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中村 雅也

なかむら・まさや

last update:20250514


■このページの目次

■所属 ■専門分野 ■研究テーマ ■所属学会
■研究業績
 □書籍
 □学術雑誌等
  ・査読有
  ・査読無
 □学術雑誌等又は商業誌における解説、総説
  ・査読無
  ・その他
 □国際会議における発表
  ・口頭発表・査読無
  ・ポスター発表・査読有
  ・ポスター発表・査読無
□国内学会・シンポジウム等における発表
  ・一般発表・査読有
  ・口頭発表・査読無
  ・ポスター発表・査読無
□その他
  ・メディア
  ・講演等
  ・受賞等
■資格等 ■略歴 ■E-mail
■arsvi内関連ページ
■言及



■所属

立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員
東京大学先端科学技術研究センター連携研究員

■専門分野

障害教師論 教師教育学 インクルーシブ教育

■研究テーマ

障害のある教師の教育実践と労働支援の解明

■所属学会等


■研究業績

◇書籍

  • 中村雅也,20200710,『障害教師論――インクルーシブ教育と教師支援の新たな射程』学文社,240p. ISBN-10: 4762030139 ISBN-13: 978-4762030130  3600+ [amazon][kinokuniya]
  • 中村雅也,2018,「なぜ障害のある先生は少ないのか?──視覚障害のある先生へのインタビュー調査から」羽田野真帆・照山絢子・松波めぐみ編『障害のある先生たち──「障害」と「教員」が交錯する場所で』生活書院,169-192.
  • 中村雅也,2018,「障害のある先生と障害者雇用政策」羽田野真帆・照山絢子・松波めぐみ編『障害のある先生たち──「障害」と「教員」が交錯する場所で』生活書院,193-196.
  • 中村雅也,2018,「全盲教師のライフストーリー──過去を解釈し、未来を展望する」羽田野真帆・照山絢子・松波めぐみ編『障害のある先生たち──「障害」と「教員」が交錯する場所で』生活書院,197-222.

◇学術雑誌等

【査読有】

  • 中村雅也,2023,「『障害者労働の業務支援理論』の有用性と課題――車いす使用の学校教師を事例として」『障害学研究』障害学会,第18号,pp.115-138.
  • 中村雅也,2019,「視覚障害のある教員の学習指導に対する支援システム――『一元支援』から『多元支援』への試案」『Core Ethics』立命館大学大学院先端総合学術研究科,第15巻,pp.121-133.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2016,「障害者が教員になることを阻む社会的障壁――教員採用試験を点字受験した視覚障害教員の語りから」『立命館人間科学研究』立命館大学人間科学研究所,第34号,pp.1-17.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2016,「在職中に重度視覚障害となった教員の復職過程――『辞める』から『続ける』への転換に焦点を当てて」『Core Ethics』立命館大学大学院先端総合学術研究科,第12巻,pp.249-260.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2015,「視覚障害教師の障害の経験と意味づけ――生徒とのかかわりを中心に」『立命館人間科学研究』立命館大学人間科学研究所,第32号,pp.3-18.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2014,「視覚障害教員の労働環境――有効なサポート体制の構築に向けて」『立命館人間科学研究』立命館大学人間科学研究所,第30号,pp.1-14.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]

