HOME > WHO >

森村 進

もりむら・すすむ


このHP経由で購入すると寄付されます

一橋大学

■著書

◆19860630 『権利と人格――超個人主義の規範理論』 創文社,276p. 3914
◆19950324 『財産権の理論』 弘文堂,216+12p. 3800 ※
◆19970410 『ロック所有論の再生』 有斐閣,一橋大学法学部研究叢書,290p. ※
  所有の項目で一部を紹介
◆20010220 『自由はどこまで可能か――リバタニアニズム入門』,講談社,216p,ISBN-10: 4061495429 ISBN-13: 978-4061495425, 660 [amazon][kinokuniya] ※

◆編 20090125 『リバタリアニズムの多面体』,勁草書房,204p. ISBN-10:4326154004 ISBN-13:9784326154005 \2580 [amazon][kinokuniya] ※



◆20040116 「リバタリアンが福祉国家を批判する理由」,塩野谷・鈴村・後藤編[2004:141-157]*
*塩野谷 祐一・鈴村 興太郎・後藤 玲子 編 20040116 『福祉の公共哲学』,東京大学出版会,公共哲学叢書5,336p. ISBN 4-13-051119-X 4410 ※ [amazon][kinokuniya]

◆1984〜85 「古代ギリシァの刑罰観」 『法学協会雑誌』101-7:67- 148; 10 1-10:77-172; 101-12:47-141; 102-1:139-227; 102-2:62-155 ※
*◆19860630 『権利と人格――超個人主義の規範理論』 創文社,276p. 3914
◆19870630 「生命技術・自由主義・逆ユートピア」 長尾・米本編[1987:89-112] ※
◆19870920 「契約の拘束力の基礎づけ」 森際・桂木編[1987:183-226] ※
◆1988   『ギリシア人の刑罰観』 木鐸社 
◆1994   「『アナーキー・国家・ユートピア』のために」(訳者解説) Wolff[1991=1994:257-307] ※
◆19950324 『財産権の理論』 弘文堂,216+12p. 3800 ※
◆19960801 「リバタニアニズムの理論的基礎」 『情況』第II期7-8(1996-7・8):030-044 ※
◆19970410 『ロック所有論の再生』 有斐閣,一橋大学法学部研究叢書,290p. ※
  所有の項目で一部を紹介
◆19981127 「アナルコ・キャピタリズムの挑戦」 井上達夫編[1998:165-190] ※

 
>TOP

◆19950324 『財産権の理論』 弘文堂,216+12p. 3800 ※

 第一章 「財産(権)」、「所有(権)」、その他の言葉
 第二章 自己所有権からの私的財産権論
 第三章 その他の論拠からの私的財産権論
 第四章 「二重の基準」論の廃棄のために
 第五章 著作者の権利――過保護の権利
 第六章 土地所有権
 第七章 法人の財産権――個人還元説の観点から
 第八章 税制――その現実的理想像

