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ここでは出口泰靖についてだけ。『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』
http://www.arsvi.com/ts/2015b2.htm
に再録した本の紹介のうち、出口とそして野口裕二のことを書いたのは2002年の文章。
http://www.arsvi.com/ts/2002007.htm
そこでは「出口には、呆けることについて、どうだわかったか、という本を書いてほしい。」と書いた。それから随分の時間が経ったのだが、今年出口の本が出た。『あなたを「認知症」と呼ぶ前に――〈かわし合う〉私とあなたのフィールドワーク』。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4865000585
フェイスブックに載せているこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20162269.htm
にもある。
「■リプライの前に・1
[…]
この本の第U部補章3は「ブックガイド」になっている。単純に知られてよい本がいろいろとあるが、それらの知られようがまだらになっているというかずいぶんむらがあるように思う。例えば社会学をやっているならゴッフマンを知らない人はいないと思うが、小沢勲だとどうなのか、とか。知られているものにしても、それをどう読むかということがある。『アサイラム』はあまり言及されない第4論文がいいんじゃないかとか、あるいは『PTSDの文化人類学』(アラン・ヤング)といった妙な本をどう読むか、とか。出口泰靖・野口裕二・天田城介といった社会学者たちも出てくるのだが、それは、社会学がこれから何をしていくか、(私は)何をしてほしいかという話にも関わる。本誌は学会誌でもあるから、本書がまずそんな本でもあることをお知らせする。」
→◇病者障害者運動史研究