで、日本がひらすら滅亡の危機へ突き進んでも、世界には60億人もの人間がいるんだか<0220<ら、大丈夫。痛くもかゆくもないでしょう。
 それどころろか、人口が減れば食料問題や環境問題の解決にもつながるし、地球規模でみれば、産まない方が、人類のために多少なりとも貢献できるというもの。」(楠木[2001:220-221])


UP:20070611
人口少子高齢化  ◇BOOK 
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