『盛年――老いてますます…』
樋口 恵子 20010627 学陽書房,205p.
■樋口 恵子 20010627 『盛年――老いてますます…』,学陽書房,205p. ISBN-10: 4313860975 ISBN-13: 9784313860971 \1600 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
盛んに、したたかに、ワガママに…、新しい老い方に思わずうなってしまう。「老いを語る物語」を痛快に読み解く。
内容(「MARC」データベースより)
ヘミングウェー「老人と海」、長谷川町子「いじわるばあさん」など、古今東西、様々な文学にみられる「老いを語る物語」を痛快に読み解く。79年PHP研究所刊「愛しきは老い」の加筆改訂。
著者略歴(「BOOK著者紹介情報」より)
- 樋口 恵子
- 1932年東京生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業・東京大学新聞研究所本科修了。時事通信社・学習研究社・キャノン株式会社を経て、評論活動に入る。現在、東京家政大学教授、「女性と仕事の未来館」館長、「高齢社会をよくする女性の会」代表
■目次
I 老いてますます……
ヘミングウェー 老人と海
日本昔ばなし
長谷川町子 いじわるばあさん
II 年寄りの出番
III 女……いかに老いるか
ウィリアムズ 欲望という名の電車
深沢七郎 楢山節考
円地文子 女坂
林芙美子 晩菊
岡本かの子 老妓抄
森鴎外 ぢいさんばあさん
IV 家族……異世代の共存
有吉佐和子 恍惚の人
夏目漱石 こころ
丹羽文雄 厭がらせの年齢
V 老人の性
川端康成 山の音
志賀直哉 老人
谷崎潤一郎 瘋癲老人日記
VI 孤独……心の老いから
野上彌生子 秀吉と利休
シェークスピア リア王
バーネット 小公子
兼好法師 徒然草
ディケンズ クリスマス・カロル
スウィフト ガリバー旅行記
ちょっと長いあとがき――人生100年の計をはかるとき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志