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小宮 友根

こみや・ともね
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[外部リンク]「日曜社会学 − ルーマン・フォーラム | EM番外地」内の著書&略歴紹介

last update: 20140621

■専門分野/研究テーマ

・以下,著書『実践の中のジェンダー――法システムの社会学的記述』(新曜社)の奥付より
 エスノメソドロジー/会話分析
 ジェンダー論
 理論社会学

 現在は,法的実践を作りあげている「人びとの方法論」により近づいたところで研究を行うため,模擬裁判を対象にした相互行為分析などに着手している.

■学歴

2008年3月
東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了.博士(社会学).

■職歴

2010年4月-2013年3月
日本学術振興会特別研究員(PD・明治学院大学)
2013年4月-2014年3月
明治学院大学社会学部付属研究所研究員
2014年4月-
東北学院大学経済学部共生社会経済学科准教授

■教歴

(現在は出講されていないところも含みます)
明治学院大学,目白大学短期大学部,横浜創英短期大学,大妻女子大学,学習院大学,清泉女子大学,立教大学,首都大学東京,東京大学大学院 非常勤講師

■業績

□著書・単著

◆小宮友根,20110920,『実践の中のジェンダー――法システムの社会学的記述』新曜社,313+xvp. ISBN-10: 4788512548 ISBN-13: 978-4788512542 \2800+税 [amazon][kinokuniya] ※ s s00

□著書・共著/分担執筆

仲正昌樹編,20140410,『現代社会思想の海図――レーニンからバトラーまで』法律文化社,255+vi+iiip. ISBN-10: 458903591X ISBN-13: 978-4589035912 \2800+税 [amazon][kinokuniya]
(第15章 「マッキノン――支配と従属の理論」pp. 212-25)

◆酒井泰斗・浦野茂・前田泰樹・中村和生編,20090425,『概念分析の社会学─―社会的経験と人間の科学』ナカニシヤ出版,274+xip. ISBN-10: 4779503140 ISBN-13: 978-4779503146 \2800+税 [amazon][kinokuniya] ※ s sm m eg s00
(第5章 「『被害』の経験と『自由』概念のレリヴァンス」pp. 130-62)

◆玉野和志編,20081120,『ブリッジブック 社会学』信山社,231p. ISBN-10: 479722326X ISBN-13: 978-4797223262 \2300+税 [amazon][kinokuniya] s
(第7章 「『社会構造』はどこにあるのか――現象学的社会学の挑戦」pp. 92-106)
(コラム6 「現象学と社会学」pp. 107-8)
(第8章 「日常的な世界の成り立ちをとらえる視座――意味学派の可能性」pp. 109-23)
(コラム7 「意味学派への誤解と批判」p. 124)

◆前田泰樹・水川喜文・岡田光弘編,20070803,『ワードマップ エスノメソドロジー―─人びとの実践から学ぶ』新曜社,301p+xiip. ISBN-10: 4788510626 ISBN-13: 978-4788510623 \2400+税  [amazon][kinokuniya] ※ s
(第5章 「規範があるとは,どのようなことか」pp. 99-120)
(第6章 「会話をする」pp. 123-54)
(よくある質問「日常生活の実践をみているだけでは,その土台である社会制度や社会構造(さらに国家,権力)を扱うことはできないのでは?」pp. 259-60)
(よくある質問「数例を見るだけで議論するのでは,一般性がないのでは?」pp. 261-2)
(よくある質問「『成員カテゴリー化装置』(一○八頁)や『順番交代の規則』(一二八頁)はモデルなのですか? 検証はされているのですか?」pp. 262-3)
(よくある質問「順番交代の規則(一二八頁)にしたがっていない会話もある.お行儀のよい・うまくいっているやりとりしか見ていないのでは?」pp. 263-4)

