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(「人口減少社会」についてのコメント)

立岩 真也 2006/01/16 『AERA』19-2(2006-01-16):73*
*編集部 平岡妙子・木村恵子・坂井浩和「人口減少社会の歩き方」pp.70-73
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7144.shtml


◆2005/12/26 取材依頼→返信

----- Original Message -----
From: "立岩真也"
To: [略]
Sent: Monday, December 26, 2005 11:02 PM
Subject: Re: 突然メールで失礼します/アエラ・[略]


> アエラ・[略] 様
>
> メイルいただきました。立岩です。
>
> 少子化のことについては
> http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/p002.htm
> にもありますが
> http://www.arsvi.com/0w/ts01/1997r02.htm
> http://www.arsvi.com/0w/ts02/2001063.htm
> など。あと
> http://www.arsvi.com/0w/ts02/2004b1.htm#032
> などでもすこし。
> そこに書いたようなことを思っています。
> あらたに言うべきことはいまそうないので、
> 上記の文章の文言をそのまま使っていただいて
> かまいません。
>
> 年末・正月は京都におります。
>
> 立岩 真也

◆2006/01/04 電話取材

◆2006/01/05

 *編集部よりの案

『弱くある自由へ』などの著書がある立岩真也・立命館大大学院教授(社会学)は言う。 「環境や交通渋滞など、狭い国土の日本では人がいすぎることで起きている厄介な問題の方が多い。それなのに、『少子高齢化』はいまや問題を語る時の枕詞のように使われ、人口の絶対量が減れば豊かさが減るかのように危機感があおられている。政治家や大きな会社の経営者など、声が大きい人にとっては影響があっても、ほとんど多くの国民にとっては、人口や国力の総量で豊かさは決まらない。無理せずぼちぼちやっていける社会の方がずっと豊かさや幸せに近い。人口減少といってそれほどびびらなければいけない問題はなにもないのです」

  ↓
 *すこし変更

『弱くある自由へ』などの著書がある立岩真也・立命館大大学院教授(社会学)は言う。 「環境や交通渋滞など、狭い国土の日本では人が多くて起きている問題の方が厄介です。それなのに、『少子高齢化』はいまやあらゆる問題を語り始める時の枕詞のように使われ、人口の絶対量が減れば豊かさが減るかのように危機感があおられている。一人当たりどうかと考えたらいいんです。総量が減っても一人分は変わらないもの、むしろ増えるものはたくさんある。人の絶対数の多さは、社員の数を変えず顧客をいくらでも増やせるといった特殊な企業などにしか有利に働きません。人口減少といってびびらなければならないことはなにもないんです。」

  ↓
 *さらにすこし変更(「一人当たり」「一人分」については他の人のコメントにあるので、「声が大きい人…」あたりを入れてくれないかという要請に)

『弱くある自由へ』などの著書がある立岩真也・立命館大大学院教授(社会学)は言う。 「環境や交通渋滞など、狭い国土の日本では人が多くて起きている問題の方が厄介です。それなのに、『少子高齢化』はいまやあらゆる問題を語り始める時の枕詞のように使われ、人口が減れば豊かさが減るかのように危機感があおられている。総量が減っても一人分は変わらないもの、むしろ増えるものはたくさんある。人の数の多さは、数が国力だと思っている人には魅力かもしれないが、社員の数は変えず国内の客はいくらでも増やせるといった特殊な企業などにしか有利に働きません。人口減少といってびびらなければならないことはなにもないんです。」


UP:20051227 http://www.arsvi.com/0w/ts02/2005061.htm REV:20060107
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