刀根 卓代
とね・たくよ
1958年 福岡生まれ。
1983年 筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了(日本地域、日本民俗研究)
1983〜87年 (株)国書刊行会勤務 日本史、民俗学関係の書籍編集に携わる
※ 86年、長男出産、長男の病気療養に付き、退社。
日本民俗学会会員、日本民族学会会員、女性民俗学研究会会員
◆20000522 「男性助産士導入問題について」
◆20010226 「女の自然と待ちの子産み・子育て」
■執筆一覧
●単行本所収論文等
◆『食物アナフィラキシー――アレルギーが生命を奪う』角田和彦、森岡芳雄、曽根睦子、アナフィラキシー学習会、農文協、1998。
◆「妻から妣への昇華――日本における母性性の最期」大藤ゆき米寿記念論文集2『母たちの民俗誌』岩田書院、1999年。
◆「大藤ゆき年譜」大藤ゆき米寿記念論文集2『母たちの民俗誌』岩田書院、1999年。
●雑誌所収論文・エッセイ等
◆書誌紹介『女の眼で見る民俗学』『日本民俗学』222号、日本民俗学会、2000年5月。
◆フォーラム「女性民俗学研究会」『日本民俗学』223号、日本民俗学会、2000年8月。
◆「日本における出産空間の地域性」『女性と経験』7号、女性民俗学研究会、1982年。
◆「産育習俗における食物禁忌――食物アレルギーの観点から」『女性と経験』19号、女性民俗学研究会、1994年。
◆「身辺雑記――食物アレルギーと食物禁忌雑感」『女性と経験』20号、女性民俗学研究会、1995年。
◆「現代社会における「民俗の時間」――「逆さごとの事例」と性差による受け止め方を考えながら」『女性と経験』21号、女性民俗学研究会、1996年。
◆書評「柳田国男と女の会(女性民俗学研究会)――日本民俗学史の一側面」『女性と経験』22号、女性民俗学研究会、1997年。
◆「伝承から普遍へ」(書誌紹介『狛江の医療伝承』)『女性と経験』24号、女性民俗学研究会、1999年。
◆「500回記念例会開催に当たって」「『例会小史』を読む」『女性と経験』25号、女性民俗学研究会、2000年。
◆書誌紹介「産家やしなひ草」『女性と経験』25号、女性民俗学研究会、2000年。
●事典執筆項目
◆「産の忌み(禁忌)産の食物禁忌」「胎教」「母子健康手帳」「臍の緒」「乳付けと初乳」「お食い初め」『人生儀礼事典』宮田登、小松和彦、倉石あつ子編、小学館、2000年。
■学会発表
◆「日本における食物禁忌――妊娠・出産・授乳期の食物禁忌」1999年日本民族学会第33回研究大会(東京都立大学)
■備考
1989〜91年 配偶者の仕事(在香港 日本国総領事館勤務)に伴い、香港で暮らす。
1995〜96年 配偶者の仕事(ジョージワシントン大学客員研究員)に伴い、ワシントンDC近郊のメリーランド州に暮らす。
※ こどものアレルギーから、1997年から1998年、食物アレルギーの子を持つ親の会 アナフィラキシー学習会世話人。学習会主催の後、農文協から『食物アナフィラキシー』を出版。
※ 短歌結社「かりん」同人