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坂井 律子

さかい・りつこ
1960-2018/11/26

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last update: 20200211


■略歴

「1960年生まれ.85年に東京大学文学部卒業後,NHK入局.札幌放送局,東京の番組制作局のディレクター,プロデューサーとして,福祉,医療,教育などの番組に携わる.NHK放送文化研究所主任研究員などを経て,制作局青少年・教育番組部専任部長.2014年6月より山口放送局長,2016年4月より編成局主幹(総合テレビ編集長)を務める.著書に『ルポルタージュ 出生前診断』(NHK出版),『つくられる命』(共著,NHK出版),『身体をめぐるレッスン4 交錯する身体』(共著,岩波書店),『いのちを選ぶ社会出生前診断のいま』(NHK出版),『出生前診 断受ける受けない誰が決めるの?』(共編著,生活書院)ほかがある.」(参照先:紀伊国屋書店HP[外部]

■著作

単著

共編著

雑誌


■関連ファイル

全文掲載


■報道・紹介・言及

◆Book Bang編集部 2019/03/09 「がんとなり亡くなった元NHKディレクターが死の直前まで綴った手記に注目集まる[新書ベストセラー]」
 『Book Bang』2019年3月9日
 https://www.bookbang.jp/article/564410
 「3月5日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『一切なりゆき 樹木希林のことば』が獲得した。
 第2位は『妻のトリセツ』。第3位は『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』となった。
 4位以下で注目は7位に初登場の『〈いのち〉とがん 患者となって考えたこと』。著者は昨年11月に亡くなった坂井律子さん。坂井さんはNHKで福祉や医療に関する番組を積極的に手がけてきたディレクター・プロデューサー。これまで報道する側だった彼女が2016年に膵臓がんを宣告され、患者となり考えたことを死の間際まで綴った一冊だ。治療の選択に役に立った情報から、患者の声が届かない現状や死への恐怖まで赤裸々ながらも冷静に綴られている。SNSやネット上の読者レビューでは「涙が止まらない」「胸を突く」との感想が並んでいる。……」

◆2019/02/21 「がんのTVディレクターが知った「死の受容の嘘っぽさ」」
 『朝日新聞』2019年2月21日
 https://www.asahi.com/articles/ASM2L65QFM2LUTIL040.html
 「福祉や医療の番組をつくってきたテレビディレクターは、膵臓(すいぞう)がんになって何を知ったのか。再再発の宣告を受けた昨年2月から亡くなる11月まで、時間と競うように書いた本「〈いのち〉とがん 患者となって考えたこと」(岩波新書)が、20日に出版された。ジャーナリストとして正確に伝えようとする意思と、死に向き合って生きる患者としての思いが交錯する。

膵臓がん再再発
 著者の坂井律子さんは昨年11月26日、58歳で亡くなった。NHKで教育、福祉、医療の番組を手がけ、出生前診断をどう考えるかをライフワークとして本も書いた。
 山口放送局長から編成局編成主幹になり、家族の待つ東京に帰ってすぐの2016年5月、膵臓(すいぞう)がんとわかった。手ごわいがんだが、意欲を持って闘病を続けた。
 〈一週間前、再再発を告げられた〉。本は、18年2月20日の記述から始まる。
 前年暮れ再手術にこぎつけて、職場復帰を検討するところまで回復し、「直前まで、2人で舞い上がっていた」と夫の満さん(58)=会計事務所勤務=は話す。ところが検査を受けたら、再再発、多発転移を告げられた。絶頂から底へ。「よく書き始めたと思う」と満さん。
 〈もうあまり時間がないかもしれない〉〈病気になった自分と、伝える仕事をしてきた自分の接点で、いまなし得ることをしてみるべきかもしれない〉
 坂井さんは自分ががんになって、生きるために必要な情報や、「ほんとはどうなの?」と知りたいことが、かなり探さなければわからないことに気づき、がくぜんとした。「復帰できたら、そういう情報を届ける番組の手助けをしたい」と話していた。再再発に阻まれてがっかりする坂井さんに、NHKの同期で友人の浅井靖子さん(56)が言った。「伝える仕事は、組織に戻らなくてもできる。家で、一日何百字でも書けばいい」と本の執筆をすすめた。
 体調のよい日が限られるなか、…
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作成:安田 智博
UP: 20200212 REV:
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