『作家と差別語――表現の自由と用語規制のジレンマ』
塩見 鮮一郎 19931210 明石書店,174p.
■塩見 鮮一郎 19931210 『作家と差別語――表現の自由と用語規制のジレンマ』,明石書店,174p. ISBN-10: 475030557X ISBN-13: 978-4750305578 \1325 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
「断筆宣言」以降わきおこった、マスコミの「弱腰」への批判と筒井氏擁護の大合唱。
作家の特権意識の錯覚を指摘し、被差別者の存在と用語規制の持つ意味を明らかにする注目の書。
■目次
序
第1部 てんかん者差別
1 台風の目
2 教科書収録をめぐる攻防
3 てんかんはどう表現されたか
4 筒井康隆の立場
5 局面の転換
6 てんかん協会の「退場」
第2部 禁圧と言いかえ
1 断筆宣言の論法
2 教科書の検閲とマスコミの用語規制
3 作家に特権は与えられたか
4 筒井康隆 VS. マスコミ
5 用語規制はなぜ必要か
6 「言論の不自由」と作家
付録
「近代遊民」の差別性――その一例『坊っちゃん』
差別としての水俣病
跋
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治