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山口 天音/山口 ひろみ/山口 平明
やまぐち・あまね/やまぐち・ひろみ/やまぐち・へいめい
『そぞろ通信』2002
山口平明発・2003
『そぞろ通信』2003
山口平明発・2004
『そぞろ通信』2004
【「天音堂ギャラリー」堂守そぞろ日誌】
http://www3.diary.ne.jp/user/348493/
◆山口 ヒロミ 19950605 『寝たきり少女の喘嗚(こえ)が聞こえる』,自然食通信社,261p. 2200 ※ ** d
◆山口 平明 19971110 『娘天音(あまね)妻ヒロミ――重い障害をもつこどもと父の在り方』,ジャパンマシニスト社,238p. 1600 ※ ** d
◆山口 平明 著・山口 ヒロミ 銅版画 20000620
『不思議の天音(AMANE)――イノチの際で共に棲まう私たちの日々』
,ジャパンマシニスト社,245p. ISBN-10: 4880491306 ISBN-13: 978-4880491301 1600
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆山口平明さんより
【山口ヒロミ銅版画展の御案内@新潟市】
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★『天音amane』原画展 2003年5月12日(月)〜5月20日(火)★
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脳に重い障害を負って生まれた娘、天音。
片時もそばを離れられない24時間看護の日々の中で、
硬直し曲がりくねった娘の肢体が、
少女の色香を漂わせていることに気づいたころから、
そのあるがままの美しさに魅せられた母、ヒロミさんは、
なまめかしくも奔放な姿態を
ペン画、パステル画、銅版画にと描き続ける。
生きるすべてを奪われながらも内側から溢れ出す
生への強靱な意思までをも深い眼差しとともに感受、
普遍の輝きを放つ表現へと昇華させた作品に接した作家、
松下竜一さんは「さながらシャガールの絵を想わせる」と評した。
今回の企画展では、画文集『天音』所載の
銅版画を中心に30点ほどを展示。
19歳と4か月で逝った天音さんとの濃密な歳月がたっぷりつまった
“天音ワールド”にぜひお越しくださいますよう。
(自然食通信社代表 横山豊子)
■ 2003年5月12日(月)〜5月20日(火)
新潟絵屋 午前11時〜午後6時 無料
新潟市並木町2386 TEL&FAX 025-222-6888
地図 http://www.hanga-cobo.jp/eya/eya04.htm
HP http://www.hanga-cobo.jp/eya/
■ 5月17日(土)午後2時から
★山口ヒロミさんのトークがあります。
聞き手 大倉宏(美術評論家)
会場:新潟市美術館講堂 新潟市西大畑町5191-9
資料代 500円 ※直接会場へお越し下さい。
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★さて、新潟に《天音》が参るまであと五日です。
わが画伯は、新作の額装やら荷造りにおおわらわ。
作品は画文集『天音』を中心に33点と、卓上に置けるような
小品も別に用意しています。
本人は5月16日から19日まで滞在予定です(小生は不参)。
転載転送OKですので、北陸新潟方面のお友だちに
お知らせくだされば幸いです。2003-5-7 (平明)
◆山口平明さんより
【親愛なるあなたへ】
夏、どこかへ旅をなさいましたか。
秋、神戸で、「そぞろ通信」読者オフ会はいかがでしょう。
二〇〇〇年[平成十二]十月十六日。天音が亡くなり二年。
画展の案内[天音三回忌抱擁]です。 へいめい灰。
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●イノチの天音<山口ヒロミ銅版画展>@神戸平野市場
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★>>>大震災にも耐えた市場迷宮に天音登場<<<
【山口ヒロミ銅版画展のご案内】神戸・平野市場「侑香」yukaにて、没
後二年、天音の面影を母・ヒロミが描いた銅版画に偲びたいと思います。
ぜひぜひご覧いただきたく案内いたします。また母・ヒロミ、父・平明
とそれぞれに歓談願えれば幸甚です。ランチか軽く晩めしかねて神戸で
一献なんて向きは平明まで電話ください[06-6543-0135 FAX兼用]
☆2002年10月12日[土]〜26日[土] 日曜日[13日及び20日]休み
連日11:00am〜6:00pm
☆いちばぎゃらりぃ「侑香」 平野市場の布団屋さんの2階です
神戸市兵庫区下祇園町26-5 ふかみ商店2階 078-361-5055
三宮そごう前、JR神戸、高速神戸から市バス7系統「平野]停
留所下車すぐ。神戸駅か地下鉄大倉山から有馬道を徒歩カナリ。
◎絵はもちろんサイン本や好評の絵葉書も販売いたしますm(__)m
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★この画展のお知らせは「そぞろ通信」8月号[8/15配信]にも掲載、重
