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乙武 洋匡

おとたけ・ひろただ


■著書

◆乙武 洋匡 19981020 『五体不満足』,講談社,270p. ISBN-10: 4062091542 ISBN-13: 978-4062091541 [amazon][kinokuniya] 1600 ※ d



◆乙武洋匡さん早大卒業、大学から特別賞も
読売新聞ニュース速報

 ベストセラー「五体不満足」を著した乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)さん(23)が25日、早稲田大学(東京都新宿区)の政経学部を卒業、同大創立当時の功労者にちなんだ「小野梓記念賞特別賞」を贈られた。
 スーツ姿で卒業式に臨んだ乙武さんは、電動車いすで壇上へ。先天性四肢切断という障害を持ちながら、障害者への理解を深める活動を行ってきた功績で、奥島孝康総長から特別賞のメダルを首に掛けてもらった。
 式の後、乙武さんは「うれしいのと、ほっとしたのが半分半分。今後は、障害者も健常者も変わらないんだ、というメッセージを伝える仕事に就きたい」と晴れ晴れした表情で語った。
[2000-03-25-13:25]


◆乙武洋匡さんが早稲田大学を卒業
朝日新聞ニュース速報

 ベストセラーとなった「五体不満足」の著者、乙武洋匡さんが25日、早稲田大学を卒業した。乙武さんはこの日、バリアフリー社会を目指した取り組みが評価され、学術・スポーツなどで成果をあげた学生・団体に贈られる「小野梓記念賞」の特別賞も受賞、二重
の喜びとなった。
 式典会場のステージ正面には、この日を機に大学側が購入した車いす用のリフトが用意され、乙武さんが受賞のためリフトに乗って登壇した。
 大学のバリアフリーをまた一歩進めることになった。
 乙武さんは大学に籍を置きながら、テレビや新聞などを通じて「心のバリアフリー」を訴えてきた。昨年末に個人事務所を設立し、卒業後の活動を模索し始めていた。
 乙武さんは、「感慨はあるが卒業は通過点です。本やテレビの仕事を通じて『障害があっても何も変わらない』というメッセージを伝える面白さを感じた。そんな仕事を今後も続けていきたい」と話していた。
[2000-03-25-13:16]

◆乙武さんが早大を卒業 バリアフリーに貢献
共同通信ニュース速報

 早稲田大の卒業式が行われた二十五日、政経学部四年でベストセラー「五体不満足」の著者、乙武洋匡さんがバリアフリー社会を目指した活動を評価されて特別賞を受賞した。
 乙武さんは一九七六年、先天性四肢切断という障害を持って生まれた。九八年に自分の生い立ちをつづった「五体不満足」を出版、ベストセラーとなった。
 「障害を持って生まれた自分にしかできないことをやろう」と、早稲田周辺で子どもたちを車いすに乗せて町を回り、障害者が実際に何に困っているのかを体験してもらう「車いす探検隊」などを企画。                            
 テレビキャスターを務める傍ら「障害者には不まじめで出しゃばりで頑張っていない人もいるんだということを伝えたかった」などと明るくユーモアあふれる発言で、障害を持つ人に夢を与えた。
 卒業後の就職は決めていない。
 式典後、乙武さんは「障害とかバリアフリーを唱え続けているばかりでは逆に障害者にとってマイナスになるように感じている。今後は、例えばスポーツなどにも挑戦して『そういえばあいつ、車いすに乗っていたんだな』と言われるようになりたい」と笑顔で抱負を語った。
[2000-03-25-13:14]


 ※は生存学資料室にあり

UP:20081025 
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