HOME > WHO >

三澤 了

みさわ・さとる
1942/04/01〜2013/09/30

last update: 20131004

・東京都
・頚損連・会長(元) 1976〜ケア付住宅検討会委員 (頚損連絡会から) 八王子自立ホーム→戸山ハイツ (都営住宅) 電動車イス使用者連盟・会長・『自立への胎動』:54-55
新宿ライフ・ケア・センター
……
DPI日本会議議長

http://dpi.cocolog-nifty.com/vooo/2014/10/post-0c17.htmlより

 「☆三澤了について☆  1942年4月1日生まれ。学生時代に事故で頸髄を損傷し車いすを利用するようになる。1973年「頸髄損傷者連絡会」を結成。会長に就任し、以降、まちづくり運動や所得保障等の課題に取り組む。1993年からDPI日本会議事務局長に就任。三澤さんが事務局長を務めた10年余りで、交通行動の全国展開、全国各地での総会・集会の開催、会員組織の拡大など、DPI日本会議を軸にした障害者運動が大きく花を咲かせた。2002年第6回DPI世界会議札幌大会では、政府や全国的な障害者団体を大きく取りまとめた。1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災においては、障害当事者による救援活動の先頭に立った。障害に関する国際的な舞台でも、日本の障害者運動を代表して参加した。こうした積み重ねの上に、現在の、障害者権利条約の批准や差別解消法の制定などの成果がある。
 2004年DPI日本会議議長に就任。2013年9月30日、その生涯を終えるまで、常に運動の先頭に立ちながらも、その温厚な人柄は多くの障害当事者や関係者から大きな信頼を得ており、日本の障害者運動の未来を担う次世代リーダーの育成に尽力した。」



☆──────「われら自身の声」を届けます!──────
   DPI日本会議メールマガジン(14.4.11)第414号
  DPI-JAPAN Mail Magazine
☆───────────────http://www.dpi-japan.org/

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

「三澤了さんの遺志を継ぐ会」へ
たくさんのご参加・ご賛同のお申込を頂き、
誠にありがとうございます。

4月21日(月)フォーラム、偲ぶ会の参加受付を
会場の関係から、来週4月14日(月)で一旦締め切らせて頂きます。
4月22日(火)条約批准パレードは引き続き受け付けておりますので、
どうぞよろしくお願い致します。

また今会へのご賛同のお申込みについても、
4月14日(月)以降も受け付けておりますが、
印刷の関係で、4月14日(月)以降のお申込みについては、
当日資料にお名前を掲載することができませんので、
大変恐れ入りますが、ご了承いただけると幸いです。

───────────────────────────
「三澤了さんの遺志を継ぐ会」開催のご案内
───────────────────────────
去る2013年9月30日に急逝された前DPI日本会議議長の三澤了さんを偲び、
このたび「三澤了さんの遺志を継ぐ会」を
下記のとおり開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。

権利条約を批准し新しい時代を創っていくこの時期に、
次世代への運動の引き継ぎに心を砕いた故人の遺志を振り返り、
学び、実際に行動に取り組む、という会にしたいと考えております。

ご多用中とは存じますが、
是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

----------------------------------
■4月21日(月)フォーラム、偲ぶ会
----------------------------------
●フォーラム
○日時:2014年4月21日(月)12時30分〜16時30分(受付開始12時)
○場所:衆議院第一議員会館 地下1階 大会議室
    (〒100-0014 東京都千代田区永田町2-2-1)
会場ウェブページ http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
○参加費:無料
○プログラム:
【第一部:報告会】
 1.三澤了さんの運動の足跡
 2.特別報告:イ・サンホ氏(ソウル市議会議員・前ヤンチョン自立生活センター所長)
【第二部:シンポジウム】
 「権利条約批准と制度改革第2ラウンドへ」
  シンポジスト:国会議員(各会派)、JDF関係者

●偲ぶ会
○日時:2014年4月21日(月)18時〜20時(受付開始17時)
○場所:灘尾ホール(〒100-8980 千代田区霞が関3-3-2)
    会場ウェブページ http://www.shakyo.or.jp/jncsw/sinkasumi.html
○参加費:5,000円(介助者:3,000円)
※偲ぶ会は立食形式です。
※個人賛同金をいただいている方は、1名分の参加費が免除となります。

