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『自由の平等――簡単で別な姿の世界 第2版』

立岩 真也 2023 筑摩書房,ちくま学芸文庫(予定)




※2014年に第2版刊行予定です。疑問点、加えるべき点、文献など、立岩(TAE01303@nifty.ne.jp)までお知らせください(2014.12)。遅れます。まずは下記の初版本ファイルでご覧ください(2016.10)。
※→2020年に書きます(2020.1)。→2023年になりました(2023.1)

※初版本は、一つにはテキストファイル+HTMLファイル、300円で購入できます→http://gum.co/Efkl(cf.「販売します」)。本文はこの電子書籍、註については第2版・註、と併用していただくのがよいと思います。
※あるいは[amazon]のマーケットプレース等でお求めください。マーケットプレイスでの新品は9061円(2023.01)
・あるいは手元にある初版本、2900円+送料でお送りします(あと1冊)→御注文→なくなっています(2020.1)。


第2版・註(作成開始)
第2版・文献表(作成中)

◇立岩 真也 2004/01/14 『自由の平等――簡単で別な姿の世界』岩波書店,349+41p. ISBN:4000233874 3255 [amazon][kinokuniya]

自由の平等

■立岩 真也 2018/05/05 『人間の条件――そんなものない 増補新版』,新曜社,432p. ISBN-10: 4788515644 ISBN-13: 978-4788515642 [amazon][kinokuniya] 
 より

□簡単で別な姿の世界、を歌えないなら、字を書く(2010)
 「一人で書いた三つめの本の副題が「簡単で別な姿の世界」という(二〇〇四年)。本題は『自由の平等』というすごくべたな題なのだが、その表紙はひと工夫したつもりで、この二つの題を『自由の平等――簡単で別な姿の世界』と普通にならべて読むこともできるのだが、「自由の簡単な姿」「平等で別の世界」と読むこともできる。
 そんなことを考えていて、書いている。」

□本の紹介(2018)
 「これからこの社会はこういうことでいきましょう、といったことを私が列挙しているのは、『自由の平等』と、稲葉さんとの対談をまとめた『所有と国家のゆくえ』。それらに並べた一つひとつの項目について、考えて書いていこうと思っている。
 […]
 『自由の平等』。これも、これがわかりにくいなどと言われると困ってしまう本。各章を順番にでなくてもよく、何ページかでも順番通りに読んでもらえば、はしごを外したような場所はないはずだから読んでもらえればわかるはず。忘れていたのだが、第五章は「機会の平等のリベラリズムの限界」だった。本書VII「「機会の平等」というお話がいけてない話」(167ページ〜)がもう少し詳しく書いてあるはず。」
 […]
 私のこれからのつもりについて簡単に。「本の紹介」にあげた『自由の平等』『ALS』は第二版を用意したいと思っている。二〇〇五年から『現代思想』での連載を続けさせてもらっていて、そこから七冊ほどの本ができたが、まだ半分以上は本になっていない。そこで「生の現代のために」という続きものをここしばらくしていた、それとその後に書いている部分とを、理論篇・歴史篇(の1)という具合に仕立てなおして、まず二〇一八年に二冊の本にする。」


■目次


目次

序章 世界の別の顔
  書かれていること
   自由による自由の剥奪
   嫉妬という非難の暗さ
   存在の肯定が肯定する
  書かれていること・2
   価値を問わないという価値を採らない
   機会の平等を第一に置かない
   世界にあるものの配置
  この本では述べないこと
   分配する最小国家?
   不足・枯渇という虚言
   生産の政治の拒否
   労働の分割
   生産・生産財の分配
   持続させ拒んでいるもの
   国境が制約する
   分配されないものの/ための分配

第1章 自由による自由の剥奪――批判の批判・1
 1 「自由主義」による自由の剥奪
  1 自由による自由の剥奪
  2 所有の規則はそれを正当化しない
  3 妨げられない自由/行なう自由?
  4 自然の状態/制度による制約という区別、ではない
 2 ゲームから答はでない
  1 ゲームにならない
  2 結果を正当化できない
  3 役に立つことはある
 3 迷惑をかけない限り勝手であるという説の検討
  1 「自然な感じ」?
  2 危害を加えない?
  3 身体の自由と所有の自由
 4 もっともっともな論
  1 帰属・表出
  2 努力・苦労
  3 寄与・貢献

第2章 嫉妬という非難の暗さ――批判の批判・2
 1 つまり羨ましいのだと言われる
  1 まじめにとりあうこともないかもしれないが
  2 それでも言っておくべきこと=この章の概要
 2 批判の批判・2――嫉妬でしかない、について
  1 私ができることの否定の限界
  2 だが私ができることのよさは自明ではない
  3 私とできることをつなげてしまうもの
  4 切り離し、私のためにできることがあるとする
  5 できることもつことを肯定し分配を肯定する
  6 他人ができることはよいことになる
 3 さらに言われうることについて
  1 他者を低めること?・際限がないこと?
  2 固有性・多様性の破壊?
  3 むしろ批判は自らを否定する
  4 立場

第3章 「根拠」について  
 1 「根拠」という問い 
  1 「根拠」という問い 
  2 人間性を置くことについて
  3 答に与えられる条件
 2 私の存在と他者の存在
  1 私のために、から届く
  2 「利他」
 3 普遍/権利/強制
  1 普遍性・距離
  2 権利と義務・強制への同意
  3 中途半端さとつきあうこと

第4章 価値を迂回しない 155
 1 回避
  1 何を置くかという問題の問題
  2 人により異なる→効用の平等→安価な/高価な嗜好
  3 だから客観的なものを、という解でよいか?
 2 回避しない
  1 多くを要求する人
  2 つつましやかな人
  3 総合評価について
  4 比べること
  5 基準について

第5章 機会の平等のリベラリズムの限界
 1 限界
  1 答えが開く問い
  2 本人/環境の分割という答とその出自
  3 支払い失うものがある
  4 格差はなくならない
 2 代わりに
  1 収め所としての結果の平等
  2 それは過程・機会が大切であることと矛盾しない
  3 そして労働の機会が分配されることが支持される

第6章 世界にあるものの配置 cf.◇名づけ認め分かり語る…
 1 それが留まってしまう場所
  1 そこに起こっていること
  2 決めること・選ぶことという案
 2 もっと普通の答
  1 もっと普通の答
  2 世界にあるものの配置
  3 私との関係、から再び社会の解析

※※テキストファイル版、これまで出たの9冊!!です。あと1冊購入あったら、私自身の便利もあるのでHTML版作ります。そしてテキストファイル版購入してくださった方にお贈りします&第2版刊行されたらまっさきにお知らせし割引価格でお送りします。


UP:20131226 REV:20161008, 20200103, 0229, 20230103, 25
立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa
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