『AC(アダルト・チルドレン)からの手紙――私は青空が見たい』
西山 明 19970308 三五館,254p.
■西山 明 19970308 『AC(アダルト・チルドレン)からの手紙――私は青空が見たい』,三五館,254p. ISBN-10: 4883201031 ISBN-13: 978-4883201037 \1575 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
「MARC」データベースより
家族や社会の病を引き受け、家族に傷つけられたアダルト・チルドレン達。前著「アダルト・チルドレン」で彼らの再生への歩みをルポルタージュした著者の元に送られた手紙の主を訪ね、彼らの新たな成長の過程を辿る。
■目次
はじめに
一章 再生
〈私は元オウムの信者です〉
あかりは裕福なだけで見えないルールい縛られた両親から逃げ出し、救いを男に求めた。そしてオウム真理教へ。彼女がやっと行きついたのは、ACという言葉、そして「人は毎日こうやって生きつないでいる」という所在間だった。
二章 成長
母親の不幸な人生を楽しませる道具として生きていたの?と考えるめぐみ。欠落した「抱擁される欲求」を満たすため、テレクラに足を踏み入れ、さらに自分を傷つける。しかし自分を肯定してくれる〈AC〉に触れ、他人にと比べる優越感など不要だという勇気を手に入れるのだった。
三章 解散
暴力をふるう父、子をコントロールする母。自分の存在を否定しつづけ、空想の世界にいきるシズカ。摂食障害で自分を傷つける妹ユメ。それでも、ACであると知ったとき、彼女たちの姉妹の「自分自身からの解放」が始まる。
四章 自由
秋央は四〇歳近い。母親と触れ合った記憶がない。かつて心を燃やした学生運動も、そして結婚も彼の空虚感を埋めることはなかった。しかし『AC』と出会い、「生きたい奴が開き直る!」という自分の答えを生み、ジョン・レノンの『イマジン』を口ずさもう。
五章 「自己申告」の可能性
対談ー作家 赤坂真理さん
AC概念はいまや、多くの人々に共感を持って迎えられている。それでは、ACだと認知したあと、私たちはどうかわるのだろうか。
〈サブ・ネットワーク〉という思想を提示しつつ、AC的な感性を表現する作家・赤坂真理さんと、著者は「ACの可能性」を、さぐる。
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治