----------------------------------
■4月22日(火)条約批准パレード
「障害者権利条約批准 わけ隔てのない社会を実現しよう!」
----------------------------------
○日時:2014年4月22日(火)10時〜14時頃
○参加費:無料
○プログラム:
10時 弁護士会館2階クレオホール
   (〒100-0013 千代田区霞が関1-1-3)
   会場ウェブページ http://www.softic.or.jp/map/map-creo.html
11時 パレードスタート
   ・日比谷公園〜数寄屋橋までパレードをします。
   ・数寄屋橋からはグループに別れ、銀座の店舗を訪問し、
    チラシを配りバリアフリーを呼びかけます。
14時頃 解散

◇お申込方法(フォーラム、偲ぶ会、条約批准パレード共通)
 以下から申込書をダウンロードし、Eメール、ファックスにてお送り下さい。
 またメールでお申込の方はメール用の申込みフォームをご活用ください。
 
 ▽チラシ、申込書はこちら
 (ワード版)
http://dpi.cocolog-nifty.com/website/work/tsugukai_problem.doc
 (PDF版)
http://dpi.cocolog-nifty.com/website/work/tsugukai_problem.pdf

 ▽メール申込み用フォーム
 http://dpi.cocolog-nifty.com/vooo/mail_form_misawa.html(DPIブログ)

 ▽お申込先
 メール misawa.tsugu@gmail.com ファックス 03-5282-0017

◇呼びかけ人(あいうえお順、敬称略)
嵐谷安雄、池内文雄、石毛えい子、伊東弘泰、茨木尚子、大熊由紀子、太田修平、
北野誠一、キム・デソン、古賀伸明、近藤秀夫、佐々木信行、高橋儀平、立岩真也、
中西由起子、西村正樹、野村茂樹、樋口恵子、平下耕三、平野みどり、藤井克徳、
松井亮輔、森祐司、八代英太、山形伸次、横路孝弘

◇主催「三澤了さんの遺志を継ぐ会」実行委員会
 共同代表 今西正義、中西正司、山田昭義

◇お問合せ先
「三澤了さんの遺志を継ぐ会」実行委員会
(〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5階  DPI日本会議内)
 電話 03-5282-3730 ファックス 03-5282-0017
 メール misawa.tsugu@gmail.com

◆2013/10/11

☆──────「われら自身の声」を届けます!──────
   DPI日本会議メールマガジン(13.10.11)第395号
 DPI-JAPAN Mail Magazine
☆───────────────http://www.dpi-japan.org/

      ■ お知らせ(訃報) ■

DPI日本会議 議長 三澤 了(71歳)は、かねてより療養中のところ、
9月30日(月)午後6時33分に逝去いたしました。
ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。

通夜及び告別式につきましては、ご遺族の意向により、
10月6日、7日に家族・親族等のみにて執り行われました。

葬儀の際には加盟団体、関係団体、協力団体の皆様および国会議員の皆様などから、
多数の供花、国内外から140を超える数にのぼる、
心のこもった弔電・メッセージよりをいただきました。

DPI日本会議としましては、今後、然るべき時期に、
日本の障害者運動に関わられたすべての方と共に三澤議長をしのび、
三澤議長の遺志を受け継ぐことを誓う大きな「偲ぶ場」を設ける所存です。
その際には国内外の多くの方々のご参加をお願い申し上げます。
こちらにつきましては、追ってDPI日本会議事務局より関係者の皆さまに連絡を差し上げます。

最後に、三澤議長の遺志を端的に表明してくださった、
ピープルファースト北海道会長の土本秋夫さんのメッセージの一部分を紹介させていただきます。

「三沢さんがやってきたしょうがいしゃ運動のみちをつくってきたことをたえさせないために、
自分たちが ひきつぐところはひきついでいくことだとおもいます」。

引き続き皆様のご支援をDPI日本会議に賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

◆朝日新聞 2013年10月1日13時15分
 http://www.asahi.com/obituaries/update/1001/TKY201310010097.html

 「三沢了さん死去 DPI日本会議議長
 三沢了さん(みさわ・さとる=DPI〈障害者インターナショナル〉日本会議議長)が9月30日死去、71歳。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く予定。連絡先はDPI日本会議(03・5282・3730)。
 自ら車いすを利用する当事者として、障害者の自立生活と権利擁護のための活動に尽力した。」

◆2013/09/30 崔 栄繁さんより

国内外の障害者運動の仲間の皆様

すでにご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、実に残念なご報告を差し上げなければなりません。本日午後6時半頃、DPI日本会議の議長である三澤了さんが永眠されました。

