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病者障害者運動史研究 > 2017年度科学研究費(基盤B)分担研究者

田中 恵美子

たなか・えみこ
http://tk-kenkyugyoseki.tokyo-kasei.ac.jp/tkuhp/KgApp?kyoinId=ymdggkyoggy

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last update: 20171229

■学歴・学位

200603 日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉学専攻博士課程単位取得満期退学
20070919 日本女子大学大学院 博士(社会福祉学)

■職位

201404-現在 東京家政大学大学院人間生活学総合研究科教育福祉学専攻准教授
201404-現在 東京家政大学人文学部教育福祉学科准教授

※教員からのメッセージ
https://www.tokyo-kasei.ac.jp/college/tabid/288/index.php

■単著

◆田中 恵美子 20090707 『障害者の「自立生活」と生活の資源――多様で個別なその世界』,生活書院,443p.  ISBN-10: 4903690393 ISBN-13: 978-4903690391 \3570  [amazon][kinokuniya] ※ ds
『障害者の「自立生活」と生活の資源――多様で個別なその世界』
田中さんの御厚意でこの本の売上げ全額寄付させていただきます。(2011/04/09)

■共著

岩田 正美 編 20160320 『社会福祉への招待』,放送大学教育振興会,283p.(担当:147-185pp.)  ISBN-10:4595316194 ISBN-13:978-4595316197 2600+税  [amazon][kinokuniya] ※ ds

増田 雅暢・平野 かよ子・島田 美喜 編 20150115 『社会福祉と社会保障』(ナーシング・グラフィカ健康支援と社会保障3),メディカ出版,245p.(担当:226-232pp.)ISBN-10: 4840449147 ISBN-13: 978-4840449144  [amazon][kinokuniya]

◆植竹 日奈・伊藤 道哉・北村 弥生・田中 恵美子・玉井 真理子土屋 葉武藤 香織 20040305 『「人工呼吸器をつけますか?」――ALS・告知・選択』,メディカ出版,182p. 1800+税(担当:34-40pp.・61-82 pp.)  [amazon][kinokuniya] ※ et

■論文

◆Emiko Tanaka 20170501 The Prevalence and Characteristics of Married Lives of Japanese People with Intellectual Disabilities (MJPwID): According to the Survey for Employment and Livelihood Support Centers for Persons with Disabilities (ELSCPD "Syogaisya syugyou/seikatsushien center"),Japanese Journal of Social Welfare 57(5):1-10.
◆田中 恵美子 20150331 「東日本大震災における障害者の経験(福島県いわき市)――生活構造論と生活の資源を分析枠組として」『社会福祉』55:77-92.
◆田中 恵美子 20140720 「障害の経験との遭遇――過去、現在、そして未来へ」東京家政大学生活科学研究所 研究報告
◆田中 恵美子 20140701 「知的障害者の『結婚生活』における経験と支援――生活構造論と生活の資源の枠組を用いて」『障害学研究』10:86-111.
◆田中 恵美子 20130301 「長期療養施設に入所している神経難病患者及び家族の経験――入所経験から今後の在宅生活支援の在り方を探る」『東東京家政大学研究紀要』53(1):55-65.
◆田中 恵美子・土屋 葉・平野 優子・大生 定義 20130228 「人工呼吸器非装着の筋萎縮性側索硬化症患者と家族の病の経験と生活――生活構造論・生活の資源の枠組を用いて」『社会福祉学』53-4 (104): 82-95.
◆平野 優子・田中 恵美子・土屋 葉・大生 定義 20110910 「筋萎縮性側索硬化症患者を看取った遺族が振り返る侵襲的人工呼吸療法非選択の意思決定過程とその後の経験」『日本在宅ケア学会誌』15-1: 35-43.
◆田中 恵美子 20080417 「障害者の『自立生活』の実態を把握するための理論枠組の構築」『社会福祉』48:147-163.
◆田中 恵美子 20030228 「日本における『ケア』に関する現金等給付制度(payment for care)の動向と分析視点」『社会福祉学評論』3:27-43.(通巻5号)
岩田 正美・山本 美香・黒岩 亮子・川原 恵子・田中 恵美子・加藤 洋子 20020331 「戦後社会福祉対象カテゴリーの変遷――東京都社会福祉事業を事例として」『社会福祉』42:185-216.
◆北村 弥生・田中 恵美子 他3名 20020915 「医師から提供された人工呼吸器に関する情報に対する筋萎縮性側策硬化症(ALS)患者による評価」『日本公衆衛生雑誌』49(9): 959-965.
◆田中 恵美子 20010331 「重度身体障害者の『自立生活』を支えるシステム――地域における障害者介護サービスの現状と課題」『社会福祉』41:179-192.
◆田中 恵美子 2000 「重度障害者の地域生活を支えるシステム――新しい介護サービスの可能性を求めて」日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉学専攻修士(博士課程前期)論文

