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木村 利人
きむら・りひと

早稲田大学人間科学部バイオエシックスWEBSITE
http://www.bioethics.jp


早稲田大学人間科学部

■著書・編書

◆木村 利人 20000630 『自分のいのちは自分で決める――生病老死のバイオエシックス=生命倫理』,集英社,238p. ISBN-10: 4087811956 ISBN-13: 978-4087811957 1575 [amazon] ※ b ts/2008b
◆木村 利人・荒川 唱子・桂川 純子・角田 ますみ 200401 『看護に生かすバイオエシックス――よりよい倫理的判断のために』,学研,201p.ISBN:4-05-152192-3 2100 [boople][BK1]


◆河原さんより

[Bioethics-ML:113] 岡村昭彦の会・木村利人先生講演会お知らせ

Bioethics Study Network (バイオエシックスを考える学生の会) 会員の皆さま、
ならびに関係者の皆さま

拝啓 ひと雨ごとに春の陽気を増してまいりますが、皆さまにおかれましては、いよ
いよご発展のほどお喜び申し上げます。さて、来る3月16日 (日) に「岡村昭彦の
会」による木村利人先生の講演会がございますのでご案内申し上げます。今から20年
前、このような講義も行われておりました→ 「バイオエシックス講義録」
(http://www.bioethics.jp/bioslecture1-j.html)。敬具

_________________________
テーマ「“クローン人間誕生”時代の<いのち>を考える」

 ジャーナリスト岡村昭彦が亡くなって18年になります。そして世紀があらたまっ
て三度目のAKIHIKOの会になります。
 岡村は1970年代を「生命操作が可能になった新しい人類の歴史段階に入った」
と語りました。30年後の現在、心臓移植が現実になり代理出産や60歳(閉経後)
の女性の出産さえ可能になる生殖技術、さらには“クローン人間”の誕生も目の当た
りにしようとしています。このように加速する<いのち>の時代にあって「私たちは
どんな時代を生きているのか」「人間はどこからきてどこへ行くのか」が問われてい
るようにおもいます。
 そこで今回はバイオエシックス(生命倫理)という学際的運動の第一人者であり、
また岡村昭彦の最良の理解者でもあった木村利人さんに<いのち>の情況にふれて語
ってもらうことにしました。主題もアクチュアルに「“クローン人間誕生”時代の<
いのち>を考える」です。

 人間の生命は大切にしなければならない。
 しかし、どのように人間の生命を扱うことが、
 本当に人間の生命を大切にすることになるのか。また、
 生命を大切に扱うためには、どのようなことを考えなければならないのか。

 これらの課題に専門家としての発言にとどまらない、ご自身の生命観・死生観につ
いてもお聞きできる機会になるかとおもいます。質問の時間もできるかぎり確保した
いとおもいます。どうぞ、ご期待ください。お知り合いの方にも呼びかけてのご参加
をお待ちしています。



日 時 2003年3月16日(日)
 第1部 講演会 14:00〜16:15(講師 木村利人)
 第2部 懇親会 16:30〜18:30
     二次会 19:00〜21:00 (希望者のみ)

場 所 日本出版クラブ会館 (東京都新宿区袋町6番地) 電話03−3267−6111

最寄駅 JR「飯田橋(西口)」下車徒歩8分 地下鉄東西線「神楽坂駅(神楽坂口)」下車7分
    地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅(A2出口)」徒歩2分

※アクセス・地図については、下記URLをご参照下さい。
http://akihiko.kazekusa.jp/info/map.html

会 費 1部のみ参加:1,500円、1部2部両方参加:6,000円 (家族2人参加10,000円)

講 師 ●木村利人氏について
きむらりひと 1934年東京に生まれる。早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了
後、チェラロンコン大学 (タイ)、サイゴン大学 (ベトナム)、ジュネーブ大学大学院
(スイス)などで教授 、世界教会協議会 (WCC) エキュメニカル研究所副所長、ハーバ
ード大学研究員等を経て、'89年以降ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所アジア
バイオエシックス研究部長、ジョージタウン大学医学部客員教授、'87年以降、早稲
田大学人間科学部人間健康科学科教授。同大学国際バイオエシックス・バイオ法研究
所長。現在に至る。
日本生命倫理学会理事、厚生労働省厚生科学審議会委員・同先端医療技術評価部会委
員。東京都病産院倫理委員会・委員長。

著書・訳書 「いのちを考える−バイオエシックスのすすめ」(日本評論社・1987年)
・「バイオエシックスとは何か」(1981年) ・「自分のいのちは自分で決める」 (集
英社・2000年) その他、英・独・中国語による著作論文多数。

■まことに恐れ入りますが、3月5日までに同封のはがきにて出欠をお知らせくださ
い。(木村先生の紹介と言うことで、日程は過ぎてもOKの筈です)なお、今後、会報
や案内等が必要な方は通信費をお振込下さい。

問合せ先 岡村昭彦の会事務局
     東京都江戸川区西小岩5-11-27戸田徹男方 TEL&FAX 03‐3657‐8380
     AKIHIKOの会ホームページ http://akihiko.kazekusa.jp/
  Eメールアドレス <akihiko@kazekusa.jp>

