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篠原 眞紀子

しのはら・まきこ

Makiko SHINOHARA

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last update: 20140928


■学び歴

*小中生活綴り方・地域教育を受けて育つ。
*名古屋芸術大学音楽学部ピアノ科卒業。学童期は習い事無の方針が主である環境であったためピアノの本格的開始が遅く、すでに腕・手・指が硬直しコントロール不可能な状態に固まってていたので、自由な発想につながる柔軟な指先・手頸・腕関節にするため、脱力にひたすら日々を費やす。在学中、ピテイナ・ピアノコンペティション本選参加賞受賞。このころより、ピアノ演奏活動を断続的に行う。
*指先から身体に自己の感覚を見つめ直すため青年劇場俳優養成所に入所。スタニラフスキー・システムを学ぶ。音楽修業とは180度方向性が違う感覚を覚える。身体訓練・役作りのための調査により、身体が社会的規制を受けていることを理解すると共に、台本の背景からくる俳優のひとつひとつの表現が成り立つことを実感する。
*ヴォイストレーナーより声の可能性を見出され、東京声専音楽学校オペラ研究科入学〜修了。その間、西洋音楽と自己との間に違和感を覚え、インド芸能人類学者故姫野翠に師事し、民俗には有節音楽・芸能の型(パターン)があることを学んでいく。
*姫野氏からフィールドワークのノウハウを学ぶと共に創造的音楽教育学の指導を受ける中、自己の土着性に対する興味・関心を覚え、東北文化と関東文化の境界地域を調査したくなり、宇都宮大学大学院に入学して当地の民間伝承歌謡の収集に邁進する。非日常の場では出産と死の場で、日常の場では講において、村落共同体が維持する歌念仏に出会い、比較調査研究に当たる。生活保持のため、学費免除生としての条件、最短期間履修義務と併行して教員専修免除を得る。比較研究と民族音楽共同研究を推進する神戸大学岩井研究室修士再入学。神戸大学当時は修士開講までであったため現代風俗研究で集まる生活美学研究所が併設される武庫川女子大学大学院家政学研究科被服学専攻博士後期課程入学。在学中、介護他生活に入り、研究休止。満期退学。
*学びの間、本仕事では学生相談を担当するも生徒の自己実現に力至らず仕事の傍ら、母校神戸大学の臨床心理研修員になり、自己分析と他者理解についての研鑽をつみ、さらに通信教育を経て精神保健福祉士となる。
*介護と看取りを終え、研究場所に復帰(先端総合学術研究科3年次編入へ)

 介護中、知り合った「障害」ある人たちと音楽をはじめ文化活動を続ける。「言葉のない知的に非常に「障害」が重い人達」といわれる彼らにつきあうも、自分には及びようのないcreative mindがあることを実感してきた。しかし、彼らの卒業後の自己実現の道が開けていないことを痛感し、かつてもっと風通しのよかった地域の中で住民を巻き込んで広がった「障害児者」運動を探究することで、先人から学び、これからの未来を開いていく糸口として研究を志すことにした。

■教職関係の職歴

 常盤会短期大学非常勤講師〜関西社会福祉専門学校講師〜和歌山社会福祉専門学校専任および
非常勤講師(介護への職種は崇高な志などなく、保育科と間違えて履歴書を送付した場所が就
職先となった。そのため就職後、特養・有料老人ホーム・宅老所の生活援助と音楽援助実習入る。前者の特養では高齢者に援助の際、入所者の方々が色々な行動をされるようになり、自己としてはよい評価に感じても、日常のルーテイングから外れる入所者が出て、自身は寮母・看護師の叱責の的となる。)を経る。
現在−甲南女子大学人間科学部総合子ども学科・大阪社会福祉専門学校非常勤講師
   丹比荘病院非常勤職員(精神保健福祉士だが配属は作業療法室で音楽活動を行っている)

■学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文、著書

◆査読有 単著
篠原眞紀子「障がいのある人の自己実現に向けた音楽学習−重複障がいのあるHさんと太鼓を通しての関わり合いより」『関西楽理研究』30号pp.283-287 2013年(寄書)
篠原眞紀子「発達障害をもつ対象者の主体的参加を想定した音楽の反復性に関する一考察」『関西楽理研究』27号関西楽理研究会2010年(研究報告)
篠原眞紀子「音楽療法の場における民謡歌唱の三味線伴奏の方法−歌唱中の音高変化に即応できる勘所の手掛かり」2003年『関西楽理研究]]』(研究報告)
篠原眞紀子「歌念仏は地域の風習を移す−栃木県馬頭町富山と栃木県佐野市の演唱形態・旋律に関する比較を通して−」『武庫川女子大学生活美学研究所紀要』第4号pp.85-98 1994年 (論文)
篠原眞紀子「講のレクリエーション性」『自由時間研究』余暇生活開発レクリエーション研究所17号pp.163-174 1995年(論文)
篠原眞紀子「民謡歌詞から表出される自然に対する認識を探る−福井県下の民謡歌詞を通して」『関西楽理研究』14号   関西楽理研究会 1999年 pp.39-57(論文)
篠原眞紀子「御詠歌の節付けを考える−京都府北桑田郡京北町山国地区4集落の御詠歌の比較を通して−」『関西楽理研究』11号関西楽理研究会 1994年pp.35-56 (論文)
篠原眞紀子「民謡教室における楽譜使用がもたらすもの−拍子譜と無譜の学習過程比較を通し
1993年『関西楽理研究]』
篠原眞紀子「旋律パターンに関する分析の試み−名古屋平曲竹生島詣の音声を通して−」1992年『関西楽理研究\』(論文)