※日本女子大学学術情報リポジトリ
https://jwu.repo.nii.ac.jp/

■書評

◆田中 恵美子 20170729 時岡 新 著 『〈不自由な自由〉を暮らす――ある全身性障害者の自立生活』
◆田中 恵美子 20100930 デビット・ジョンストン 著 『障害学入門』『障害学研究』6
◆田中 恵美子 20080527 岡部 耕典『障害者自立支援法とケアの自律――パーソナルアシスタンスとダイレクトペイメント』『障害学研究』3

■学会報告

◆Emiko Tanaka 20160816 A study about the circumstances of the married lives of people with intellectual disabilities in Japan,International Association for the Scientific Study of Intellectual and Developmental Disabilities Congress 2016, Melbourne, Australia.
◆田中 恵美子 20150521 「ALS患者遺族の調査」日本神経学会学術大会,新潟市
◆Emiko Tanaka 20150507 Personal Assistant System in Japan,Nordic Network on Disability Research (NNDR), Bergen, Norway.
◆Emiko Tanaka 20140717 A study about the experiences and support for couples with intellectual disabilities in Japan,International Association for the Scientific Study of International and Developmental Disabilites Europe Congress 2014, Vienna, Austria.
◆Emiko Tanaka 20130531 A study about the life style of couples and parents with intellectual disabilities,Nordic Network on Disability Research.
◆田中 恵美子 20111009 「人工呼吸器を装着しなかった筋萎縮性側索硬化症患者と家族の経験(2)――生活構造論と生活の資源に沿って」日本社会福祉学会第59回大会
◆Emiko Tanaka 20110527 A study on the independent living situation in Japan,Nordic Network on Disability Research.
◆田中 恵美子・西村 明子 20111001-02 「知的障害のある人の結婚・子育てを含む生活支援のあり方に対する研究(1)」障害学会第8回大会
 大会ウェブサイト http://www.jsds.org/jsds2011/jsds2011-home.html
◆田中 恵美子 20101010 「『障害者の日常・経済活動調査』にみる肢体不自由者の生活実態――障害者団体への質問し調査より」日本社会福祉学会第58回大会
◆田中 恵美子 20100925-26 「長期療養施設に入所している神経難病患者及び家族の経験」障害学会第7回大会
 大会ウェブサイト http://www.jsds.org/jsds2010/jsds2010-home.html
◆田中 恵美子 20091011 「人工呼吸器を装着しなかった筋委縮性側索硬化症患者と家族の経験――ウォルマンの生活の資源枠組みに沿って」日本日本社会福祉学会第57回大会
◆田中 恵美子 20090314 「実証研究の可能性について――障害のある人との研究の場合」日本社会福祉学会関東部会 2008年度研究大会シンポジウム
◆田中 恵美子 20081012 「障害者の『自立生活』の多様性と生活変動」日本社会福祉学会第56回大会
◆田中 恵美子 20041010 「全身性障害者の『自立生活』と介護システム」日本社会福祉学会第52回大会
◆田中 恵美子 20021026 「障害者の介護に関する現金給付制度創設の社会的要因及び意義と課題に関する考察」日本社会福祉学会第50回大会
◆田中 恵美子 20011021 「東京都の社会福祉施策における重度身体障害者の位置づけ――自立生活運動前史として(1970年代まで)」日本社会福祉学会第49回大会
◆田中 恵美子・在原 理恵 20011020 「地域生活を送る障害者の介助をするということの個人的意義」日本社会福祉学会第49回大会
◆田中 恵美子 20001103 「重度障害者の地域生活を支えるシステム――新しい介護サービスの可能性を求めて」日本社会福祉学会第48回大会