3年前の大病の後も徐々に活動に復帰され、6月の全国大会には二次会も含めて、全プログラムに参加され、8月の常任委員会にも顔を見せて頂きました。その後、9月になって体調を崩され入院をされていましたが、先週半ばにお見舞いに行った際には、少し声を出しにくそうでしたが、会話もできる状態でした。

しかし、昨日になって容体が急変され、本日午後6時30分に永眠されました。
三澤さんの人生は、日本の障害者運動の歴史そのものだったと思います。また、三澤さんの下で事務局長として活動してきた者として、急な事態に、三澤さんの存在の重さをあらためてかみしております。謹んで、三澤さんのご冥福をお祈りします。

今後についてお知らせいたします。

 通夜、葬儀は、ご遺族の意向により、家族・親族等のみにて執り行うこととなりました。加盟団体、常任委員の皆様におかれましても、この点、是非ご理解を頂きますよう、心よりお願い申し上げます。
 まだ詳細は決まっておりませんが、葬儀会場へのお越しはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。重ねて、この点、ご理解、ご協力いただきますようお願い申し上げます。弔電等の問い合わせににつきましては事務局にお願いいたします。

 DPI日本会議としましては、こうしたご遺族のお気持ちを尊重してあたっていきたいと思います。
 後日あらためて常任委員会(理事会)に諮りたいと思いますが、然るべき時期に、日本の障害者運動に関わられたすべての方と共に三澤議長をしのび、三澤議長の遺志を受け継ぐことを誓う大きな「偲ぶ場」を設ける所存です。その際には国内外の多くの方々のご参加をお願い申し上げます。
このことにつきましては、追ってDPI日本会議事務局より提案と連絡を差し上げます。

なにとぞ、事情ご推察の上、よろしくお願い申し上げます。

https://twitter.com/dpi02

◆DPI(障害者インターナショナル)日本会議 議長 三澤 了 2012/07/12 「終末期における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)修正案について――疑問と要望」

◆三澤 了(DPI日本会議) 20090710 「障害者の地域生活と所得保障のあり方」『障害学研究』5
*障害学研究編集委員会 編 20090710 『障害学研究』5,発行:障害学会,発売:明石書店,260p. 2300+税 ISBN-10: 4750330140 ISBN-13: 978-4750330143 [amazon][kinokuniya] ※

◆2007/09/16 報告,障害学会第4回大会・シンポジウム「障害と分配的正義――基本所得は答になるか?」,於:立命館大学

◆横田 弘・三澤了(対談) 20060811 「障害者は当たり前に生きていってはいけないのかという、それだけですよ。」,『DPI われら自身の声』22-2:06-15

◆20010501 「同じ頚損仲間から、障害種別・国境を超えたDPIの運動へ」,全国自立生活センター協議会編[2001]*
*全国自立生活センター協議会 編 20010501 『自立生活運動と障害文化――当事者からの福祉論』全国自立生活センター協議会,発売:現代書館,480p. ISBN:4-7684-3426-6 3675 [amazon][kinokuniya] ※ d00h

 ……

◆三澤 了(DPI日本会議事務局長) 1999/06/01 「実効性のある真の改革を」,『ノーマライゼーション 障害者の福祉』19-6(1999-6)
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n215/n215_01-02-06.html
◆三澤 了 19940320 「もっと自由に,もっと華麗に――電動車いすとともに」
 『われら人間』068:04-05
◆三澤 了 19930325 「DPIアジア・太平洋ブロック総会報告」(現場からのレポート)
 『季刊福祉労働』58:162-166
◆三澤 了 19921220 「国際交流への在り方への一つの提言」
 『われら人間』063:06-08(特集:障害者と国際交流)
◆三澤 了 19920325 「第三回自立生活問題研究全国集会の報告」
 『季刊福祉労働』54:138-144
◆三澤 了 19920130 「スウェーデン・オランダ研修旅行報告」
 『障害連ニュース』038:04-05
◆三沢 了 19910301 「自立生活と介助」(提言)
 『障害者の福祉』11-03(116):17
◆三沢 了 19880225 「障害者の所得保障」
 『あくしょん』06:26-29
 ……以下未掲載……


UP:20070724 REV:20090816, 20130930,1001, 04, 17
DPI日本会議  ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築  ◇障害者(の運動)史のための資料:人  ◇WHO
TOP HOME (http://www.arsvi.com)