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『女と文明』

梅棹 忠夫 198811 中央公論社,中公叢書,223p.

last update:20100824

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梅棹 忠夫 198811 『女と文明』,中央公論社,中公叢書,223p. ISBN: 4120017451  1365 [amazon](*にISBN10ケタを挿入)[kinokuniya] ※**

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
女性の存在意義とはなにか。近世武士の家庭をモデルとした近代サラリーマンの家庭は、いま大きく変貌しようとしている。話題作「妻無用論」をはじめ著者の女性論・家庭論の代表作を網羅する。

■目次

目次
1女と文明
 アフガニスタンの女性たち
 タイの女たち
2家庭の合理化
3妻無用論
 母という名のきり札
4家事整理の技術について―家事整理学原論1
 すてるモノとすてられないモノ―家事整理学原論2
5あたらしい存在理由をもとめて
 女と新文明
6情報産業社会と女性

■引用

「極端にいうと人口のごく少数の人が生産者になり、大多数は消費者になってゆく。あるいはべつな観点からすれば、人間は、人生のごくみじかいあいだを生産者としてすごし、大部分は消費者としてすごすというのでもよいのではないか。そうすると、消費者としての女の存在はあらためて評価されるべきである。人口の半分をしめる女の大部分が非生産者なのだから、人間の共通の目標がすでにそうとう程度に実現しつつあるのではないか。」(梅棹[1988]、上野[1991b→1994:159-160]に引用)

■書評・紹介

■言及



UP:20100825
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