■事例協力

◆「8 生活と福祉 2事例に学ぶ」
増田 雅暢・島田 美喜 編 20050200 『社会福祉と社会保障』(ナーシング・グラフィカ健康支援と社会保障9),メディカ出版,259p.  ISBN-10: 4840411018 ISBN-13: 978-4840411011  [amazon][kinokuniya]

■厚生科学研究報告書

◆「人工呼吸器を装着しなかった筋委縮性側索硬化症患者(ALS)と家族の経験――ウォルマンの生活の資源枠組に沿って」厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業『特定疾患患者の生活の質(QOL)の向上に関する研究』平成21年度研究報告書
◆「人工呼吸器を装着しなかった筋萎縮性側索硬化症患者と家族の経験:特に医師による告知と人工呼吸器装着に関する経験と社会サービスと家族介護に関する経験について――家族へのインタビュー調査より」厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業『特定疾患患者の生活の質(QOL)の向上に関する研究』平成21年度研究報告書
◆「筋萎縮性側策硬化症(ALS)患者に対して医師から提供された人工呼吸器に関する情報と意志決定の理由」厚生科学研究費補助金特定疾患対策研究事業横断的基盤研究『特定疾患患者の生活の質(QOL)の向上に関する研究版』平成12年度研究報告書
◆「ALS患者に対する『告知』を巡る問題――聞き取り調査より」厚生科学研究費補助金特定疾患対策研究事業横断的基盤研究『特定疾患患者の生活の質(QOL)の向上に関する研究版』平成12年度研究報告書

■編纂協力

全国自立生活センター協議会 編 20010501 『自立生活運動と障害文化――当事者からの福祉論』,現代書館

■研究会報告

◆田中 恵美子 20000826 「重度障害者の地域生活を支えるシステム――新しい介護サービスの可能性を求めて」障害学研究会関東部会研究会



◆20000901
Subject: [jsds:4664] Re: 第八回障害学研究会 (訂正版)

土屋です。
斉藤さん、ご指摘ありがとうございました。訂正したものを再度投稿いたします。

************
2000年8月26日 第八回障害学研究会(関東部会)於:三田障害者福祉会館
13:30~16:40
田中恵美子「重度障害者の地域生活を支えるシステム――新しい介護サービスの可能性を求めて」

司会:瀬山 紀子
報告、レジュメ参照([jsds:4638] に掲載)。

司会:簡単な質問を。
○練馬区のセンターに登録している人の継続期間と男女比は?
田中:センター自身の発足は90年。長い人は82年から、これは個人的に雇っていたもの。男女比は半々、メンバーは二十人弱。

○「経験知」、「臨床知」の原語は?たくさんあればよいということか?
田中:経験知はエクスペリアンスノレッジで、臨床知は日本語(中村雄二郎著)。知は増加するが、一回一回が異なるもの。
○「知」とは知識か知恵か?
田中:伝えられるものを知識というのであれば、言語や体で伝えるもの。

○介護者を選択する仕組みはどのようになっているのか。
田中:週一で会議を行い、原則全員参加。本人に直接言うか、他の介護者に言う。しかし言い辛さはある。

○障害者の経験知が豊かであり、専門知はなくてもよい、また逆など具体的な例はあるか?
田中:たとえ医療的なものであっても専門知→介護が出来るというわけではない。具体例は以後やっていく。