(以上)

 

 *以下は立岩のデータベースにあったものだけ

・著書

◆1987 『いのちを考える――バイオエシックスのすすめ』,日本評論社,282p. 2000円<21>
◆20000630 『自分のいのちは自分で決める――生病老死のバイオエシックス=生命倫理』 集英社,238p. 1575


◆1987 『いのちを考える――バイオエシックスのすすめ』,日本評論社,282p. 2000円<21>

 序章

 「…<医療の方向付けを公共政策としてつくりだすこと>や<医療の中心は患者>といった発想への転換をもたらすのに大きく貢献したバイオエシックスの歴史的背景と意味がまだまだ日本の多くの人びとには正しく理解されていないようです。
 1985年にひき続いての日米のバイオエシックスを巡る率直な対話でますます明確になったのは、伝統的なわが国の文化や価値観を口実にして医療や臨床研究の現場での人権侵害や人間疎(p.10)外を肯定することはできないということです。それは既に医学と医療がバイオエシックスの発想をその存在の基盤としてとりいれ、世界史の流れの中で、人間の尊厳と基本的人権の尊重を医療行為の本質として認識しはじめているからなのです。日本だけが例外というわけにはいきません。
 バイオエシックスの学問研究と実践活動における米国での約20年間にわたっての蓄積は膨大なものです。しかし、私が本書で意図したのは、それの単なる紹介や翻訳ではなく、あくまでも私自身の体験、実践や考えかたから形成されたバイオエシックスです。もちろん、世界各国の先達や特に私が現在所属している研究所での研究仲間との語り合いや共同研究からも多くを学びました。特に日米両国でのさまざまな問題を抱えた<自分のいのち>をめぐっての運動にも参加し学び続けてきました。
 私自身はバイオエシックスを、旧来の学問の持つ発想とはまったく異なる展望と視座で、より総合的に<超学際>研究として把握し、独自の構想での研究と運動を行ってきました。今、このような私の提示したモデルでのバイオエシックスが、多くの人びとの注目をひいています。
 私の基本的な理解によれば、バイオエシックスとは、医療・医学のみならずビオス(生命・生物・生活)のすべてにかかわりを持つ、人間の尊厳の主張に根ざした人権運動であり公共政策づくりなのです。このことは私たちが未来を切り開くのにふさわしい価値観や社会的合意を新しく(p.11)つくりだしていく責任があることを前提としています。……  つまり、バイオエシックスは、旧来の医療専門家中心の<医の倫理>とは、その発想も方法論も体系もまったく異なる新しい学問分野であり、運動なのです。その意味で、自分のいのちを大事にしたいと願っている人びとは、すべてバイオエシックス運動の中心なのです。」(pp.10-12)

第I部 生と死と
 第1章 死の自由
 第2章 重症新生児の生と死
 第3章 自然な生の終わり
 第4章 体外受精と代理母
 第5章 死の定義をめぐって
第II部 いのちの主権者
 第6章 患者を原点に
 第7章 患者と医師の関係
 第8章 患者教育
 第9章 「医心方」のこころ
 第10章 ケアとキュア
 第11章 共に生きる
 第12章 想像力
第III部 バイオエシックス運動
 第13章 ヒポクラテスとの訣別
 第14章 バイオエシックスの誕生
 第15章 バイオエシックスの組織
 第16章 遺伝子組みかえと遺伝病
 第17章 家族計画と性教育
 第18章 エイズ教育の現場から
 第19章 市民による公共政策
 終 章 二十一世紀への出発

 「…本書の書き下ろし執筆にあたり素材の一部となった三つの雑誌連載(「法学セミナー」1981年1月号〜4月号、「病院」1982年1月号〜12月号、『看護学雑誌』1984年1月号〜85年1月号)…」(p.282)

・論文等

◆19981111
 「アメリカにおける脳死と臓器移植をめぐる最近の動向」
 早稲田大学人間総合研究センター バイオエシックス・プロジェクト 特別講演会

◆1983 「バイオエシックス」
 講談社 『医科学大事典』第37巻:219-220
◆19831029 「人間の尊厳とバイオエシックス」
 '83 早大シンポジウム(1983.10.29)レジュメ ◆1984 「解説・人間のための科学――バイオエシックスの視座から――」
◆木村 利人 編 198907 『国際BIOETHICS NETWORK 』
 早稲田大学人間総合研究センター 1(1989.7)〜

