生瀬 克己
なませ・かつみ
◆19830901 『「孤独」と「放置」の精神史――障害者たちの「近世」・年表譜』
千書房,166p. 1900 真砂369
◆19880520 「孤独と放置の中の生と死」
山川編[88:105-116]
◆19880531 『障害者だから不幸なのか』
三一書房,三一新書999,202p. 650 ※ **
◆198907 『近世日本の障害者と民衆』
三一書房,178p. 2500
◆199103 『障害者問題入門』
解放出版社,186p. 1236
◆19931015 『《障害》にころされた人びと――昭和の新聞報道にみる障害の者(障害者)と家族』
千書房,207p. ASIN: 4787300210 3007 [amazon]/[kinokuniya] ※
◆19940430 『障害者と差別表現』
明石書店,223p. 2350 ※/千葉社4906 **
◆生瀬 克己 編 19861120 『障害者と差別語――健常者への問いかけ』
明石書店,234p. 2400 ※/杉並369 **
※は生存学資料室にあり
◆19931015 『《障害》にころされた人びと――昭和の新聞報道にみる障害の者(障害者)と家族』
千書房,207p. ASIN: 4787300210 3007 [amazon]/[kinokuniya] ※ cf.死 d **
内容(「BOOK」データベースより)
半世紀をはるかにこえる「昭和」。戦争に始まり、その破壊の中から巨大な産業化をなしとげた激動期。それは障害を持つ者およびその家族にとっていかなる時代であったのか。本書は、新聞報道を通じて、一人ひとりがたどらざるをえなかった「ころし」の情況と構造を明らかにする。それを通じて、障害を持つ者およびその家族が、「悲惨」と「絶望」の淵から、自己の存在肯定の門口に立つことになったと本当に言えるかどうかを、鋭く問う。
内容(「MARC」データベースより)
戦争に始まり、その破壊の中から巨大な産業化をなしとげた激動期昭和。それは障害を持つ者とその家族にとっていかなる時代であったのか。人々がとらざるをえなかった「ころし」の状況と構造を、新聞報道を通じて明らかにする。
目次
第1章 障害の者の生とその空間
第2章 〈ころし〉の情況と構図
第3章 〈健全者〉幻想のくずれるとき―自殺と心中
第4章 おんな・はは・かいご者
第5章 判決の構造
第6章 〈被差別〉の暴発
終章 資本制社会の人間配置と障害の者―一つの理論的想定として
付論 軍人の時代と病弱者