◆共著
岩井 正浩・上西 律子・ 坂井 康子・ 篠原眞紀子・ 桜井 寛 「四万十川上・中流域のくらしと音楽−高知県幡多郡西土佐村半家地区」「同左藤ノ川地区」 『神戸大学発達科学部紀要』神戸大学発達科学部第3巻1号1995pp.215-229年及び第3巻2号1996 pp.453-468(論文)
坂井康子・山ア和子・衣川久美子・篠原眞紀子・古庵晶子「保育士・幼稚園・小学校教諭養成課程におけるピアノ指導」『甲南女子大学研究紀要人間科学部編』45号甲南女子大学2008年pp.21-30(論文)

◆査読無
PCP研究会(3名で執筆上下を作らぬ精神でこの表記) 「東日本大震災での要援護者を取り巻く活動事例から学ぶ災害時におけるPerson Centered Planning」 南相馬市及び全体考察・全体構成担当(兵庫自治学会)PDF35ページ(篠原眞紀子担当内25ページ担当)2012年(報告書)及び『兵庫自治学』研究報告63-69(篠原担当63、66-69)

◆著書 
衣川久美子・古庵晶子・篠原眞紀子・山崎和子『なるほど!バイエル−すべての人と幼児教育をめざす人のために』1巻、2巻 サーベル社 2009年 共著 

■学術雑誌等又は商業誌における解説、総説

篠原眞紀子「雪国における自給自足の生活と繊維−福井県勝山市小原地区の生活史より−」『繊維製品消費科学』第38巻4号 日本繊維製品消費科学学会誌 シリーズ連載記事pp.6-14 1997年

■国内学会及び学術研究所発表及びシンポジウム開催資料等

篠原眞紀子「障がいのある人たちからの創出〜南相馬からの実践〜」 2013年 基礎経済科学研究所福島大会発表資料
篠原眞紀子「 障がい児学童かがやきキッズクラブを立ち上げに至るまでの親の思いを綴って」2011年障がい共生
援論研究会配布資料
篠原眞紀子「お互いを知り合おうとする人たちで関わりみんなで生活環境をつくっていくことの大切さ」2012年障害学会大会配布資料
篠原眞紀子「生活再建に向けたコミュニテイの再構築−障がいのある方、高齢の方を中心に」2012 シンポジウム配布資料(兵庫自治学会コラボレーションプロジェクトでシンポジウム開催作成資料)「同名」2013『兵庫自治学』19号53-62
PCP研究会2名で企画及び発表篠原眞紀子 生活再建に向けたコミュニテイの再構築−障がいのある方、高齢の方を中心に−コラボレーション・シンポジウム開催2012 防災未来センタ−(兵庫自治学会コラボレーションプロジェクトでシンポジウム開催し作成した資料)

■発表・作成資料一覧

篠原眞紀子「協働から紡ぎ出される音楽表現?実践を通して」2012年発表及び配布資料(日本音楽表
現学会於)
篠原眞紀子「個人ボランテイアの可能性を探る−南相馬市の活動を通して」2011年 日本福祉教育・
ボランテイア学習学会 発表要旨及び補足資料
篠原眞紀子「観音講における御詠歌の節付けに関する音響学的分析の試み−F0とPowerの関係による4集落の比較−」1994年 日本音響学会発表資料 
篠原眞紀子「小集団における音楽療法による生涯学習の可能性−有料老人ホームの実践事例から」2001年関西楽理研究会発表資料
篠原眞紀子「小集団における音楽療法による生涯学習の可能性−3集団(宅老所・特別養護老人ホーム・有料老人ホーム)の実践比較からの検討」2002年 日本音楽療法学会発表資料

■資料

宇都宮大学民俗研究会;篠原眞紀子「富山の民俗−栃木県那須郡馬頭町富山−」(口頭伝承担当)1989年 
宇都宮大学民俗研究会;篠原眞紀子「赤麻の民俗−栃木県下都賀郡藤岡町赤麻−」(口頭伝承担当)1990年 

■修士論文

篠原眞紀子「念仏のリズム構造とその背景」1990年 宇都宮大学大学院修士論文
篠原眞紀子「観音講における音楽活動の通時的・共時的研究−土地と家への継続を願う習俗−」1993年 神戸大学大学院修士論文


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