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松田 亮三

まつだ・りょうぞう
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last update:20120329

・立命館大学産業社会学部 教授(2007.4〜)

◆著書・編著
◆年度別業績 2007〜2009
生存学調書
その他


■著書・編著
◆20091204 松田 亮三・棟居 徳子『健康権の再検討――近年の国際的議論から日本の課題を探る』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告9, 99p. ISSN 1882-6539 ※
◆20090220 松田 亮三・棟居 徳子『健康・公平・人権:健康格差対策の根拠を探る』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告7,130p. ISSN 1882-6539 ※
◆20090210 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,勁草書房,266p. ISBN-10: 4326700610 ISBN-13: 978-4326700615 \3,360 [amazon][kinokuniya]
◆199704 野村 拓・松田 亮三 『わかりやすい医療経済学』155p,看護の科学社




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■業績(2007.02〜)

◆松田 亮三・棟居 徳子 編 20091204 『健康権の再検討――近年の国際的議論から日本の課題を探る』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告9, 99p. ISSN 1882-6539 ※
◆松田 亮三 2009/12/04 「まえがき」 松田 亮三・棟居 徳子『健康権の再検討――近年の国際的議論から日本の課題を探る』生存学研究センター報告9,pp. 5-6.
◆松田 亮三 2009/12/04 「健康権シンポジウム あいさつと趣旨説明」 松田 亮三・棟居 徳子『健康権の再検討――近年の国際的議論から日本の課題を探る』生存学研究センター報告9,pp. 16-19.
◆松田 亮三 2009/05/21 新聞記事「市民への情報発信不可欠――社会混乱を防ぐには」 『京都新聞』
◆松田 亮三・棟居 徳子 編 2009/02/20 『国際シンポジウム「健康・公平・人権:健康格差対策の根拠を探る』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告7,130p. ISSN 1882-6539
◆20090210 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,勁草書房,266p. ISBN-10: 4326700610 ISBN-13: 978-4326700615 \3,360 [amazon][kinokuniya]
◆20090210 「序章 社会格差・健康・医療」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.1-7
◆20090210 「第1章 政策課題としての健康格差」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.9-37
◆20090210 「第2章 政策課題としての医療格差」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.39-51
◆20090210 「第3章 健康格差と医療格差──政策的対応の可能性」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.53-70
◆20090210 「第5章 欧州における健康格差──研究と政策の展開」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.103-118
◆20090210 「第6章 アメリカ合衆国における健康乖離──1990年代以降の問題化と対策の展開」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.119-143
◆20090210 「第7章 イングランドにおける医療アクセスの公平の追求──資源配分から多様な方策へ」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.145-171
◆20090210 「終章 健康と医療の公平に挑む」
 松田 亮三 編著 『健康と医療の公平に挑む――国際的展開と英米の比較政策分析』,pp.199-209
◆200810 「介護報酬と介護保険料はどのようにして決まるのか?」新村聡偏『介護福祉のための経済学』東京:弘文堂,pp.94-108.(分担執筆)
◆200805 「医療制度改革と自治体」山本隆・難波利光・森裕亮編集『ローカルガバナンスと現代行財政』京都:ミネルヴァ書房,pp.52-64(分担執筆).
◆200812 「不健康のリスクに関する知識集積と伝達様式について」『ヒューマンセーフティ研究』(立命館大学産業社会学部ヒューマンセーフティ研究会) 1: 29-38.
◆200809 「国の医療政策の現状と課題――供給政策を中心に」『(社)大阪自治体問題研究所研究年報』11:7-21.
◆200802 「医療・福祉における地域・住民エンパワメント――エンパワメントに向けたイノベーション」(オープンリサーチセンター整備事業「臨床人間科学の構築」ヒューマンサービスリサーチシリーズ7)。京都:立命館大学人間科学研究所 (棟居徳子との共著)
◆200704 Matsuda, R. "Midcourse review of "Health Japan 21"".
 Health Policy Monitor, April 2007. Available at http://www.hpm.org/survey/jp/a9/1
◆200703 「医療におけるコミュニティ・住民エンパワメント:実践課題分析のための枠組」,『立命館人間科学研究』14:183-195
 


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生存学創成拠点調書 2007.2

(所属部局(専攻等)・職名)社会学研究科応用社会学専攻・助教授
  ふりがな<ローマ字>    まつだ りょうぞう 
( 氏   名 ) 松田 亮三
(学位及び現在の専門)博士(医学) 医療社会学・比較医療政策

