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渡辺 正雄

わたなべ・まさお


渡辺 正雄 編 19841001 『ダーウィンと進化論』,共立出版,4+288p.
渡辺 正雄 19841001 「明治日本における進化論の受容」 渡辺編[1984:191-210]
渡辺 正雄 19870420 『科学者とキリスト教――ガリレイから現代まで』講談社,ブルーバックス,219p.ISBN: 4061326864 754 [kinokuniya] ※ *
渡辺 正雄 19910110 『文化としての近代科学』 丸善,314p. 3708 三鷹402 *
渡辺 正雄 編 19841001 『…進化…』 共立出版,4+288p. 2200 本郷T80-1123三鷹467
渡辺 正雄  『文化史における近代科学』 未来社
渡辺 正雄  『日本人と近代科学』 岩波書店
渡辺 正雄  『お雇い米国人科学教師』 講談社
渡辺 正雄 編著  『アメリカ文学における科学思想』 研究社
渡辺 正雄 編著  『ガリレオの斜搭』 共立出版
渡辺 正雄 編著  『ニュートンの光と影』 共立出版


◆渡辺 正雄 19870420 『科学者とキリスト教――ガリレイから現代まで』,講談社,ブルーバックス,219p.ISBN: 4061326864 754 [kinokuniya] ※

レビュー

出版社/著者からの内容紹介
大科学者はキリスト教をどう見てきたか
臓器移植や遺伝子操作の実現は、人類に新たな可能性をつくり出したのと同時に、いったい人間の生命とは何なのか、どこからどこまでが自己なのか、本当の自己とはどこにあるのか等々の新しい問題をも生み出した。いうまでもなく、近代科学や科学技術は、その誕生の時からキリスト教の存在が深くかかわっている。本書では、理性と信仰の問題、科学的認識と宗教的認識の問題、科学とキリスト教の間の対立と矛盾の問題などを追究・解説しながら、現代科学の在り方を模索する。

内容(「BOOK」データベースより)
臓器移植や遺伝子操作の実現は、人類に新たな可能性をつくり出したのと同時に、いったい人間の生命とは何なのか、どこからどこまでが自己なのか、本当の自己とはどこにあるのか等々の新しい問題をも生み出した。いうまでもなく、近代科学や科学技術は、その誕生の時からキリスト教の存在が深くかかわっている。本書では、理性と信仰の問題、科学的認識と宗教的認識の問題、科学とキリスト教の間の対立と矛盾の問題などを追究・解説しながら、現代科学の在り方を模索する。

著者紹介
1920年、東京生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学助教授、東京女子大学教授、中央大学教授、東京大学教授、新潟大学教授、東京電機大学教授、国際基督教大学教授を歴任。東京大学名誉教授、文学博士、理学博士。戦後、専攻を応用力学から科学史に転じて米国の大学に学び、この分野で開拓的な業績をあげてきた。著書に『文化としての近代科学』(丸善)、『日本人と近代科学』(岩波新書)、『キリストに出会う』(丸善ライブラリー)、その他、監訳書に『神と自然』(みすず書房)ほか、編著書・訳書など多数ある。

目次
科学と宗教―キリスト教的世界観の役割
「宇宙という書物」―ガリレイの科学
「神の栄光のために」―ケプラーの天文学
中世の宇宙―コペルニクスへの道
ガリレイの『天文対話』1―科学古典としての意義
ガリレイの『天文対話』2―真理・学問・対話
詩人ミルトンの「天文対話」
ガリレイの宗教裁判―『聖書』と科学
フランシス・ベイコン―キリスト教的学問革新論
王立協会とロバート・フック
天上の和声―ケプラー、ニュートン、ミルトン
ケプラーの『夢』―SF月旅行物語
ニュートンとキリスト教
ニュートンと英詩
パスカルと「考える葦」
新世界の科学1―コトン・マーサー
新世界の科学2―ベンジャミン・フランクリン
プロテスタンティズムと近代科学
近代科学とキリスト教的概念枠
進化論の出現
テニスンと進化論
懐疑とその克服
宣教師・進化論生物学者J.T.ギュリック
W.S.クラークと内村鑑三
明治期の進化論
自然と人間のかかわり
科学技術のなかの現代人


UP:20040827
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