第二章 自己所有権からの私的財産権論

一 基本的発想
 ロック
 ノージック
 多元主義を採用することを宣言
 自己所有権テーゼの意義を述べる。
二 自己所有権と経済的平等
 コーエンの議論の紹介
 ロック・ノージックを支持
三 自己所有権テーゼの説得力
 ジョン・ハリスのサバイバルロッタリーの議論を検討
 J.J.トムソンの妊娠中絶についての議論を紹介
四 自己所有権の源泉
 ロールズに対するノージックの批判の紹介
 「自己所有権テーゼはどうしてそれほど自然なものと感じられるのだろうか? その理由は、我々にとって自分の身体がその他の物体とは異なったユニークな特徴をもっているという点に求められよう。私はそのユニークさを、<身体の直接的支配>と<身体に関する観察によらない知識の可能性>と<感覚のプライヴァシー(私秘性)>という三つの要素に分けて説明してみたい。」(p.41)
五 自己の身体への権利から外物への権利へ
 1 序――ロックはそれをいかにして正当化しようとしたか
 2 価値の創造からの議論
 3 自由からの議論
 4 まとめ――いずれの議論も必要である
六 自己所有権テーゼへの様々の批判
 1 自己所有権の観念は意味をなさないか?
 「ロック的な心身二元論をとらないとしても、自己所有権テーゼは維持できる。」(p.61)
 「4で述べたように、人が自己の身体を多くの場合に直接的に支配できるという事実は、われわれが自己所有権テーゼをとっている原因(「原因」太字)の一つだろうが、このテーゼの論拠(「論拠」太字)ではない。」(p.61)
 2 自己所有権は財産権か人格的権利か?
 3 子供は親のものか?
 「私が考えるには、この問題に対する、自己所有権論者の最も自然で単刀直入な回答は、<少なくとも自己意識をもった人間は、その意に反して他人によって所有されえない>と主張することである。」(p.67)
 4 ロック的労働所有論への批判
 5 共同作業の成果の配分
 「リバタリアンは共同作業に携わる人々の内部の配分について特定の基準を提供する必要はない。それは当事者間の自由な交渉によって決められるべき問題である。他人がその配分方法について干渉する権利はない。」(p.73)
 6 価値創造の社会的性質――
 「企業や集団農場の中で生産された産物を個々のメンバーにどのように配分するかを決めることは右に見たように難しいかもしれないが、ある社会の中の生産物をそれらの個々の生産者(個人であれ団体であれ)に帰することは容易である。」(p.74)
 7 市場的財産権は自然権である
 8 自己所有権テーゼの狭い解釈と最も狭い解釈
 9 経済的民主主義
 10 労働者の自律と連帯
七 自己所有権への制約
 1 生存権と公共財供給による制約
 2 経済的平等主義による制約?
八 自己所有権テーゼの内在的限界
 1 時間の経過に伴う権限の弱化
 2 大乗的見地
 3 自己所有権感覚の無定形さ
九 自己所有権テーゼは結局どのような財産権を正当化するのか?
 1 序
 2 取引の権能
 3 遺贈の権能
 4 所有権の恒久性――期間の不存在
 5 まとめ――リベラルな所有権とどこが違うか
十 自己所有権テーゼによる財産権論の実践的重要性
 1 「原始的専有は今日では重要ではない」
 2 「過去の不正が歴史的権限論を無意味にする」
 3 「今日重要な所有者は法人である」
 4 「自己所有権は法律上の財産権とほとんど関係がない」
 5 「財産権は絶対的なものではない」

第三章 その他の論拠からの私的財産権論

一 功績
 1 功績の観念
  「苦労」
 2 いくつかの問題点
二 一体化
 1 労働の混合
 2 身体の拡張
三 再配分的配慮
 1 言葉の定義
 2 個人主義的福祉と共同体主義的福祉
四 効率と効用
 1 序――帰結主義の議論
 2 経済学的所有権論の実例
 3 いくつかの批判

第四章 「二重の基準」論の廃棄のために

一 「二重の基準」論とは何か
二 学説があげる二つの論拠
三 基本的な批判
四 消極的規制・積極的規制二分論の廃棄のためにも



1994 「訳者あとがき」,Wolff[1991=1994:257-307] <301>
1995 『財産権の理論』,弘文堂 <297,301,302>
1996 「リバタニアニズムの理論的基礎」,『情況』第II期7-8(1996-7・8):30-44 <296,297>
1997 『ロック所有論の再生』,有斐閣,一橋大学法学部研究叢書 <297>
1998 「アナルコ・キャピタリズムの挑戦」,井上編[1998:165-190] <297>
2001 『自由はどこまで可能か――リバタニアニズム入門』講談社現代新書 <297,303>
2002 「リバタリアンはなぜ福祉国家を批判するのか」,『季刊社会保障研究』38-2:105-111 <297>

■言及

◆立岩 真也 19970905 『私的所有論』,勁草書房,445+66p. ISBN:4000233874 6300 [amazon][kinokuniya] ※


 
所有  ◇哲学・政治哲学  ◇自由・自由主義  ◇リバタリアニズム  ◇法律・法律学  ◇WHO

TOP HOME (http://www.arsvi.com)