◆これまでの教育研究の成果、アピールすべき点  ※文献は業績一覧を参照
  これまでの教育研究の成果や実績などから判断して、本事業推進担当者は本研究拠点の課題において国際的な社会サービス供給システムについての教育研究を担っていくことができる。
  これまでの研究として、大きくは「健康」と「医療」についての研究を、多様な手法を用いて実施してきた。「健康」については、「健康」をめぐる概念と健康に影響を与える要因やそのモデル、さらに政策として形成される健康戦略・健康目標についての批判的検討を行ってきた(松田1997;氏平・近藤・藤崎・松田1999)。学位論文では特に心理的な意味での健康を疑似実験モデルによって分析した(松田 1999)。近年は、「平均」として改善をめざされてきた健康の「分布」にも言説が展開している。これは、同時に「公平」の問題としても扱われている。これらについての理論的検討(松田 2003,2005c)を行ってきた。「健康の公平」の問題は、「健康の不平等ないし格差」の問題としても扱われており、日本福祉大学の実施している3万人以上の高齢者のデータを用いた実証研究にも参加している(松田・平井他 2005;市田・吉川・松田他 2005)。また、奈良県御所市、三宅町など数多くの自治体の健康調査に関わり健康分析を行ってきた経験があり、量的データの分析には習熟している(SAS、SPSS等)。さらに、「健康の公平」をめぐる政策的対応の特徴と限界について、イングランド、米国、スウェーデン等の比較研究を共同研究により実施してきた。また、「平均」から「分布」への関心は、保健統計をめぐる社会的問題関心の変化ともとらえられ、この点についての検討を開始しており(松田 2006b)、疫学・保健統計学と社会統計学を「健康」への社会へのまなざしという観点から架橋することを狙っている。また、ミクロ・マクロ統計の国際比較を行うための方法論、および意義と限界についても習熟している。
  「医療」については2系列の研究を行ってきた。@イングランド、米国、スウェーデン、オランダなどについて、比較医療政策研究を行ってきた(松田 2003b-d,2004,2005b)。これらの中で各国の独自の歴史的経過をふまえて実現可能かつ妥当な制度を構築することが日本の医療制度を考える上でも重要であることを指摘した(松田 2003a, 2007)。理論的には、医療制度をめぐる制度的配置の問題の重要性と制度自身が作り出す新たな権力関係について検討する必要性を指摘している。各国において市場原理と計画原理がどのように医療改革の争点となっているか検討し、患者が「利用者」や「消費者」として位置づけられていること、医療の市場化や商業化を検討している (松田 2006c)。さらに、近年の比較医療政策研究を概観し、グローバル化が医療において及ぼす影響、政策形成のグローバル化などを検討し、グローバルな市民権との関わりで医療政策を検討する展望を示すとともに(松田 2007)、「下から」の医療政策形成への関与の可能性を検討した(松田 2003a)。A福祉国家による給付が行われる場であり、専門職・患者関係の生成する場でもある医療サービス提供の場に注目し、制度の変更が、関係性の変容と結び着くのか、結びつくとすればどのようなものなのか、について関心をもち、特に信頼の形成に影響を与える制度的要因を質的研究により検討してきた(中井 2005)。これらの研究を通じて、国際的な動向をふまえた発表を国際学会で行う中で、国外研究者との幅広いネットワークを形成してきている。
  立命館大学では2006年度より立命館大学人間科学研究所オープン・リサーチ・センターのチーム・リーダーとして医療・福祉における利用者エンパワメントに関する研究を総合的に推進しており、一方奈良県立医科大学との共同研究を継続している(Morita 2002;Okamoto 2006)。立命館大学社会学研究科においてこれまで2名の修士課程大学院生の副査として指導にあたり、指導院生は利用者負担の変化が医師・患者関係に与える影響、患者が医師に求める属性、について、それぞれ優れた修士論文を完成させた。前者については改稿の上学術誌に掲載された(中井・松田 2005)。教育教材作成に関わって、社会福祉辞典(2002)に、健康寿命、公衆衛生など15項目を執筆し、『図説 日本の社会福祉』(2002年)の「医療」の事項を執筆した。


◆教育・研究歴

  1988年に京都大学医学部を卒業後、臨床医としての研修・経験を経て、1992年奈良県立医科大学大学院医学研究科入学、1993年より同大学衛生学教室助手。1999年、同大学医学研究科より学位を取得(博士(医学))。2002年、Master of Science, in Health Policy, Planning and Financing (University of London)取得。2003年より立命館大学産業社会学部助教授。2005年度より、立命館大学人間科学研究所運営委員。これまで滋賀医科大学、阪南大学経済学部、奈良県立医科大学医学部保健学科などにおいて非常勤講師を勤めてきている。


◆研究業績:主な発表論文名・著書名(論文名,著書名,学会誌名,巻,号,最初と最後の頁,発表年(西暦)の各項目を必ず記載すること。本人に下線を引くこと。)

【著書】(編著および分担執筆)
松田亮三(2007)グローバル化の下での比較医療政策, 田中滋・二木立編『医療制度の国際比較』(東京:勁草書房), pp.143-167.
松田亮三(2005a)福祉と健康, in 加藤直樹, 峰島厚, 山本隆編著(2005)人間らしく生きる福祉学 : はじめて学ぶ人の社会福祉入門(京都 : ミネルヴァ書房),pp.32-44.
松田亮三(2003a)グローバリゼーションと"下から"の保健医療政策(国民医療研究所編集 『21世紀の医療政策づくり』本の泉社:東京,97〜115.
松田亮三(2000a)社会的対人サービスの産業化と介護労働(野村拓監修『21世紀の医療・看護労働』本の泉社,東京), pp.33〜42.
氏平高敏・近藤雄二・藤崎和彦・松田亮三共編著(1997)健康づくりと支援環境,京都:法律文化社(分担執筆部分:「より健康な社会に向けて」pp.3-30,「健康目標における思想の問題」pp.175-193).
野村拓・松田亮三(1997)わかりやすい医療経済学,東京:看護の科学社(担当部分:pp.54〜118).