□論文・単著

◆小宮友根,20131108,「裁判員は何者として意見を述べるか」『法社会学』79: 63-84. ISSN: 04376161
◆小宮友根,20120930,「評議における裁判員の意見表明――順番交替上の『位置』に着目して」『法社会学』77: 167-96. ISSN: 04376161
◆小宮友根,20110330,「法的推論と常識的知識」『人文学報 社会学(首都大学東京)』46: 59-93. ISSN: 03868729
[外部リンク]機関リポジトリで全文閲覧可.PDFファイル)
◆小宮友根,20090930,「行為の記述と社会生活の中のアイデンティティ―― J. バトラー『パフォーマティヴィティ』概念の社会学的検討」『社会学評論』60(2): 192-208. ISSN: 00215414
[外部リンク]J-Stageで全文閲覧可.PDFファイル)
◆小宮友根,20070330,「『法廷の秩序』研究の意義について」『法社会学』66: 162-86. ISSN: 04376161
◆小宮友根,20050805,「『価値判断』の分析可能性について――社会学における記述と批判」『年報社会学論集』18: 241-51. ISSN: 09194363
[外部リンク]J-Stageで全文閲覧可.PDFファイル)
◆小宮友根,20021101,「『個人であること』の秩序――基礎付け主義/反基礎付け主義と記述」『社会学論考(東京都立大学)』23: 57-80.
◆小宮友根,20021115,「成員カテゴリー・結合の論理・性別秩序――『性差別のエスノメソドロジー』再考」『現代社会理論研究』12: 147-60. ISSN: 09197710

□論文・共著

◆西阪仰・小宮友根・早野薫,201403**,「山形119番通報の会話分析」『研究所年報(明治学院大学社会学部附属研究所)』44: 3-16. ISSN: 09114831
[外部リンク]機関リポジトリで全文閲覧可.PDFファイル)
◆酒井泰斗・小宮友根,20070930,「社会システムの経験的記述とはいかなることか――意味秩序としての相互行為を例に」『ソシオロゴス』31: 62-85. ISSN: 02853531
[外部リンク]ソシオロゴスHPで全文閲覧可.PDFファイル)
◆鶴田幸恵・小宮友根,20070531,「人びとの人生を記述する――『相互行為としてのインタビュー』について」『ソシオロジ』159: 21-36. ISSN: 05841380

□翻訳・共訳

◆Francis, D. & S. Hester eds., 2004, An Invitation to Ethnomethodology: Language, Society, & Interaction, London, Thousand Oaks & New Delhi: Sage, 226p. ISBN-10: 0761966420 ISBN-13: 978-0761966425 [amazon][kinokuniya] s s01 sm
=20140430,中河伸俊・岡田光弘・是永論・小宮友根訳『エスノメソドロジーへの招待――言語・社会・相互行為』ナカニシヤ出版,382+vp. ISBN-10:  ISBN-13: 978-4779508295 \3000+税 [amazon][kinokuniya] s s01 sm
(担当部分は「個々の分担の明記には意味がないので示さない」〔訳書p.378〕とのこと/「訳者解説」pp. 363-76 も担当)
◆Bleich, E., 2011, The Freedom to Be Racist?: How the United States & Europe Struggle to Preserve Freedom & Combat Racism, Oxford & New York: Oxford University Press, 205+xiip. ISBN-10: 0199739692 ISBN-13: 978-0199739691 [amazon][kinokuniya] d04
=20140201,明戸隆浩・池田和弘・河村賢・小宮友根・鶴見太郎・山本武秀訳『ヘイトスピーチ――表現の自由はどこまで認められるか』明石書店,349p. ISBN-10:  ISBN-13: 978-4750339504 \2800+税 [amazon][kinokuniya] d04
(4 American Exceptionalism & Its Limits, pp. 62-81=第4章「アメリカは例外なのか?」pp. 112-47 担当)
◆Bryson, V., 1999, Feminist Debates: Issues of Theory and Political Practice, London: Macmillan, 267+xp. ISBN-10: 0333613406 ISBN-13: 978-0333613405 [amazon][kinokuniya] s00
=20041210,江原由美子監訳『争点・フェミニズム』勁草書房,308+ix+xxxxvip. ISBN-10: 4326601760 ISBN-13: 978-4326601769 \4400+税 [amazon][kinokuniya] ※ s00
(5 Politics and the State, pp. 90-122=第5章「政治と国家」pp. 118-63 担当)

■受賞

◆第5回ジェンダー法学会・西尾学術奨励賞
(『実践の中のジェンダー――法システムの社会学的記述』による)

■研究資金

◆科学研究費補助金(研究活動スタート支援)2013-2014年度
◆司法に関する研究調査助成(一般財団法人司法協会)2013年度

■所属学会・研究会

◆日本社会学会 [外部リンク]学会ホームページ
◆関東社会学会 [外部リンク]学会ホームページ
◆ジェンダー法学会 [外部リンク]学会ホームページ
◆日本法社会学会 [外部リンク]学会ホームページ
◆エスノメソドロジー・会話分析研究会 [外部リンク]研究会ホームページ
◆The International Institute for Ethnomethodology & Conversation Analysis [外部リンク]学会ホームページ


UP: 20131123 REV: 20140621
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