【査読無】

  • 中村 雅也 2022 「韓国の障害教員雇用政策」『Core Ethics』18, 立命館大学大学院先端総合学術研究科, pp.179-191.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2021,「車いす使用の学校教師の困難と支援――合理的配慮の共通理解に向けて」『Core Ethics』立命館大学大学院先端総合学術研究科,第17巻,pp.255-266.[外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2020,「車いす使用の学校教師の困難と支援」『日本教師教育学会第30回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.115-116.
  • 中村雅也,2019,「視覚障害のある教員の学級担任業務に対する支援」『日本教師教育学会第29回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.144-145.
  • 中村雅也,2019,「障害のある教員をめぐる政策の歴史と現状――労働政策,および教育政策の側面から」『Core Ethics』立命館大学大学院先端総合学術研究科,第15巻,pp.185-196 [外部リンク:[PDF](R-Cube)]
  • 中村雅也,2018,「視覚障害のある教員に対する労働支援――学習指導に関する有効な支援システムの検討」『日本教師教育学会第28回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.210-211.
  • 中村雅也,2017,「障害のある教員に対する雇用政策の歴史と現状」『日本教師教育学会第27回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.70-71.
  • 中村雅也,2016,「視覚障害者に対する教員養成・教員採用の課題――教員採用試験を点字受験した当事者の語りから」『日本教師教育学会第26回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.64-65.
  • 中村雅也,2015,「在職中に視覚障害となった教師の復職過程」『日本教師教育学会第25回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.170-171.
  • 中村雅也,2014,「日本の視覚障害教師――サポート体制・障害の経験と意味づけ」『<International Forum> 2014 Disability Studies Forum』Disability Studies Forum,pp.43-54(日本語):pp.53-69(韓国語).
  • 中村雅也,2014,「障害のある教師のナラティブにみる障害の意味づけ」『日本教師教育学会第24回研究大会発表要旨集録』日本教師教育学会,pp.60-61.
  • 中村雅也,2014,「障害者教師に対する有効な人的サポート体制の検討――視覚障害教師の事例を手掛かりに」『「日韓研究交流活動2013」報告書』立命館大学生存学研究センター,pp.142-143.
  • 中村雅也・Juang Sunanto・柿沢敏文・中田英雄,1992,「白杖による長さの弁別」『日本特殊教育学会第30回大会発表論文集』日本特殊教育学会,pp.20-21.
  • 柿沢敏文・中村雅也・中田英雄,1991,「照度低下条件における網膜色素変性症の歩行」『第17回感覚代行シンポジウム発表論文集』感覚代行研究会,pp.75-78.
  • 柿沢敏文・中村雅也・中田英雄,1991,「網膜色素変性症の読みに及ぼす照度の影響」『第17回感覚代行シンポジウム発表論文集』感覚代行研究会,pp.79-83.

◇学術雑誌等又は商業誌における解説、総説

【査読無】


◇その他


◇国際会議における発表

【口頭発表・査読無】

  • ○中村雅也,「日本の視覚障害教師――サポート体制・障害の経験と意味づけ」,2014 Korea Japan Disability Studies Forum,E_room Center,Seoul,Korea,November,2014.

【ポスター発表・査読有】

  • ○NAKAMURA Masaya, 'Task Support Theory for Work of Persons with Disabilities', 2019 East Asia Disability Studies Forum, Wuhan Zhongnan Garden Hotel, Wuhan, China, October, 2019. [PDF]
  • ○Masaya NAKAMURA, 'Work Support for Educators with a Visual Disability', 2018 East Asia Disability Studies Forum, National Taiwan University, Taipei, Taiwan, October, 2018.

【ポスター発表・査読無】

  • ○中村雅也,「障害者教師に対する有効な人的サポート体制の検討――視覚障害教師の事例を手掛かりに」,2013 Korea Japan Disability Studies Forum,Kinugasa Campus,Ritsumeikan University,Kyoto,Japan,November,2013.

