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病者障害者運動史研究 > 2017年度科学研究費(基盤B)科研協力研究者

三井 さよ

みつい・さよ


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last update: 20170727

・法政大学社会学部准教授
[外部リンク]http://soc.jpn.org/soc05/kyouju/column/04mitsui/index.html
[外部リンク]http://soc.jpn.org/soc07/shokai/column/mitsui.html

■研究テーマ

医療社会学(ケアの相互行為論)

■学歴

1995年 東京大学文学部卒業
2003年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了
博士(社会学)

■職歴

2004年 法政大学社会学部専任講師
2006年 法政大学社会学部准教授

■業績

□単著(新着順)
◆20100301,『看護とケア――心揺り動かされる仕事とは』角川学術出版.ISBN-10: 4046536012 ISBN-13: 978-4046536013 \2310 [amazon][kinokuniya] c04 n04
◆20040825,『ケアの社会学――臨床現場との対話』勁草書房.ISBN-10: 4326652969 ISBN-13: 978-4326652969 \2730 [amazon][kinokuniya] ※ c04 n04 sm
→cf. 立岩真也,20050624,「書評:三井さよ『ケアの社会学――臨床現場との対話』」『季刊社会保障研究』41(1): 64-7.

□編著(新着順)
崎山治男伊藤智樹・佐藤恵・三井さよ編,20081122,『“支援”の社会学――現場に向き合う思考』青弓社.ISBN-10:4787232916 ISBN-13:978-4787232915 \2940 [amazon][kinokuniya] ※ s
◆三井さよ・鈴木智之編,20070331,『ケアとサポートの社会学』法政大学出版局.ISBN-10: 4588672061 ISBN-13: 978-4588672064 \3360 [amazon][kinokuniya] ※ c04 n04 s
→cf. 天田城介,200705**,「自明な世界を記述することの社会学的困難を痛感する書として――書評:三井さよ・鈴木智之編『ケアとサポートの社会学』」『図書新聞』2007年5月.
[外部リンク]http://www.josukeamada.com/bk/betc25.htmで全文閲覧可.HTMLファイル)

□分担執筆(新着順)
◆20081122,「『人として』の支援 ―― 阪神・淡路大震災において『孤独』な生を支える」崎山治男伊藤智樹・佐藤恵・三井さよ編『“支援”の社会学――現場に向き合う思考』青弓社,**-**.ISBN-10:4787232916 ISBN-13:978-4787232915 \2940 [amazon][kinokuniya] ※ s
◆20070331,「職業者として寄り添う――病院内看護職と末期患者やその家族とのかかわり」三井さよ・鈴木智之編『ケアとサポートの社会学』法政大学出版局,149-81.ISBN-10: 4588672061 ISBN-13: 978-4588672064 \3360 [amazon][kinokuniya] ※ c04 n04 s

□論文,その他書いたもの(新着順)
・2010年
◆20100331,「生活をまわす/生活を拡げる――知的障害当事者の自立生活への支援から」『福祉社会学研究』7: 118-39.ISSN: 13493337

・2009年
◆200908**,「書評 西川真規子著『ケアワーク 支える力をどう育むか』――スキル習得の仕組みとワークライフバランス」『日本労働研究雑誌』51(8): 99-101.ISSN: 09163808
◆200906**,「ソーシャル・キャピタルを創る」(ケアの現場を考える・6)『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会,375: 50-2.
◆200905**,「生活をまわす/つくる」(ケアの現場を考える・5)『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会,374: 52-4.
◆200904**,「『生活』を創ろう」(ケアの現場を考える・4)『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会,373: 56-8.
◆200903**,「特養という場――病院ではなく,自宅でもなく」(ケアの現場を考える・3)『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会,372: 50-2.
◆200902**,「生活ってすごい」(ケアの現場を考える・2)『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会,371: 40-2.
◆200901**,「わかることができない悔しさ」(ケアの現場を考える・1)『文化連情報』日本文化厚生農業協同組合連合会,370: 34-6.