【論文】(査読付き論文はアスタリスクにて示す)
市田行信,吉川郷主,松田亮三 他(2006) ソーシャルキャピタルと健康.公衆衛生 69(11),914〜919.
松田亮三,平井寛,近藤克則,斎藤嘉孝,「健康の不平等」研究会(2005)高齢者の保健行動と転倒歴: 社会経済的地位との相関.公衆衛生,69(3):231〜235.
松田亮三(2006a)欧州における健康の不平等に関する政策的対応.日本医療経済学会会報, 70:1-19(*).
松田亮三(2006b)社会格差と健康をめぐる日本の課題.総合社会福祉研究,29:19-30.
松田亮三(2006c)比較の中でみる日本の医療改革--市場化と商業化に注目して,国民医療;224:2〜9.
Okamoto N, Morita N, Saeki K, Matsuda R, Kurumatani N.(2006)Differences in higher-level functional capacity between participants and non-participants in health checkups among the elderly. Arch Gerontol Geriatr;42(2):175-89(*).
中井順子,松田亮三(2005)利用者負担に関する在宅長期療養者の経験: 定率負担導入後の状況に関する質的研究.日本医療経済学会会報,24(1):1〜19(*).
松田亮三(2005b)国民医療研究所DRGプロジェクトスウェーデン調査報告.月間国民医療,209:2〜24.
松田亮三(2005c)政策課題としての健康の公平.公衆衛生,69(7):603〜605.
松田亮三(2004)DRGプロジェクト 米国カリフォルニア州調査の概要.月間国民医療,200:4〜25.
松田亮三(2003b)医療財政政策と公平性: オランダの経験.経済,91:95〜104.
松田亮三(2003c)医療制度改革におけるケース・ミックス分類の導入 スウェーデンと英国の経験.月刊国民医療, 196号:87-102.
松田亮三(2003d)英国の介護政策: ブレア労働党政権下の展開.教育と医学,51(3):46〜53.
松田亮三(2003e)「健康・医療における公平」『医療ソーシャルワーク』、52、pp.63〜69
Morita N, Matsushima N, Ogata N, Saeki K, Ishibashi M, Komukai H, Matsuda R, and Kurumatani N (2002)Nationwide description of live Japanese births by day of the week, hour, and location, J Epidemiol; 12(4):330-5(*).
松田亮三(2000b)経済システムの中での医療.医療ソーシャルワーク,50:116〜122.
松田亮三 (1999)在宅中高年障害者の心理良好さに対する機能訓練事業の効果. 奈良医学雑誌 50(1), 33-41.
松田亮三(1997)自然・社会環境と健康戦略――WHO健康戦略の批判的検討,医療経済研究会会報 16(1): 1-18.

◆参 考(受賞名及び受賞年度、国際会議発表状況(基調講演、招待講演等を特記)等の積極的に提供すべき情報を記載する。)
【国際学会】@Third International Jerusalem Conference on Health Policy(2006年), The 5th World Congress of International Health Economics Association(2005年), International Society for Equity in Health (ISEqH) Third International Conference(2004年), 4th Congress of International Health Economics Association(2003年)などで、研究成果を発表してきた。
A国際的な学際的学術集会として、ハーバード大学のKawachi教授らを招き" Exploring relationships between Social Networks, Neighborhoods, and Health :An International Workshop",を実施した (2006年10月)。
B医療政策に関連して、イングランド(2005年)、スウェーデン(2004年)において単独でインタビュー調査等を実施した経験がある。複数の研究者によるチームでは、米国、デンマーク、イタリア等も調査した経験がある。
C日本医療経済学会の事務局長として同学会のウエブ創設および学会誌の電子化の実現を中心的になって行った。
【共同研究】日本福祉大学(健康の不平等研究)に参加している (松田 2007)。



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■その他

◆松田 亮三 20111123 「「生存学」創成拠点事業推進担当者より (16)」,『「生存学」創成拠点メールマガジン第20号』


UP:20070505 REV:20080805, 20090119, 0402, 0411, 1006, 1024 20100208,0407, 20120329
Matsuda, Ryozo (English)  ◇Matsuda, Ryozo (Korean)  ◇立命館大学大学院・先端総合学術研究科  ◇WHO  ◇生存学創成拠点

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