◇国内学会・シンポジウム等における発表

【一般発表・査読有】


【口頭発表・査読無】

  • ○中村雅也,「韓国の障害教員雇用政策」,日本教師教育学会第31回研究大会,オンライン開催(筑波大学),10月・2021年.
  • ○中村雅也,「車いす使用の学校教師の困難と支援」,日本教師教育学会第30回研究大会,オンライン開催(明治大学),9月・2020年.
  • ○中村雅也,「視覚障害のある教員の学級担任業務に対する支援」,日本教師教育学会第29回研究大会,岡山大学(岡山県),9月・2019年.
  • ○中村雅也,「視覚障害のある教員に対する労働支援――学習指導に関する有効な支援システムの検討」,日本教師教育学会第28回研究大会,東京学芸大学(東京都),9月・2018年.
  • ○中村雅也,「障害のある教員に対する雇用政策の歴史と現状」,日本教師教育学会第27回研究大会,奈良教育大学(奈良県),9月・2017年.
  • ○中村雅也,公開シンポ「障害 × 学校教員――教職を多様性にひらく」シンポジスト,東京大学本郷キャンパス(東京都),6月・2017年.
  • ○中村雅也,「視覚障害者に対する教員養成・教員採用の課題――教員採用試験を点字受験した当事者の語りから」,日本教師教育学会第26回研究大会,帝京大学(東京都),9月・2016年.
  • ○中村雅也,「在職中に視覚障害となった教師の復職過程」,日本教師教育学会第25回研究大会,信州大学(長野県),9月・2015年.
  • ○中村雅也,「在職中に視覚障害となった教師の復職経路――TEAによる経路の描出と復職促進要因・復職阻害要因の検討」,TEA研究会@京都,キャンパスプラザ京都(京都府),9月・2015年.
  • ○中村雅也,「視覚障害教師のライフストーリー」,第44回関西インクルーシブ教育研究会,龍谷大学大宮キャンパス(京都府),11月・2014年.
  • ○中村雅也,「障害のある教師のナラティブにみる障害の意味づけ」,日本教師教育学会第24回研究大会,玉川大学(東京都),9月・2014年.
  • 中村雅也・○Juang Sunanto・柿沢敏文・中田英雄,「白杖による長さの弁別」,日本特殊教育学会第30回大会,視覚障害110,東北大学(宮城県),9月・1992年.
  • ○柿沢敏文・中村雅也・中田英雄,「照度低下条件における網膜色素変性症の歩行」,第17回感覚代行シンポジウム,講演番号14,持田製薬(株)2階ルークホール(東京都),12月・1991年.
  • 柿沢敏文・○中村雅也・中田英雄,「網膜色素変性症の読みに及ぼす照度の影響」,第17回感覚代行シンポジウム,講演番号15,持田製薬(株)2階ルークホール(東京都),12月・1991年.

【ポスター発表・査読無】

  • ○イム・ドクヨン/○中村雅也/○梁陽日/大野光明/○北村健太郎,「マイノリティと公教育」,立命館大学人間科学研究所年次総会(兼「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」プロジェクト公開研究会),立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム(京都府),1月・2015年.

◇その他

【メディア】


【講演等】


【受賞等】

  • 平成27年度大阪スポーツ賞優秀選手賞,大阪府教育委員会,2015年9月19日.
  • 平成26年東大阪市文化・スポーツ賞,東大阪市教育委員会,2014年11月3日.
  • 平成26年度大阪スポーツ賞優秀選手賞,大阪府教育委員会,2014年10月4日.
  • 平成25年東大阪市文化・スポーツ賞,東大阪市教育委員会,2013年11月3日.
  • 平成25年度大阪スポーツ賞優秀選手賞,大阪府教育委員会,2013年9月21日.

■資格等

  • 小学校教諭免許状 中学校教諭免許状(国語) 高等学校教諭免許状(国語)
  • 盲学校教諭免許状 聾学校教諭免許状 養護学校教諭免許状
  • 財団法人日本体育協会公認体力テスト判定員 財団法人日本身体障害者スポーツ協会公認身体障害者スポーツ指導員

■略歴

  • 1989.3 京都教育大学教育学部国語国文学科卒業
  • 1989.4 大阪府立八尾南高等学校非常勤講師(国語科)
  • 1991.4 筑波大学第二学群人間学類聴講生
  • 1992.4 徳島県立盲学校(中学部・高等部)教諭
  • 1996.4 徳島県立板野養護学校(小学部)教諭
  • 2000.4 徳島県立盲学校(幼稚部)教諭
  • 2003.4 奈良県立七条養護学校(高等部)教諭
  • 2005.4 奈良県立盲学校(高等部)教諭
  • 2009.4 立命館大学大学院先端総合学術研究科
  • 2017.4 日本学術振興会特別研究員(DC2)
  • 2020.3 立命館大学大学院先端総合学術研究科修了 博士(学術)
  • 2020.4 日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 2020.6 立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員
  • 2023.4 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員
  • 2023.4 東京大学先端科学技術研究センター連携研究員

