『国語辞典にみる女性差別』
ことばと女を考える会 19851215 三一書房,241p.
■ことばと女を考える会 19851215 『国語辞典にみる女性差別』,三一書房,241p. ASIN: B000J6QORI \815 [amazon] ※
■内容
■目次
まえがき
序 問題の原点の章
うまずめ
不妊
見えてくること
問題のありか
辞書を取り上げるわけ
辞書と私たちの間のミゾ
第1部 辞書にみる女性差別の実態
1 男と女の章――悪意のない悪意に満ちた悪意
1 「女」と「男」の問題
「女」の意味
「男」の意味
女の特質・男の特質
辞書執筆の無記名性
2 「らしさ」という規格の限界
「女盛り」「男盛り」
「女らしさ」「男らしさ」
「女好き」「男好き」
3 「男以上の女」を示す表現
4 偏りでつくられた国語辞典
女は愛嬌・男は人格
女をくどく男たち
彼と彼女
弁慶とお春
2 少女から娘への章―性差が舞台に上がるとき
1 女の子は生まれない
少年と少女
息子と娘
好ましい「青年」像
現実を映す国語辞典の世界
2 女が男より大切な場合
3 独身なので
3 婚外の女の章――辞書にみるその生と性
1 結婚しない女たち
2 辞書に現れた男社会
性の商品化
「売春婦」
小説にみる性
「妾」
“いかがわしい”語釈
“わからない”記述
4 婚内の女の章――既成の女性像への反論
1 主婦
名乗ることばとしての「主婦」
「主婦」とは何か
「家事」の現在
「主婦」はどこへ行く
2 妻
妻は刺身のツマ?
夫婦別れのことば
出戻り
出戻りの語釈
ある調査から
「不貞・貞淑・貞節」のゆくえ
「いっけつ」
「節婦」
3 「妻」から「母」へ
「母」と「妻」
「母」の存在=「腹」か?
「母性愛」
5 母の章――母、この神聖なもの
1 母と子をつなぐ鎖
家庭の条件
役割分業の神話
父なき社会・父なき辞書
母は子育て・父は盆栽
母と子の癒着
父は子に遺産を残す
2 性別役割分業残酷物語
錯覚を生む辞書
「生みの母」から体外受精へ
ふくらむ「教育ママ」
単身赴任のおとし穴
子育てに分業はない
6 女のしごとの章――ことばのあるべき姿を求めて
1 女性の職業の現在
「天職」の美名の下に
「女」の一字の意味するもの
「キャリアウーマン」にご用心
2 性役割の流動化
「新しいことば」の必要性
「相互乗り入れ」への変化
3 男と女のワクを超えて
第2部 女性差別のない辞書を求めて
1 あえて言っておきたいこと
1 「ありのままの存在」とは何か
2 「個性」と「偏見」
3 「過去」と「現在」の選択
4 加害者の論理
2 その場しのぎの“変更”――《新明解》の手直しを点検する
3 私たちの試み――新しい語釈の提案
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治