・2008年
◆20080531,「『思い』を介した協働――特養Aにおける介護職と看護職のかかわりを通して」『ソシオロジ』53(1): 91-107.ISSN: 05841380
◆20080331,「樽川典子編『喪失と生存の社会学――大震災のライフ・ヒストリー』(書評)」『社会学評論』58(4): 630-2.ISSN: 00215414
[外部リンク]J-Stageで全文閲覧可.PDFファイル)

・2007年
◆20070723,「書評 N. A. クリスタキス 1999『死の予告――医療ケアにおける予言と予後』(進藤雄三監訳,2006,ミネルヴァ書房)」『保健医療社会学論集』18(1): 72-4.ISSN: 13430203
◆20070315,「看護職の苦闘から学ぶべきこと――『近寄ること』と『違いを見つめること』の間で」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第24回)『ナーシング・トゥディ』22(3): 60-2.ISSN: 09122974
◆20070215,「看護と“女性らしさ”――手段としての役割の受け入れ」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第23回)『ナーシング・トゥディ』22(2): 60-2.ISSN: 09122974
◆20070115,「『資格』とは何か――一般論と個別の文脈での捉え方」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第22回)『ナーシング・トゥディ』22(1): 58-60.ISSN: 09122974

・2006年
◆20061215,「看護職と家族との間に――患者に寄り添おうとするがための一線」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第21回)『ナーシング・トゥディ』21(14): 60-2.ISSN: 09122974
◆20061115,「なぜ看護職になろうと思ったのか――職業を『選び続けること』」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第20回)『ナーシング・トゥディ』21(13): 60-2.ISSN: 09122974
◆20061015,「心の揺れと看護――『感情労働』という概念が示すこと」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第19回)『ナーシング・トゥディ』21(11): 60-2.ISSN: 09122974
◆20060915,「『看護職に向いていない』ことは悪いことか?――看護への『適性』と『向き不向き』の意義」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第18回)『ナーシング・トゥディ』21(10): 60-2.ISSN: 09122974
◆20060815,「新たな専門職像に近い看護職――『批判や非難に身を晒す業務』を手放さないこと」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第17回)『ナーシング・トゥディ』21(9): 60-2.ISSN: 09122974
◆200608**,「医療政策と看護労働」『医療労働』484: 58-61.ISSN: 0287-4369
◆20060715,「『患者の心理・社会面に関わる』とは」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第16回)『ナーシング・トゥディ』21(8): 60-2.ISSN: 09122974
◆20060615,「看護の専門領域は本当に曖昧か――『患者の反応をみる』という役割」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第15回)『ナーシング・トゥディ』21(7): 56-8.ISSN: 09122974
◆20060531,「職業者であることと患者の固有性の認識――病院内看護職が患者の死に向き合う過程」『ソシオロジ』51(1): 135-51.ISSN: 05841380
◆20060515,「看護の『専門性』を捉え直す――『専門性先にありき』からの脱却」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第14回)『ナーシング・トゥディ』21(5): 56-8.ISSN: 09122974
◆20060415,「看護職にとっての患者の死――職業人であるがゆえの悼み方」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第13回)『ナーシング・トゥディ』21(4): 56-8.ISSN: 09122974
◆20060315,「『自立』という言葉を用いる理由――看護職の覚悟の反映として」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第12回)『ナーシング・トゥディ』21(3): 56-8.ISSN: 09122974
◆200602**,「看護職における感情労働」『大原社会問題研究所雑誌』567: 14-26.ISSN: 09129421
◆20060215,「看護と『人間性』『こころ』――だからこそ知識が必要」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第11回)『ナーシング・トゥディ』21(2): 56-8.ISSN: 09122974
◆20060115,「『白衣の天使』像を読み解く――その虚実と矛盾」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第二部 専門職とは何か 第10回)『ナーシング・トゥディ』21(1): 56-8.ISSN: 09122974