■E-mail

  • masaya-n(アットマーク)fc.ritsumei.ac.jp
  •  *(アットマーク)→@

■arsvi内関連ページ

◆中村雅也,2013,「視覚障害教師たちのライフストーリー」、2012年度立命館大学大学院先端総合学術研究科博士予備論文.
 ◇はじめに ――素朴で実用的な目的
 ◇序章 目的と方法 ――なぜ視覚障害教師のライフストーリーなのか
 ◇第1章 楠敏雄先生のライフストーリー
 ◇第2章 三宅勝先生のライフストーリー
 ◇第3章 長井仁先生のライフストーリー
 ◇第4章 松田祥男先生のライフストーリー
 ◇第6章 山口通先生のライフストーリー
 ◇終章 まとめと考察
 ◇引用・参考文献
◆中村雅也・佐藤幹夫,20210104,「インタビュー@ 三戸教諭通勤問題と支援システム」
◆中村雅也・佐藤幹夫,20210104,「インタビューA 障害教師の教育効果と支援は別問題」
◆中村雅也・佐藤幹夫,20210104,「インタビューB 障害教師としての経験」
◆中村雅也・佐藤幹夫,20210104,「インタビューC 障害教師研究の展望」
◆中村 雅也,20200919,「「専門的職業に従事する障害者の労働支援――「業務支援理論」による人的支援体制の構築」
◆中村 雅也,201407,「楠敏雄氏と障害者解放という思想」
◆中村 雅也,2014,「障害者教師研究を拓きたい――中途失明教師の大学院生活」『リハビリテーション』鉄道身障者福祉協会,2014年7月号(NO.565),pp.17-20.
◆中村 雅也,198901,「『千年の愉楽』にみる物語の構造と生成」
◆中村 雅也,2012,「利便性・安全性を高める駅構内放送のための実態調査」
◆中村 雅也,20241025-26,「教員採用試験における合理的配慮――視覚障害者の場合」障害学国際セミナー2024,於:台北(台湾)
◆中村 雅也・ユ ジンギョン 20231027-28 "Comparison of Employment Policies regarding Teachers with Disabilities in Japan and South Korea", 障害学国際セミナー2023,於:イルムセンター(韓国ソウル市) [txt]
◆立岩真也,2023,「働く本・1のために」
◆立岩真也,2021,「障害者と/の労働について:覚書」
◆立岩真也,20200424,「メモ」
◆立岩真也,20131122,「障害者差別禁止の限界と可能性」
◆永村実子、立岩真也・尾上浩二・岸田典子,20201127,「永村実子氏インタビュー・3」
◆立命館大学生存学研究所・先端研院生プロジェクト「障害者と労働」研究会,20210113,シンポジウム「障害者権利条約と労働・雇用をめぐる日本、アジア、世界の状況」張万洪教授集中講義3日目特設イベント
◆羽田野 真帆・照山 絢子・松波 めぐみ編,201802,『障害のある先生たち――「障害」と「教員」が交錯する場所で』
◆舩後靖彦,20210316,「障害のある教職員に関する質問」
「立命館大学先端総合学術研究科博士号取得者一覧――とくに立岩真也の関係」
◆日本経済新聞,20210902,「失明の元教師、研究の道へ 障害者支える社会を探求」
◆佐藤幹夫,20210222,「“教育”はどこへ届くのか 第30回 少しずつ始まっている『障害のある先生』への働き方支援」
◆ラジオ大阪,20201208,「話の目薬ミュージックソン 東京大学先端科学技術研究センター 中村雅也『障害教師論――インクルーシブ教育と教師支援の新たな射程』」
◆点字毎日,20200426,「一歩踏み出す 障害教師論を研究」
◆日本教職員組合,20181110,「障害のある教職員ネットワーク 第5回全国集会」
◆朝日新聞,19990820,「視覚障害のある教師らがシンポ 22日、徳島で開催」