複ご海容にお願いします。あなたさまのお便りをこころよりお待ち申し
ております。周りの方へもよろしくお伝えください。転載転送歓迎。
山○平明 大阪市 fax&tel 06-6543-0135 [夜OK、零時まで]
amanetant81@hotmail.com
★また田中宇氏のパレスチナ報告【続き】ご希望のかたは上記アドレス
までメールください。最新8/28分をお送りします。では。
以下、山口平明さんより
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山口ヒロミ出品【朝日カルチャー教室展】6/20木〜6/25火@大阪心斎橋
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□6/25〜6/25 午前11時〜午後7時(ただし最終日午後5時まで)
□ギャラリー「ピクチャー」 電話06・6211・8099
大阪市中央区東心斎橋2の8の26 都ファッションビル3階(地下鉄御堂
筋線・心斎橋駅下車2分)御堂筋から東へ二筋・東心斎橋筋(南北)と周
防町通(東西)の交差点の南東角のビルの3階
5月・大阪豊中市、6月・岡山牛窓と、山口ヒロミの銅版画展が続きまし
た。『イノチの天音』に所収の「月の床」「トライアングル」の二点の原画
を、通っている教室の仲間とともに毎年恒例の銅版画教室展に出品します。
といっても週一回の教室を、このところお休みがちのヒロミ画伯です。
豊中、牛窓にも展示した作品、カラー銅版画の原画を間近でご覧ください。
また絵をお求めくださる方は、画家に直接お電話ください。06-6543-0135
画廊に来られるとき、お電話いただくと嬉しいです。「そぞろ通信」のオフ
会でもやりましょ。画伯に代わりコンパニオンしますです。ギャラリーから
拙宅は徒歩ホ15分、いざ。 [2002-6-17痩身]山○平明
◆『イノチの天音』
《『イノチの天音』によせて 山田太一
神話を読んだような――などというと平明さんは「気色悪い」と
いうでしょう。でも、お二人が日常の言葉で気取りなく事実を語ろ
うとしても、天音さんの重さが本に深さを刻んでしまうのだと思
う。
ヒロミさんが、天音さんを描き続けたのも、なにか大いなるもの
の意志を感じてしまいます。なにより天音さんは、ヒロミさんの絵
の中で生きています。
若くして亡くなった人のことは、生き残った人が、あの手この手
で憶えていてあげなくては――。天音さんの無言、大きな瞳、少女
の香り、短い生涯が語るものを聞こうとしなくては――と、シンと
した気持ちになっています。》
すべていわれてしまったなあ。でも気をとりなおし平明の序文を
次にだしておきます。段落ごとに1行空けてます。
《はじめに・・・・・・・
障害の子をもつ夫婦のやりとりを本にしました
「死児の齢を数える」ということわざがあります。死んでしまった
わが子が生きていたら今年いくつになるのかなあ、などと取り返し
ようもない過去のことについて愚痴をこぼす、という意味とか。私
たち夫婦の一人っ子である娘の天音が亡くなって一年がたとうとし
ています。娘は去年一〇月一六日に二八日間の入院期間をへて、一
九歳四カ月で亡くなりました。「生きていれば」今年六月、二〇歳
になるはずでした。
出産時の医療ミスによる酸素欠乏から、脳に大きな損傷をこうむ
った天音は、いわゆる在宅の重症心身障害児ですが、まったくとい
っていいほど病院にいかず、施設にもいれず、ずっと家で暮らして
きました。
しばしば呼吸不全におちいり、とっさにほどこす母や父の人工呼
吸で息を吹き返すのでした。睡眠時間も少なくて言葉もなく、食物
も液状にして哺乳ビンでとり、首も座らず寝たきりなので、目覚め
ているときはずっと抱っこでした。横にすると怒り「抱っこして」
と泣くのです。オシメをつけて、ウンチは浣腸でだします。
こんなたいへんなこどもですが、私たち夫婦は、泣きわめくこの
子の脇でよくまあ口論をしました。妻と夫が向き合って、生き方、
稼ぎ方、男女の役割、家族のあり方、ときにお互いの癖や性格まで
もが争点となりました。
娘のイノチをたもつことは暗黙のうちに努めながら、それでなく
とも平穏じゃない逃げ場なき家のなかで、壮絶なやりとりと果てる
ことなき葛藤をつづけたのでした。そんな私たち二人のやりとりを
エッセイという形で、季刊雑誌「ちいさい・おおきい・よわい・つ
よい」(ジャパンマシニスト社)に一九九六年五月から五年ちかく
連載させてもらいました。夫婦プラス天音の共棲の記録です。本書
は、この連載を天音の一周忌に合わせて刊行したものです。
(天音の父でヒロミの夫・山口平明)》
●出版記念原画展『イノチの天音』山口ヒロミ銅版画の世界/東京
++++++++++++++++++++++
10月19日(金)〜31日(水)10時〜21時(最終日19時半)無休
++++++++++++++++++++++
ジュンク堂書店池袋店(JR池袋駅東口徒歩5分)
東京都豊島区南池袋2-15-5 ◆03-5956-6111
<<<<<10/27土pm6時 妻VS夫トークセッション>>>>>
ヒロミと平明のお話し会を同書店4階喫茶室にて
1ドリンクつき1000円、定員30人程度、要予約
