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加藤 春樹

かとう はるき


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last update:20210204


■論文

◆加藤春樹,1998,「シカゴ,ボストンにおける精神障害者リハビリテーション・セミナーの報告――リカヴァリーとconsumer/provoderを中心に」『人間福祉研究』1: 107-115.
p. 4
わが国では「社会復帰」「企業就労」などの表現をもって,あたかもリハビリテーション・ゴール/効果であるかのように言い習わされているが,これらは社会的外圧が当事者をして謂わしめるもの,換言すると社会適応の外的強制を当事者が自らの中に歴史的文脈として取 り込まざるを得なかったことを示すものである。

p. 5
Anthony は本セミナーでリカヴァリ ーのコンセプトを「患者・家族の現実生活で語られ書かれたものから検討され,浮上してきたものであって,ある人の態度・価値・目標・技能・役割 の変化の,固有な過程であり,極めて属人的なものとして表現される」とし,さらに「それは 病の帰結として常に限界設定のある生活を満足と希望に満ちた生活への歩みに変えることに 寄与する」ものとアピールする (Anthony:1993).即ちリ カヴァリ ーは優れて個人的主体的なものであり,主観的要素を含む。しかしそれは現実から遊離した観念的回復像ではない。リカ ヴァリーはそれを当 者自ら想するためのトレーニング・モジュールを持っている(Farkas:1996)。




*作成:伊東香純
UP:20210204 REV:
精神障害/精神医療 障害者と労働  ◇障害学  ◇WHO
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