■言及

◆立岩真也,2023,「働く本・1のために」
■補う方法
 介助を要するということがある。一人に対して介助する一人で多くの場合よい――そういうあり方を支持してきたのでもある――のだが、いつでもそうなのではないということだ。〜中村雅也の研究がその辺りを明らかにしている。
 「そのうち書かれるだろう博士論文はその人たちの教員人生をたんたんと綴るといったものになるだろうか。基本それでよいと(私は)思うが、中村のものを読んでいて、そこにはおもしろい論点が幾つかもあると思った。例えば「介助」とか「支援」といったものをどのようにするのか。「典型的な」身体障害の人の場合には、一人の人に一人がついていて、用のある時に介助するということになる。ただ中村の論文を読むと、そういうやり方より別のやり方がよいことがあることがわかる。つまり、教員たちの仕事にすこし余裕をもたせておくと、例えば採点であるとか、やってほしいことをやってもらう、中学や高校のように教科別になっている場合はその集団の中で、やりくりした方がかえってうまくいくことがあるようだ。そのように書かれるとそうかもしれない、それも不思議なことでないと私たちも思うのだが、書かれないと、実際にその場にいない人にはわからない。そんなことをわからせることは大切なことだと思う。」([20160331]、「身体の現代」計画補足・297に引用)
 博士論文は書かれ、そして書籍となった(中村[])。別のやり方でよい。すくなくともいくつかの方法がある。それを使えばよい。どのように制度に載せるかという問題は残るにしても。

◆日本経済新聞,20210902,「失明の元教師、研究の道へ 障害者支える社会を探求」
東京大学先端科学技術研究センター研究員の中村雅也さん(56)は、障害のある教員の視座から教育を問い直す「障害教師論」という学問領域を切り開いた。

◆立岩真也,2021,「障害者と/の労働について:覚書」
◆[mlst-ars-vive: 20500] 障害者と労働
 2020/04/21 20:24, 立岩真也 wrote:

本日の懇話会?で話題になった(にした)頁。
http://www.arsvi.com/d/w0105.htm
中村(雅)さん岸田さん駒澤さん澤岡さん栗川さん
そしてドイツからシェーファーさんなど、新しく研究する人も現れてきて
研究も進み頁も増補されるだろうと。

こういう増補が止まっている頁山ほどあります。
自身の関心あるところでやっていただけますとありがたいです。

◆舩後靖彦,20210316,「障害のある教職員に関する質問」
日本学術振興会特別研究員、東京大学先端科学技術センター所属の中村雅也さんは、著書の「障害教師論」の中で、私は、障害教員の当事者団体である全国視覚障害教師の会、ノーマライゼーション・教育ネットワーク、日本教職員組合障害のある教職員ネットワークなどの集会において、障害教員が学級担任を希望しても実現されないという当事者の訴えを度々耳にしてきた、他方、障害教員への配慮として担任を免除しているという教育委員会が六割以上あった、障害教員の担任業務に対する配慮は免除だけではないはずだ、適切な支援を受けて担任業務を遂行する方策も探られなければならないとしています。

◆佐藤幹夫,20210222,「“教育”はどこへ届くのか 第30回 少しずつ始まっている『障害のある先生』への働き方支援」
[…] 中村さんは「三戸さんのおっしゃっていることや佐藤さんの書かれていることを読んで、一番言いたいことを話してもいいですか」と前置きをして、次のようなことを話し始めました。少しばかり微妙な話題になります。
 「障害のある教師の問題で一番混同させてはいけない、とぼくが感じていることは、障害のある教師の教育的効果という問題と、障害のある教師を支援しなければいけないという問題とを、同じ次元で語ってはいけないということなのです。 […]

◆立命館大学生存学研究所・先端研院生プロジェクト「障害者と労働」研究会,20210113,シンポジウム「障害者権利条約と労働・雇用をめぐる日本、アジア、世界の状況」張万洪教授集中講義3日目特設イベント
 障害者雇用における異別処遇、支援のあり方については、中村雅也が視覚障害教員への調査をおこない、研究を進めている。視覚障害教員においても「他の教員と同等の授業時数を担当することが過剰な負担となることがある。授業時数軽減は適切な職務配慮だといえるが、軽減分の補填をどのように行うかが問題となる。」(中村, 2020, p128)と述べており,「健康な障害者」に分類されやすい視覚障害者においても仕事分担の軽減の必要性が指摘されている。ここでも「軽減労働」の必要性は述べられているものの、労働を軽減した場合の賃金等の待遇をどうすべきかについては言及されていない。