問合せ申込み◆0465-64-0887/ジャパンマシニスト
『イノチの天音』には、表紙1点と口絵4点がカラー、
本文10点が墨、合計15点の銅版画を収載、これらの原
画をを中心に約28点を展示します。絵も販売します。
天音本/あまね曼荼羅(ワールド)のビギナーには、書誌と
購読順を以下に説明しておきます。§^。^§
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★その一 山口平明著
『娘天音 妻ヒロミ−思い障害をもつこどもと父の在り方−』
ジャパンマシニスト刊・一九九七年・一六八〇円
*******************************************************
天音誕生から小学校入学までの父の記録。月刊ミニコミ「草
の根通信」に「星降る夜の雨の音」の題で連載、同誌発行人・
松下竜一さんの序文収載。《死にたくないのに死にかけた僕、
死にたがるけど立ち直りも早い妻・ヒロミ、仮死状態から「叫
び」の人としてこの世に生還してきた娘・天音、かくのごとき
トリオでどのように十数年もイノチを保ち生きのびてきたか、
まさにサスペンスドラマなのよ》と、あとがきに。表紙と中扉
の銅版画はヒロミ作。
*******************************************************
★その二 山口ヒロミ著(絵も)
『寝たきり少女の喘鳴koe が聞こえる』
自然食通信社刊・一九九五年・二三一〇円
*******************************************************
超重度の障害児・天音の強靭な生への意思に鍛えられ導かれ
て、「今日一日」を生ききる楽天性を取り戻した妻は夫ととも
に、個人誌「あまね通信」を創刊。社会にむかって開かれた窓
から〈われらがイノチの営み〉を伝える翼となった通信は、娘
・母・父とで縄なう共棲の歳月を乗せ、《天音の身代わりのよ
うな》一冊になった。「あまね通信」創刊号から60号までのヒ
ロミの文章を収め、表紙のパステル画と本文カットも著者自身
のもの。
*******************************************************
★その三 山口平明著/山口ヒロミ画
『不思議の天音−イノチの際でともに棲まう私たちの日々−』
ジャパンマシニスト刊・二〇〇〇年・一六八〇円
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大阪はあのアメリカ村から徒歩5分のビルの谷間に生きた少
女、山口天音。はたして、何を喜び何を苦しんでいるのか、彼
女に関わる人々、医療関係者、そして、両親にも判らない。平
明氏言うところの「なぞなぞ少女」。そんな天音さんのイノチ
を支える父・平明氏が脳梗塞で倒れる! 一家の大ピンチから
はじまる『娘天音 妻ヒロミ』につづく第二弾。これも「草の
根通信」誌に連載。ヒロミの銅版画も必見。
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★その四 山口ヒロミ画文集
『天amane音』
自然食通信社刊・二〇〇一年・一六八〇円
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《ありのままでなんて美しい》 生きるすべてを奪われなが
らも、内側から溢れ出すいのちの輝きに魅せられ、母が描きは
じめた娘の姿態。月刊誌「母の友」に、《天の音、甘やかに》
という題で一九九九年四月から一年間連載されたカラー銅版画
とエッセーを中心に、月刊誌「大阪人」連載のエッセーに書き
下ろしを加え、天音さん亡きあと緊急出版。「天音に出逢った
人は、偲び草としてぜひお手許においてください」と著者。
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★その五 山口ヒロミ/文と銅版画&山口平明/文
『イノチの天音−響きあう家族のとき−』
ジャパンマシニスト・二〇〇一年十月最新刊・一八九〇円
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作家・山田太一さんは、読後の思いをこう書いてくれた。
《若くして亡くなった人のことは、生き残った人が、あの手
この手で憶えていてあげなくては――。天音さんの無言、大き
な瞳、少女の香り、短い生涯が語るものを聞こうとしなくては
――と、シンとした気持になっています。》
こどものからだ・こころ・いのちを考える健康BOOK「ち
いさい・おおきい・よわい・つよい」誌に天音の最晩年ともな
った五年間の連載を、一周忌にあわせて出版した。カラー表紙
絵と口絵、そして本文十枚のどの銅版画も、天音ちゃんをめぐ
る絵本のよう。「ち・お」読者には愛蔵してほしい。
amane§^○^§「元気だしてね! 父さん」
REV:....20030508...20040118,0503,18
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HOME (http://www.arsvi.com)
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