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『歴史主義の貧困』

Popper, Karl R  1957 the poverty of historicism,Routledge & Kegan Paul
=19610518 久野 収・市井 三郎 訳,中央公論社,265p.

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last update:20191029

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■Popper, Karl R 1957 the poverty of historicism,Routledge & Kegan Paul =19610518 久野 収・市井 三郎 訳 『歴史主義の貧困』,中央公論社,265p. ISBN-10:4120004759 ISBN-13:978-4120004759 950+ [amazon][kinokuniya] ※ p

■内容

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ポパーは本書で、歴史は理念で動くと主張したドイツ観念論哲学のヘーゲル、人類の歴史は 階級対立で動き、生産力と生産関係の矛盾によって資本主義から社会主義へと向かうのは 必然としたカール・マルクスらの「歴史法則主義」、歴史主義(ヒストリシズム)を厳しく 批判した。 歴史主義は19世紀、20世紀にかけて多くの人に影響を与えた思想・イデオロギーであり、 マルクス主義はソ連をはじめとする社会主義国を生むイデオロギーとなった。ポパーは、 こうした歴史の見方は間違いであり、論理的に成り立たないことを本書で「論証」している。

■目次

第1章 歴史主義の反自然主義的な見解(一般化;実験 ほか)
第2章 歴史主義の親自然主義的な見解(天文学との比較:長期予測と大規模予測;基礎づけとしての観察 ほか)
第3章 反自然主義的な見解への批判(この批判の実践的目的;社会学への技術的アプローチ ほか)
第4章 親自然主義的な見解への批判(進化の法則は存在するか:法則とトレンド;還元の方法、因果的説明、予測と予言 ほか)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:今井 浩登
UP:20191029 REV:
哲学/政治哲学(political philosophy)/倫理学 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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