『学校事務労働者――組合活動の原点に立って〔第二版〕』
「学校事務労働者」編集委員会 編 [19771220]19820610 現代書館,246p.
last update: 20110223
■「学校事務労働者」編集委員会 編 [19771220]19820610 『学校事務労働者――組合活動の原点に立って〔第二版〕』,現代書館,246p. ISBN-10: 4768433146 ISBN-13: 978-4768433140 \1365 [amazon]/[kinokuniya] ※ w01
■内容
・[外部リンク]現代書館HPの著作紹介より
教師専門職論を揚げ,教師以外の職員を実質的に切り捨てていく日本教職員組合(日教組).学校内での教師と事務職員の日常的慣れ合いを断ち,事務職員自らの意思を主張し,日教組に抗して独自の小さな組合を作った若者達の日常との闘い.
■目次
はじめに I
序章 シロウトが組合をつくるとき(酒井雅親) 10
I 闘いの中の私 35
一 労働の中身に問いを――控除全拒否闘争(中山雄二) 35
二 やり抜こうとしたら,向こうが折れた――主査研修阻止闘争(市村直人) 47
三 うちなる“病める権威主義”を撃て!――事務主任制導入阻止闘争(冨田忠男) 58
四 都学労にとってコンピュータとは何か(諸星公勇) 73
五 都学労にとって政治課題とは(比田井博) 84
六 幻の金字塔を葬れ!!――「育休法」反対闘争の私的総括(藤井悦子) 92
II 内なる差別に異議あり! 102
〈解説〉東京都学校事務員の組織実態と都学労の闘い 102
一 派遣職員恨み節(向山三枝子) 105
二 腑におちなかったこと(神山みどり) 114
III 分会の中で 124
一 都学労とボクと江東分会(富高敏行) 124
二 最大分会裏話(鈴木俊男) 132
三 照魔鏡に映し出されて(舘野貞澄) 142
四 板橋分会とともに(塚越正一) 151
IV 都学労,わが組合を語る 161
一 新米書記長奮戦記(来孝平) 161
二 Fさんへ(宇津野良子) 169
三 都学労を裏から見れば(山田隆一) 174
四 弁護士から見た都学労(種田誠) 180
V 学校事務労働運動を阻むもの 185
一 全事研――その寄生的組織路線を批判する(安井精二) 185
二 教育労働者論批判のために(大田信行) 196
VI 都学労運動を通して見えてきたもの(酒井秀男) 213
資料・各地の結成宣言(都学労・埼学労・北学労・兵学労・岡学労・神学労・熊学労) 227
あとがき 245
■引用
■書評・紹介
■言及