『建築・権力・記憶――ナチズムとその周辺』
Nerdinger, Winfried 1984 Architektur‐Macht‐Erinnerung: Stellungnahmen
=20090130 海老澤 模奈人 訳,鹿島出版会,311p.
■Nerdinger, Winfried 1984 Architektur‐Macht‐Erinnerung: Stellungnahmen =20090130 海老澤 模奈人 訳 『建築・権力・記憶――ナチズムとその周辺』,鹿島出版会,311p. ISBN-10: 4306045226 ISBN-13: 978-4306045224 \3990 [amazon]/[kinokuniya]
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ネルディンガー,ヴィンフリート
建築史家。ミュンヘン工科大学教授、同大学建築博物館館長。1944年ドイツ・アウクスブルク生まれ。ミュンヘンにて建築を学び、79年に美術史の博士号を取得。80年から81年、ハーバード大学客員教授。86年にミュンヘン工科大学の建築史の教授に着任し、89年より同大学建築博物館館長を兼務
海老澤 模奈人
東京工芸大学准教授。1971年京都生まれ。95年東京大学工学部建築学科卒業。ウィーン工科大学、ミュンヘン工科大学留学を経て、2003年東京大学大学院博士課程修了。博士(工学)。専門はドイツ・オーストリア近代建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■内容
■目次
編者まえがき
序
建築と国家
政治的建築―厄介な概念についての考察
この支配者の軸線を貫いて明瞭な線を引く―帝国と連邦共和国の間のシンメトリー、軸線、記念碑性をめぐる議論
芸術と階級闘争の間で―一九二〇年代の機能主義の位置づけ)
建築と権力
「美装の暴政」―スターリン時代の建築に関する短い見解
リットリオ宮と総統官邸―ファシズムとナチズムの権力中枢の比較
ジュゼッペ・テラーニと建築家の責任
ナチズムの建築
一九三三‐三五年の建築設計競技に見られる前衛の試みと葛藤
ナチズム下の建設活動―その全体像へのまなざし
ナチズムの建築様式―「インターナショナルな新古典主義」と地域主義の間で
ナチズムの遺産と取り組む
ナチズムの過去の痕跡との取り組み―考えないようにしてきたことを示すもの
節約の炎に浮かぶ記憶―ミュンヘンにおけるナチズム時代の建築との取り組み
テロのトポグラフィー―ミュンヘンの場合
ミュンヘン・ナチズム建築MAP
訳者あとがき
原注
著作目録
初出一覧
図版出典
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:山本 晋輔