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大川 弥生

おおかわ・やよい


last update: 20170723

■著書他

◆200404 「高齢者リハビリテーション研究会報告を読む」、『週刊医学界新聞』2581 

鶴見 和子・大川 弥生・上田 敏 199805 『回生を生きる――本当のリハビリテーションに出会って』,三輪書店,237p. ISBN-10: 4895900800 ISBN-13: 978-4895900805  [amazon][kinokuniya] ※ r02
 → 鶴見 和子・大川 弥生・上田 敏 20070801 『回生を生きる――本当のリハビリテーションに出会って 増補版』,三輪書店,319p. ISBN-10: 489590279X ISBN-13: 978-4895902793 2100 [amazon][kinokuniya] ※ r02
◆大川 弥生 20040220 『新しいリハビリテーション――人間「復権」への挑戦』,講談社,講談社現代新書,224p. ISBN-10:4061497065 ISBN-13: 978-4061497061 \756 [amazon][kinokuniya] ※ r02 a06
◆大川 弥生 200405020 「介護保険サービスとリハビリテーション――ICFに立った自立支援の理念と技法』,中央法規出版,135p. ISBN-10: 4805824336 ISBN-13: 978-4805824337 \1800+税 [amazon][kinokuniya] ※ r02
◆大川 弥生 20090727 『「よくする介護」を実践するためのICFの理解と活用――目標指向的介護に立って』,中央法規出版,135p. ISBN-10:4805832061 ISBN-13:978-4805832066 \1890 [amazon][kinokuniya] ※ a02 ds il

■言及

◆立岩真也 2010/08/01 「「社会モデル」・序――連載・57」,『現代思想』2010-8

 「そして第四に、こうしてリハビリテーションは本来は人の全体に関わるものであり、「狭義」のリハビリテーションはなすべきことの一部であるとする――と同時にそれもまた明らかに必要なものであるとして、それを「全面否定」する「極端」な議論を批判する――人(たち)は、自らに対する(かつての?)批判者たちの中にあったのと言葉としてそう違わない言葉を用いて、「限定」をこのたび語った。「不要な」ことが「漫然と」なされている「部分」もあるというのである。それは、二〇〇六年以降顕在化し批判の対象になった制度の変化とは関係のないことであると、たんに財政を気にした政府に利用されてしまったとも言えるのだろうが、しかし、制度「改悪」に対する批判者たちも指摘したように、すくなくとも当初、その動きに対する学界・業界の反応は鈍いものだったし、それは今でもそう大きくは変わっていない。そしてその報告書は、それに関わった人たちによってたいへん重要なものとして了解され、例えばそうした文章の一つには次のような記述も見える。

 「「維持期のリハ」という呼称はこれまで大きな誤解を与えてきた。一つは「維持すれば十分である」という誤解、もう一つは「維持するにはリハが必要である、リハをしていなければ維持さえできず、悪くなるだけである」との誤解である。これにより漫然と長期的にリハが行なわれ、「訓練人生」という本来のリハとは逆のものをつくり、また財源の面でもマイナスになっていた。」(大川[2004])」



UP: 201006 REV: 20111230, 20170723
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