◆198006 「『バイオエシックス』とは何か」
 『大阪府医師会報』172(1980.6):8-16
◆198006 「”患者のための医療”を命題にバイオエシックスに取り組むべき」(インタヴュー)
 『日経メディカル』09-7[通巻108号](1980.6):14-16
◆198101 「バイオエシックスと病院の機能」
 『病院』40-1(1981.1)
◆19810101 「人権とバイオエシックス・1――SFから憲法まで」
 『法学セミナー』26-01(311):010-013 ※COPY
◆198102  「バイオエシックスを考える――生命・医療・未来」
 『日本医事新報』2964(1981.2):87-91
◆19810201 「人権とバイオシックス・2――科学の世紀から人権の世紀へ」
 『法学セミナー』26-02(312):049-053 ※COPY
◆19810301 「人権とバイオエシックス・3――開発途上国から世界共同体へ」
 『法学セミナー』26-03(313):074-078 ※COPY
◆19810401 「人権とバイオエシックス・4――DNAから人間まで」
 『法学セミナー』26-04(314):106-109 ※COPY
◆木村 利人・岡村 昭彦 198111 「バイオエシックスとはなにか」
 『国民文化』258(1981.11):2-15
◆198201 「バイオエシックスと医療」
 『病院』41巻1-12号(1982.1-12)
◆19830209 「バイオエシックスと医学研究の最近の動向」
 『毎日新聞』1983年2 月9 日夕刊
◆木村 利人・岡村 昭彦 198305 「アメリカにおける遺伝子操作そのご」
 『国民文化』282(1983.5):2-11
◆木村 利人・久保 成子 198306 「バイオエシックスとは何か」
 『看護教育』24-6・7(1983.6-7)
◆木村 利人・若月 俊一 198306 「病院・コミュニティ・患者の権利とバイオエシックス」
 『病院』42巻6 号(1983.6)
◆19840101 「バイオエシックスの視座――バイオエシックス・セミナー・1」
 『看護学雑誌』48-01:0101-0104 ※COPY
◆19840301 「プリーズ・レット・ミー・ダイ――バイオエシックス・セミナー・2」
 『看護学雑誌』48-02:0221-0224 ※COPY
◆19840301 「赤ちゃんの生と死をめぐって――バイオエシックス・セミナー・3」
 『看護学雑誌』48-03:0341-0344 ※COPY
◆19840401 「<自然な生>の終わり――バイオエシックス・セミナー・4」
 『看護学雑誌』48-04:0461-0464 ※COPY
◆19840501 「共に生きる試み――バイオエシックス・セミナー・5」
 『看護学雑誌』48-05:0581-0584 ※COPY
◆19840601 「バイオエシックス委員会――バイオエシックス・セミナー・6」
 『看護学雑誌』48-06:0701-0705 ※COPY
◆19840701 「患者はパートナー――バイオエシックス・セミナー・7」
 『看護学雑誌』48-07:0821-0824 ※COPY
◆19840801 「体外受精と代理母――バイオエシックス・セミナー・8」
 『看護学雑誌』48-08:0941-0944 ※COPY
◆19840901 「遺伝子治療の意味――バイオエシックス・セミナー・9」
 『看護学雑誌』48-09:1061-1064 ※COPY
◆19841101 「家族計画のルーツと展望――バイオエシックス・セミナー・10」
 『看護学雑誌』48-11:1301-1304 ※COPY
◆19841201 「職業としての看護――バイオエシックス・セミナー・11」
 『看護学雑誌』48-12:1421-1424 ※COPY
◆19850101 「看護の未来のために――バイオエシックス・セミナー・12(最終回)」
 『看護学雑誌』49-01:0101-0104 ※COPY
◆198504  「脳死とバイオエシックス」
 『治療学』14-4(1985.4):491-494
◆木村 利人・永田 勝太郎 198801 「バイオエシックスの展望」
 『メディカル・ヒューマニティ』3-1(1988.1):4-18
◆198803  「バイオエシックスと看護の未来――21世紀への学問と職業」
 『看護展望』13-3(1988.3):438-439
◆198901  「アメリカの実情から日本を見る」
 『科学朝日』49-01:021
 (特集1・ヒト遺伝子解析計画)
◆198904  「「生命倫理」とジャーナリズムの役割」
 『総合ジャーナリズム研究』26-2:8-13
◆198904  「「生命倫理(バイオエシックス)」とジャ−ナリズムの役割」
 (創刊25周年記念・特別巻頭論文)
 『総合ジャーナリズム研究』26-2:008-013
◆198904  「〈生命倫理(バイオエシックス)〉とジャーナリズムの役割」
 『総合ジャーナリズム研究』26-2(1989.4):8-13
◆198907  「あなたのいのちは誰のもの?――医療とバイオエシックスの考え方」
 『国民文化』356(1989.7):2-8
◆木村 利人・中川 米造 198908 「現代医療を語る――医療倫理」
 『Medical News』307(1989.8):1-6
◆19901120 「なぜ専門家の教育が必要か」
 『仏教』別冊4:106-110 ※
◆199107  「〈ICU〉のバイオエシックス」
 『ICUとCCU』15 臨時増刊秋号(1991.7):3
◆199111  「遺伝相談におけるバイオエシックスの諸問題」
 『臨床遺伝研究』13-1・2(1991.11):61

 ※は生存学資料室にあり

・早稲田大学人間科学部バイオエシックスWEBSITE
 旧:×http://kenko.human.waseda.ac.jp/rihito/bios-j.html


REV:.....20030127,0507
生命倫理  ◇WHO 

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