『働くことの意味』
橘木俊詔 20091210 ミネルヴァ書房,272p.
last update:20210220
■橘木俊詔(編),2009,『叢書・働くということ@ 働くことの意味』ミネルヴァ書房.[amazon]/[kinokuniya]
■内容紹介
(出版社ホームページより)
労働の意味、仕事意欲、職業倫理、そして余暇……「働くということ」をめぐる多彩な視点からの提言。
人はなぜ働くのか、どのように働けばいいのか。ますます多様化する人間と労働の関係について、古今東西の哲人や偉人の思想を踏まえたうえで、哲学、倫理学、経済学、経営学、心理学、社会学など様々な観点から再評価する。
■目次
はしがき
第T部 人にとって「働く」とはどういうことか
第1章 働くということ―偉人はどう考えたか
第2章 人間にとって労働とは―「働くことは生きること」
第3章 人間にとって余暇とは―「余暇の大切さと日本人の思い」
第4章 仕事意欲―やる気を自己調整する
第U部 働く人を取り巻く諸問題
第5章 職業の倫理―専門職倫理に関する基礎的考察
第6章 21世紀における「よい仕事」とは―企業倫理学からの応答
第7章 ベーシック・インカム―働くということが当たり前ではない時代の生活保障
第8章 ソーシャルファイナンスに見る、これからの「働き方」―育てつつ事業を行う可能性
第9章 経済と倫理―公正でより善い社会のために
人名・事項索引
■引用
p. 32(第2章:杉村芳美)
【1.「なぜ働くのか」の時代】働くこと、また従来型の(終身雇用的な)働き方が当然でも必然でもなくなれば、働く理由が必要になるし、働く動機が存在しなけばならなくなる。より積極的に働くことになるには、より強い意欲が必要になる。今日でも、生活のため、生計のため、カネのためということは理由・動機になりうる。しかし、それだけでは十分な意欲は生み出せない時代である。ニート現象に見られるように、働くことそのものを忌避する層の出現がある。〔中略〕他方では、働くことへの要求の多様化という事実がある。
■書評・紹介
■言及
*更新:伊東香純