○聞き取りについて。障害者観や生活歴についてはどうか。
田中:障害者観としては、障害者は、自分を庇護されるものとして見るのではなく、自分の生活を自分で見いだすということがある。介護者は障害者の一部になっていくのが自分の仕事であると考えている。ライフヒストリーについて分析はそれほどしていない。

--休憩--

司会:どなたからでもどうぞ。
○「協働知」というのは一種のラポールなのではないか。
田中:ラポール(信頼関係)ももちろんあるが、技術的なものもある。その人との間でやていく知恵もある。
○現実に目の前に障害を持つ人がいたら、何とかうまくお互いやりくりしようというのは出てくる。自分は長い間距離のおきかたを考えてきた。派遣センターの人は続くのか?十年たった時に入れ替わることが出来るのか?
田中:長い人は十年以上。
○二十年つきあってる人に、次が出てくるのか?ということは疑問。
田中:仕事として関わる仕組みを作っている。ボランティアよりは続くと思う。

○「手足になる」ということはある意味で介助者にとっても障害者にとっても楽な面があると思うが、「一体化する」ということは双方にとって辛いこともある。従来の手足論を否定し、「一体化する」ことを是とする根拠は?
田中:辛い面は確かにある。重度の場合は同じ人が長期にわたって介助を続けることによって、わざわざ言葉にしなくて
もよいという面がある。障害者の症状や性格によって異な<る。
○手足論には歴史的文脈がある。家族や施設の中だけで暮らしていた人たちから出てきたアンチテーゼ。協働知は難しいと思う。折り合いを付けるためのパターンはあるが。

○システムのことについて。多様な障害者と多様な介護者がいる。抽象的な議論におとすと行き詰まる。選択の幅をもたせるシステムを作ることが重要なのでは。
田中:一つには、いろいろなシステムがあるのは当然であること。二つ目に介護人を撰ぶことは積極的には行われていないということ。出来るようなシステムを考えたいのだが。

○二者関係にこだわって三つ質問をする。一つめ、一体化という時、従来問題にされてきた施設の職員や親による一体化とどのように異なるのか。二つめ、自己決定出来ることが人間の価値にはつながらないということには同意するが、そこでなお自己決定をせまられた場合、その意義は?三つめ、信頼関係と選択の自由は矛盾するのか、そこで介護関係も崩れてしまうのか。
田中:一つめ。固定化しやすい状況が従来の問題をまねいて来た。経験知や協働知は毎回異なるもの。前回までの知識を前提としないということ。二つめ、最終的には障害者の自己決定が効いてくる、これがどこまで可能で保証されるものであるのかということは保留。三つめについてはやってみないとわからない。
○関係がまずくなることがあるとしたら、介助関係が特殊なのか?
田中:特殊であると思う。他とは比べ辛くセンター特有であるということしか言えない。
○もめた時の解決法は?
田中:一つは障害者が我慢してしまう、二つめに当人同士が話し合いで解決する、全体の会議にかける。
○協働知が試される場面なのでは。センターの中だけで合い解決をはかろうとするのは自己矛盾。第三者的な機関が必要。これからどのような方向性を目指しているのか?
田中:今のところはわからない。そうした解決の仕方を議論していく余地はある。

○対等な関係とは?
田中:仕事として介護に入るということ、雇用者はセンターであることという金銭面でもそうだし、役割において上下関係をつくらないということ。これが即対等かと言われればそうではないが、条件があることがセンターの利点だと思う。

(以上)

土屋 葉(つちや・よう)


*増補:北村 健太郎
REV:20091027, 20170919, 1213, 1217, 1229
病者障害者運動史研究 ◇「病者障害者運動史研究――生の現在までを辿り未来を構想する」
自立・自立生活(運動)  ◇介助・介護  ◇障害学  ◇WHO 

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