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ピエール・ルジャンドル ・日本ドグマ人類学協会 http://www.ne.jp/asahi/site/dogme/ 1930生(73才)/国籍 フランス 法学博士、パリ第T大学および高等研究実習院(EPHE)元教授。 1957年から1998年まで、パリ第T大学法学部で教える(ローマ法、中世法制史)。 1978年から1998年まで、高等研究実習院(宗教学部門)教授を兼任、研究主任。 1960年代に、フランス組織商会(私企業)の仕事で、アフリカ(ガボン)の経済発展のための使節として働く。また、国連の専門員として、ついでユネスコ専門員として西アフリカ諸国、とくにマリで働く。 1975年以降、精神分析家としての活動を展開。 1998年 退官。 *西谷修さんのHPより *西谷さん→渡辺さんより Date: Mon, 6 Oct 2003 23:47:22 +0900 Subject: ルジャンドルお知らせの訂正 東京外大の西谷です。 一部の方々にはつい先日お送りさせていただきました「ルジャンドル来日講演」の お知らせについて、若干の訂正がありますので、新しいものをお送りさせていただき ます。訂正箇所は、10月26日(日)のコメンテーターの変更、それに10月30 日(木)のコメンテーターの追加です。よろしくご了承のうえ、ご参加ください。 お待ちいたしております。 《ピエール・ルジャンドル氏 来日講演のお知らせ》 東京外国語大学の西谷です。 このたび、東京外国語大学と日仏会館の招きでピエール・ルジャンドル氏が初来日されることになりました。ルジャンドル氏は、1930年生まれ、長らくパリ第T大学で法制史を教え、高等研究実習院の宗教学部門教授を兼務して、「西洋キリスト教規範空間」の研究を指導し(99年退官)されています。 氏はすでに30年近く、「ドグマ人類学」と称する独自の学問を切り開いてきました。それは、中世法制史に関する学識をベースに、規範性の研究に精神分析の解釈学的アプローチを導入し、かつ国際機関での活動経験を滋養にして、現在の世界に一般化した西洋的規範システムと産業体制、そしてそれに随伴する科学主義的知と経営管理的観点による政治の解消の趨勢を、根源的に批判する研究です。 哲学的発想や社会学的批判とはまったく違った観点に立つ、それゆえにまた知の一般的趨勢からも離れた氏の仕事は、法制史という特殊な領域出身ということもあって、注目を集めることも少なかったのですが、西洋の哲学や社会科学にあきたりない思いをしてきたわたしは、10年ほど前に友人(フェティ・ベンスラマ)を介して初めて氏とその仕事に接し、しだいにそのなみなみならぬ重要性を確信するにいたりました。私事で恐縮ですが、それはジョルジュ・バタイユ研究以来、わたしの仕事を導いてきた根本的モチーフにも響きあうものでもありました。爾来、わたしの仕事も(現代世界の政治状況を扱ったものも含めて)何らかのかたちでルジャンドル氏の仕事に触発されております。 この氏の仕事を何とか紹介し、その重要性を理解し活用していただきたいと考えて、ここ数年折に触れ翻訳などの労をとってきましたが、このたび初めて氏を日本にお招きする機会を得ました。この機会にぜひ、ルジャンドル氏の仕事の一端にふれ、哲学や社会科学あるいは文化研究などとは違う観点(とはいえそれらと密接に切結ぶものでもあります)からの、現代世界に関するラジカルな考察と批判に接してみてください。 主な企画としては、 東京では10月26日(日)午後1時30分より東京外国語大学において講演とディスカッション、翌日の10月27日(月)午後6時より、東京日仏会館(恵比寿)で講演会。 関西では10月30日(木)午後2時より、国立民族博物館で講演とディスカッションの会を行ないます。 ご参考までに、東京外国語大学で掲示している全日程を下に添付させていただきます。 なお、ルジャンドル氏の仕事について、日本語で読めるものは 1)『第[講・ロルティ伍長の犯罪――〈父〉を論じる』(人文書院、1998年) 2)「"なぜ"の開く深淵を生きる」(ルジャンドル×西谷の対談)『宗教への問い・1・宗教の解体学』(岩波書店、2000年) 3)『ドグマ人類学総説、西洋のドグマ的諸問題』(平凡社、2003年、10月下旬刊行予定) 現在、雑誌『現代思想』で短期連載ということで拙論「ドグマ人類学の問い」を掲載しております。とくに9月号の「ピエール・ルジャンドルとドグマ人類学」が概説になっており、ご参照いただければ幸いです。また同誌8月号「核」特集の拙論「凡庸化する核」も、実はドグマ人類学的試論です。 また「日本ドグマ人類学協会」のホームページもご参照いただければ幸いです。 http://www.ne.jp/asahi/site/dogme/ http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nishitani/ 《ピエール・ルジャンドル来日講演予定》 お知らせ:ピエール・ルジャンドル来日に合わせ、すでに翻訳のある 『ロルティ伍長の犯罪』(人文書院、1998)に加えて、 『ドグマ人類学総説−−西洋のドグマ的諸問題』(平凡社、10月中旬予定)、および 『真理の帝国』(「ドグマ人類学」の第一作、人文書院、12月刊行予定)が刊行されます。 ■東京外国語大学COE史資料ハブ地域文化研究拠点 21世紀地域文化研究班主催シンポジウム 1)世界化を再考する――ピエール・ルジャンドルを迎えて 日時: 2003年10月26日(日) 13:30-18:00(開場13:00) (変更にご注意ください) 場所: 東京外国語大学研究講義棟115教室 第一部 ピエール・ルジャンドル講演(同時通訳付き) 13:30 紹介 西谷 修(東京外国語大学) 13:45 ピエール・ルジャンドル講演 「世界化の裏面ーー西洋人が西洋について知らずにいる事柄」 15:00 コメントと討論 コメンテーター: 大澤真幸(京都大学、社会学) 渡辺公三(立命館大学、文化人類学) 第二部 ビデオ上映 16:30 『西洋的人間の製作』(ピエール・ルジャンドル製作1996) フランス語、日本語解説つき 17:30 質疑応答 18:00 終了 2)ドグマ人類学ワーク・ショップ――ドグマ人類学の可能性T 日時: 11月3日(月) 14:00-18:00 場所: 東京外国語大学 506教室 発表者:嘉戸一将(京都大学、法思想) 佐々木中(東京大学大学院、宗教学) 橋本一径(ナント大学大学院、表象文化) コメンテーター:ピエール・ルジャンドル 3)ドグマ人類学ワーク・ショップ――ドグマ人類学の可能性U 日時: 11月6日(木) 16:00-18:00 場所: 東京外国語大学 報告:ピエール・ルジャンドル 討論 《ルジャンドル氏のその他の講演等》 ■ピエール・ルジャンドル日仏会館講演 日時:2003年10月27日(月) PM.6:00-8:00 場所:東京日仏学院(http://www.mfj.gr.jp/calendrier10) 「ドグマ人類学入門:〈語る動物〉とは何かーー人間のモンタージュを考える」 (同時通訳付き) ■国立民族学博物館・東京都立大学・東京外国語大学 連携研究 《グローバル化の中の国家・民族・宗教》国際会議 「ドグマ人類学の可能性――人間、宗教、国家」 日時:2003年10月30日(木) PM.2:00-6:00 場所:国立民族博物館 コメンテーター:中山竜一(大阪大学、交渉中)/嘉戸一将(京都大学) 共同研究代表:臼杵陽、大塚和夫、西谷修 UP:20031022 ◇WHO |