・2005年
◆20051215,「患者に抱くある種の“諦め”――患者の主体性を保つとは」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第9回)『ナーシング・トゥディ』20(14): 56-8.ISSN: 09122974
◆20051115,「『待ちの看護』と偶有性――患者が選ぶ余地」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第8回)『ナーシング・トゥディ』20(13): 56-8.ISSN: 09122974
◆20051015,「『違和感』は他者との邂逅の入り口――『当たり前』が通用しない時」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第7回)『ナーシング・トゥディ』20(11): 60-2.ISSN: 09122974
◆20050915,「プロフェッショナルは『動揺しない』か――異なる目線の獲得」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第6回)『ナーシング・トゥディ』20(10): 52-4.ISSN: 09122974
◆20050815,「資源でも,対象でもなく――『家族』のもたらす可能性」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第5回)『ナーシング・トゥディ』20(9): 52-4.ISSN: 09122974
◆20050715,「患者の死後に残る『後悔』――マイナスのプロフェッションとして」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第4回)『ナーシング・トゥディ』20(8): 48-50.ISSN: 09122974
◆20050615,「できないことは悪いことか――共感を生み出す『無力感』」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第3回)『ナーシング・トゥディ』20(7): 48-50.ISSN: 09122974
◆20050515,「患者さんの笑顔に頼ってはいけない――看護職の立場性」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第2回)『ナーシング・トゥディ』20(5): 50-2.ISSN: 09122974
◆20050415,「人の望みの複雑さ――末期患者の退院をめぐって」(“患者さんのため”の困難さ――看護職はどのような意味で専門職か 第一部 事例から考える“患者さんのため”第1回)『ナーシング・トゥディ』20(4): 52-4.ISSN: 09122974
◆宮子あずさ・三井さよ,20050115,「ナースが『患者のため』と言うとき」『ナーシング・トゥディ』20(1): 18-23.ISSN: 09122974

・2004年
◆20040325,「ケアの持続へ向けて――技法論・倫理論から看護職間関係の議論へ」『保健医療社会学論集』14(2): 55-64.ISSN: 13430203

・2002年
◆20020601,「ケア過程におけるニーズの二面性――A病院の看護職による末期患者への働きかけを通して」『年報社会学論集』15: 250-61.ISSN: 09194363
[外部リンク]Journal@rchiveで全文閲覧可.PDFファイル)

・2001年
◆20010915,「クリニカル・パス導入と医療従事者関係の変容」『ソシオロゴス』25: 123-39.ISSN: 02853531
◆20010531,「医療専門職による『ケア』の過程」『ソシオロジ』46(1): 71-88.ISSN: 05841380
◆20010519,「ケアに基づく専門職像の再構築へ向けて――A病院における看護職の実践から」『保健医療社会学論集』12(1): 127-39.ISSN: 13430203

・2000年
崎山治男・三井さよ,20000930,「慢性疾患における医療者−患者関係の考察に向けて」『ソシオロジ』45(2): 69-86.ISSN: 05841380
◆20000605,「専門職にとっての『ケア』――ニーズの相互的判断」『年報社会学論集』13: 146-58.ISSN: 09194363
[外部リンク]Journal@rchiveで全文閲覧可.PDFファイル)

・1999年
◆19991008,「看護職にとっての『患者中心』の医療――自律性概念再考」『現代社会理論研究』9: 213-27.ISSN: 09197710

・1998年
◆19981115,「阪神・淡路大震災におけるケア専門職ボランティアの変容過程」『現代社会理論研究』8: 197-206.ISSN: 09197710
◆19980831,「看護の『専門性』をめぐる葛藤」『ソシオロゴス』22: 153-68.ISSN: 02853531

■科研費その他研究助成

http://kaken.nii.ac.jp/en/r/00386327
◆「現代社会における対人援助に関する社会学的総合研究」(分担:代表者・佐藤恵)(基盤(B): 2007-2010年度)
◆「固有な〈生〉を支える市民活動と地域形成に関する実証的研究」(分担:代表者・清水亮)(基盤(C): 2007-2010年度)
◆「固有性に応じたケアを行うためのケア提供者における偶有性」(代表)(若手(B): 2006-2008年度)


*増補:北村 健太郎
UP: 20050519 REV: 20070508, 20101020, 20170727
病者障害者運動史研究 ◇「病者障害者運動史研究――生の現在までを辿り未来を構想する」
介助・介護   ◇医療社会学  ◇ケア  ◇看護・看護者・看護師(看護婦)  ◇社会学(者)  ◇WHO 

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