訪問看護(ステーション)のことを研究している中西京子のページはまだない。中西は看護師・大学の看護学の教員。『生存学』8号の特集が「看護」
http://www.arsvi.com/m/sz008.htm
でそこにも文章を書いている。あげた論文は
http://www.r-gscefs.jp/?p=6234
にある。小谷千明には英語のページ(だけ)がある。
http://www.arsvi.com/w/kc03e.htm
韓国での報告は
http://www.arsvi.com/a/20151130.htm
にある。「自立生活センター」については
http://www.arsvi.com/d/ilc.htm
にすこし。
引用を続けているのは『生存学の企て――障老病異と共に暮らす世界へ』
http://www.arsvi.com/b2010/1603rcav.htm
補章。その「3穴があいているので埋める・塊を作る」より「ケア場」の4。
フェイスブック上のこの文章と同じ文章が
http://www.arsvi.com/ts/20162184.htm
「■3 穴があいているので埋める・塊を作る
■ケア場
[…]
そしてもちろん、経営できていること、経営において有能であることと、ものを書けることは、いつも相伴うものではない。それでも、なかなかに苦労しつつ、書いている人、書き始めている人がいる。その仕事がうまくいけば、知られてよく使われてよい制度がどうしたらもっと普通に使えるようになるか、この仕事をするところが増え普通に経営していけるようになるのか、それがわかるはずだ。そして、そうした事業と例えば訪問看護はどんな具合に仕事を分けたり、いっしょにやったりしていくのか。訪問看護を担うことによって新たに背負うことになった看護師の責任の問題を扱った論文(中西[2016])から研究を始めた中西京子の研究が寄与するところもあるだろう。
それはまずは個々の組織についての研究となる。大きなお金を誰か教員がとってこないかぎり大がかりな調査は困難だ。そんなタイプの研究をする教員は今のところいない。ただ米国の大学院に長くいた小谷千明が、その国の組織、そして日本の組織(全国自立生活センター協議会=JIL)との協力関係のもとに多くの組織を対象とする調査を行なってきていて、その結果を使うことができる――そのデータを用いた北京での報告としてKotani[2015])。こうした多様な人たちが同じ組織に所属しなければならないということは、もちろんまったくないのだが、その場やそこにいる教員他の人が間をつないで生産力を上げることができることもある。」