HOME > WHO >

渡邉 琢

わたなべ・たく

Tweet
last update: 20200211


■略歴

「1975年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2000年、日本自立生活センターに介助者登録。2004年度に同センターに就職。以降、障害者の自立生活運動や介護保障運動に事務局兼介助者として尽力。現在、日本自立生活センター事務局員、NPO法人日本自立生活センター自立支援事業所介助コーディネーター、ピープルファースト京都支援者。」(http://www.arsvi.com/b2010/1812wt.htm

「日本自立生活センター事務局員にして、介助者、介助コーディネーター。知的障害者の当事者団体ピープルファースト京都の支援者もつとめる。介助者や支援者という立場から、自立生活運動の課題を幅広く考察している。近刊に『障害者の傷、介助者の痛み』(青土社、2018年)。」(http://www.arsvi.com/2020/20200208.htm

■著作

書籍

雑誌

新聞


■学会報告


■パネラー/シンポジスト


■メディア出演

◇NHK-Eテレ《バリバラ》「ヘルパーのお仕事A ヘルパーもつらいよ」
 2020年1月16日(木)20:00-20:30
 http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=1234
“京都で介助に携わりながらヘルパーの働く環境について研究も行う渡邉琢さんによると、「クロさんのような『これって“自立”なの?』というモヤモヤは、ヘルパーの中でも結構話題になる」という。”/“なぜこんなことが起きているのか?渡邉さんは“自立生活の広がり”との関係を指摘。障害者の地域生活をヘルパーが支えるというしくみが始まった20年前くらいには、サービスを受けるのは自立生活プログラム(ヘルパーとの接し方など障害者が自立生活に必要な心構えや技術を学ぶ)を受けるなどした限られた人だったためやってこられたが、制度が整い利用者が増えていく中で、「“自立していること”や“主体性”が地域で暮らすための条件ではないから、ヘルパーが戸惑うことも当然でてくる」のだという。”/“渡邉さんは、「(ヘルパーを利用する障害者が広がる中で、)知的障害や精神障害があり、落ち着いて自分のことを理解して人に何かを伝える・指示を出すこと、また相手(ヘルパー)のことを考えることが難しい人もいる。そうしたケースにも、ヘルパーは立ち向かって行かなきゃいけない。そのときに、ヘルパーが孤立してしまったら身も心もやられてしまう。それをどう支えていくか、またヘルパーの生活をどう向上させていくかが、ものすごく大事な課題だ」と指摘。”
◇NHK-Eテレ《バリバラ》「ヘルパーのお仕事@ オシゴト大解剖」
 2020年1月9日(木)20:00-20:30
 http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=1232
“ヘルパーの働く環境について詳しい渡邉琢さんに話を聞くと、異業種からヘルパーにという人は意外に多く、さらに「ヘルパーとして重度訪問介護に携わるための資格は、2日半くらいで取得できる」という情報も!資格のハードルは低くし、実際にヘルパー先での先輩の指導や利用者との関わりの中でスキルアップしていくことが重要なのだという。介護業界の中でも給与は低い方だという在宅のヘルパーのお仕事だが、ここ数年は国から処遇改善の手当が出て少しずつ収入もアップする傾向にあるとか。”/“その様子を見た渡邉さんは障害者の多くが病院や施設で暮らしている現状をふまえ、「まだまだこうした例は全国でも少ない。病院や施設では消灯時間が決められていて、夜中にインターネットはおろか、お腹が空いたからご飯……ということがまず無理」と語る。”

■関連ファイル

組織



UP: REV: 20160812, 20191214, 20200206(村上 潔), 07, 11
介助・介護  ◇自立・自立生活(運動)  ◇病者障害者運動史研究  ◇日本自立生活センター(JCIL)  ◇ベーシック・インカム  ◇WHO 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)