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中谷 瑾子

なかたに・きんこ
1922/08/23〜2004/06/23


このHP経由で購入すると寄付されます

・法学
・20040623逝去

https://ja.wikipedia.org/wiki/中谷瑾子

 *立岩のデータベースにあったものだけ

■著書・編書

◆中谷 瑾子 編 編 19820130 『子殺し・親殺しの背景――《親知らず・子知らずの時代》を考える』,有斐閣選書,vii+230p. 630 三鷹369
◆中谷 瑾子 編 198710 『女性犯罪』,立花書房,351p. 4000 千葉社3656共通
◆中谷 瑾子 20010630 『続 21世紀につなぐ生命と法と倫理――生命の終期に至る諸問題』,有斐閣,327p. ISBN-10: 4641027528 ISBN-13: 978-4641027527 6510 [amazon] ※ be ml
◆中谷 瑾子 編 20010730 『医事法への招待――医療技術の進歩・高齢化社会と法』,信山社出版,362p. ISBN-10: 4797252510 ISBN-13: 978-4797252514 3780 [amazon] ※ b be ml

■論文

◆19830901 「次代へ架ける法の選択――とくに優生保護法の改正をめぐって」,『判例タイムズ』34-21(500):007-010 ※COPY
◆1984 「死をめぐる法的問題」,『クリニカ』11-6(トプコ出版部)→中谷[2001:55-66]
◆1985 「生命の発生と刑法」,西原他編『現代刑罰法大系』
◆198507 「優生保護法と堕胎罪」,『法学セミナー増刊総合特集シリーズ』30[女性そして男性]
◆198508 「最近の脳死論議の問題点」,『法律のひろば』38-08:4-15(特集:脳死をめぐる諸問題)
◆中谷 瑾子・野阪 滋男 19871201 「医事法」,『法律時報』59-13(729):079-083 ※COPY (特集:1987年学界回顧)
◆198908 「女子の性非行の国際的動向――少女売春と思春期妊娠を中心として」,『青少年問題』36-8:20-28
◆中谷 瑾子・加賀 乙彦 198911 「「死の定義」各国事情」(対談)(脳死を考える・4),『世界』534:256-275
◆19920601 「「臓器の摘出に関する法律」(試案)(生命倫理研究会・脳死と臓器移植問題研究チーム)について」,『ジュリスト』1001:052-069 ※COPY(特集:脳死臨調最終答申)
◆199311 「ニュージャージー州の「死亡宣告法」と脳死論議のゆくえ――動き出した「臓器移植法(仮称)案」提案を参考にして」,『大東法学』21:63-95
◆1996 「らい予防法廃止への道程」,『日本ハンセン病学会雑誌』65-2→中谷[2001:225-234](pp.2001年5月の熊本地方裁判所判決を受けた[追補])
◆1998 「透析の導入――医師の裁量権と法律」,『臨牀透析』14-9→中谷[2001:173-185]

 ※は生存学資料室にあり


◆2001/05/19 「代理出産 中谷慶大名誉教授 行うべきでない」
 NHKニュース速報

 「国の委員会は去年、代理出産を禁止する報告書をまとめています。
 当時の委員長で、生命倫理が専門の慶応義塾大学の中谷瑾子(ナカタニキンコ)名誉教授は「アメリカに渡って代理出産をする夫婦がいたことから日本でもいずれありうると思っていたが、代理出産は女性の体を道具に使うもので、ビジネスにもつながりかねないので行うべきではない。しかし出産した子どもに対するケアは、今後、十分にしてほしい」と話しています。」[2001-05-19-11:24]
 →代理出産 2001

◆2004/06/29 中谷瑾子さん死去 臓器移植で積極発言
 共同通信ニュース速報

 「刑法や医事法が専門で、脳死臓器移植やハンセン病について積極的な発言を続けた慶応義塾大名誉教授の中谷瑾子(なかたに・きんこ)さんが23日午後5時44分、がん性腹膜炎のため東京都新宿区の慶応大病院で死去していたことが29日分かった。81歳。山形県出身。自宅は新宿区西落合2−16−8。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は長男比呂樹(ひろき)氏。
 安楽死や生殖医療など生命倫理に関する問題に詳しく、厚生省(当時)の「生殖補助医療技術に関する専門委員会」の委員長を務めた。著書に「21世紀につなぐ生命と法と倫理」など。」[2004-06-29-19:50]

◆2004/06/30 <訃報>中谷瑾子さん81歳=慶応大名誉教授、刑法専攻
 毎日新聞ニュース速報

 「中谷瑾子さん81歳(なかたに・きんこ=慶応大名誉教授、刑法専攻)23日、がん性腹膜炎のため死去。葬儀は近親者のみで済ませた。自宅は東京都新宿区西落合2の16の8。喪主は長男比呂樹(ひろき)さん。
 脳死移植や生殖医療など生命倫理の分野で積極的に発言し、旧厚生省の生殖医療に関する専門委員会委員長を務めた。また、公安審査委員会委員として、オウム真理教(アーレフに改称)に対する破壊活動防止法適用の是非を審査した。」[2004-06-30-01:13]

◆2004/06/29 中谷瑾子さん(慶応大名誉教授)が死去
 読売新聞ニュース速報

 「中谷瑾子さん(なかたに・きんこ=慶応大名誉教授)23日、がん性腹膜炎で死去。81歳。告別式は近親者で済ませた。自宅は東京都新宿区西落合2の16の8。喪主は長男、比呂樹氏。
 専門は刑法。脳死移植や生殖医療など生命倫理の問題で活発に発言、日本生命倫理学会の会長も務めた。」[2004-06-29-23:39]

◆2004/06/29 慶大名誉教授の中谷瑾子さん死去
 朝日新聞ニュース速報

 「中谷 瑾子さん(なかたに・きんこ=慶応大名誉教授・刑法)が23日、がん性腹膜炎で死去、81歳。通夜・葬儀は近親者のみで行った。喪主は長男比呂樹さん。自宅は東京都新宿区西落合2の16の9。
 厚生科学審議会(厚労相の諮問機関)の今後の生殖医療のあり方を考える専門委員会の委員長を務めるなど医療と法、倫理にまたがる分野で活躍。公安審査委員会委員としてオウム真理教を破壊活動防止法に基づき解散させるかどうか、審査した。」[2004-06-29-20:49]


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