◆ラジオ大阪,20201208,「話の目薬ミュージックソン 東京大学先端科学技術研究センター 中村雅也『障害教師論――インクルーシブ教育と教師支援の新たな射程』」
原田:さあ今日は電話でゲストに出ていただける方、これからご紹介して参りたいと思います。日本学術振興会特別研究員、東京大学先端科学技術研究センターにいらっしゃいます中村雅也さんと電話が繋がっております。実はこの中村さんは目がご不自由でいらっしゃいまして。でね、本をお書きになっていらっしゃるんですが、『障害教師論』、この「障害」ってのは障害を持つ障害なんですが、一生涯という意味じゃなくって。『障害教師論―インクルーシブ教育と教師支援の新たな射程』と、こういう著書をお持ちでいらっしゃるんですけれども。この『障害教師論』って一体何なのかと、どういうことでこういう本をお書きになったのか、などなど、電話を繋いでお伺いしていきたいと思っております。 […]

◆永村実子、立岩真也・尾上浩二・岸田典子,20201127,「永村実子氏インタビュー・3」
立岩:うち、視覚障害多いわー。10人ぐらいいたんちゃう?
 今、現役は岸田さんと栗川さんかな。出た人では、九州の大学で教えている韓〔星民〕さんっていうのがいて。中村雅也さん。植村さんって今は国会図書館に務めていて。で、修士課程出た人もいるし、とか。視覚障害。意外とね、なんか意外っちゃ意外で、まあそうなんですけど、聴覚障害の人は少ないですよね。肢体不自由と視覚障害多い。で、発達障害、精神障害もこのごろ多いっていう感じですね。聴覚障害は今のところ、研究した人はいるけど、ほんまの聴覚障害の人はいない。

◆点字毎日,20200426,「一歩踏み出す 障害教師論を研究」
視力の低下で、逃げるように教師を辞めた。天職だと思っていたのに。そのわだかまりは、障害のある教師を切り口に既存の教育を問い直す「障害教師論」という新しい学問の研究につながった。中村雅也さん(55、全盲)は、東京大学先端科学技術研究センターの研究員として新たな生活を始めた。【山縣章子】

◆日本教職員組合,20181110,「障害のある教職員ネットワーク 第5回全国集会」
昨年の第4回全国集会では、「障害のある教員に関わる政策の歴史と現状」のテーマで先端研院生(日本学術振興会特別研究員)の中村雅也さんから講演していただきました。

◆立岩真也,20131122,「障害者差別禁止の限界と可能性」
★02 こちらの大学院では中村雅也が視覚障害をもつ教師たちに対する聞き取り調査による研究を進めている(論文に中村[2013])。それによれば、教師たちの場合、個別の援助者が付くよりも、同僚の、そして中学校・高等学校など科目別に担当の教師が配置される場合には同じ科目を担当する同僚教員の支援が有効であることがあるという。とすればこの場合には、当該の科目について担当教員をいくらか多めに配置する(ための予算を支出する)といった方法が有効であるということになる。

◆朝日新聞,19990820,「視覚障害のある教師らがシンポ 22日、徳島で開催」
県内でただ一人の会員で、視野狭さく障害がある板野養護学校教諭の中村雅也さん(三四)は、シンポジウムについて、「障害があっても工夫と職場環境が整えば、教師は続けられる。こういう取り組みをしていることを多くの人に知ってほしい。一般の人もぜひ出席して理解を深めてほしい」と話している。



UP:20130722 REV:20140830, 0901, 0909, 0918, 1011, 20151005, 1012, 20160730, 20170623, 0624, 1119, 20190311, 20190916, 1017, 20200407, 0706, 1009, 1010, 20210420, 20210430, 0503, 0825, 0909, 1009, 20220509, 0527, 20230406, 20250421, 0507, 0514([250421-0514]中井 良平
障害者と労働  ◇博士号取得者  ◇WHO