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クァク・ジョンナン

Kwak, Jeongran: [English Page] / [Korean Page]


last update:20160206

クァク・ジョンナン,20170322,『日本語手話とろう教育――日本語能力主義をこえて』,生活書院

■研究分野

ろう教育(聞こえない・聞こえにくい人の言語権やコミュニケーション権)
障害学、韓国における障害学生支援
kwak_jr[@]yahoo.co.jp([ ]を外して下さい)

■学歴

立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程
韓国テグ大学大学院特殊教育学科博士課程修了(2009.02)

■職歴

立命館大学生存学研究センター客員研究員(2015.04から)
立命館大学衣笠綜合研究機構専門研究員(生存学研究センター専門研究員)(2014.04-2015.03)
gCOE「生存学」創成拠点リサーチアシスタント(2011.07-2012.03)
韓国国立ゴンジュ大学特殊教育大学院非常勤講師(「聴覚障害児教育」担当)(2010.09-2010.12)
韓国テグ大学大学教育大学院, 特殊教育大学院非常勤講師(「特殊教育の歴史と哲学」「聴覚障害児教育」担当)(2008.08-2010.12)
韓国テグ大学 障害学生支援センター契約職員(2009.02-2010.02)
韓国テグ大学 障害学生支援センター教育支援助教(2007.02-2008.08)
韓国テグサイバー大学特殊教育科チューター(2007.09-現在)
韓国テグ(大邱)大学特殊教育科非常勤講師(「障害学」「特殊教育教師論」「聴覚障害児教育」「コミュニケーション障害」など担当)(2006.03-2010.12)
東京大学先端科学技術研究センターバリアフリープロジェクト外国人協力研究員(2005.07-2006.02)


■学位論文

「韓国障害者運動の特殊教育学的考察」 韓国テグ大学大学院 特殊教育学科 修士論文(朝鮮語)(2004.02)
「大学における障害学生支援と障害学生の要求に関するエスノグラフィー」 韓国テグ大学大学院 特殊教育学科 博士論文(朝鮮語)(2009.02)

■業績

□共著
◇2013/10 「近・現代の障害者福祉制度からみた韓国障害者の歴史」ジョ・ハンジン編、カン・ミンヒ、チョン・ウン、チョ・ウォンイル、クァク・ジョンナン、チョン・ジヘ、ジョン・ヒギョン共著『韓国で障害学をする』、学志社、pp.263-288(朝鮮語)

□論文(査読あり)
◇2016/3「ろう児のためのフリースクール『龍の子学園』開校とその展開」『Core Ethics』立命館大学先端総合学術研究科、12号、(印刷中)
◇2015/11「日本のろう教育は手話をどのように位置づけてきたか――日本語至上主義の批判的検討」『社会言語学』15号、pp.19-42
◇2014/03 「ろう児のためのフリースクール――「龍の子学園」開校前史」『Core Ethics』立命館大学先端総合学術研究科、10巻、pp.61-72(日本語)
◇2012/03 「なぜ、重度障害者は学校に行けなかったのか――障害者夜学に通っている障害者事例をもとに」『Core Ethics』立命館大学先端総合学術研究科、8巻、pp.113-122(日本語)
◇2011/06 「韓国における聴覚障害教育研究の学史的考察(2)」『特殊教育ジャーナル:理論と実践』Vol. 12, No. 2, 韓国特殊教育問題研究所, pp. 157-176(キム・ビュンハ, パク・ギョンランとの共著)(朝鮮語)
◇2011/03 「ろう児童を持つ聾親(Deaf Children of Deaf Parents)の養育経験に対する質的研究――言語選択を中心に」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』12(1): 329-349(ソ・ヨンラン、リ・ジョンオクとの共著)(朝鮮語)
◇2010/06 「人工内耳をめぐる親の選択に関する質的研究」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』11(2): 251-279(朝鮮語)
◇2010/03 「韓国特殊学級の成立と変容(1970〜1974)」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』11(1): 227-305(朝鮮語)
◇2009/03 「障害者の高等教育史に関するエスノグラフィー研究」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』10(1): 57-84(朝鮮語)
◇2009/06 「重度身体障害大学生の活動補助支援に関するエスノグラフィー研究」『特殊教育学研究』44(1): 85-108(朝鮮語)
◇2008/06 「高等教育機関における障害学生支援センターのモーデル構築に関する研究 Iーー実体と改善方法」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』9(2): 181-202(キム・ナムジン、キム・ユンウクとの共著)(朝鮮語)
◇2004/12 「聾者の観点から見る聾教育の転換」『特殊教育研究』11(2): 231-253(ジョン・ウンギ、キム・ギュンジンとの共著)(朝鮮語)
◇2004/09 「障害をめぐる言説の政治的理解――障害者当事者主義を中心に」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』5(3): 249-263(キム・ビョンハとの共著)(朝鮮語)

□論文(査読なし)
◇2005 「障害体験――他者の視線をよむ」『障害と社会』6: 115-125(朝鮮語)

□紹介
◇2012/11 「韓国の高等教育における聴覚障害学生支援――法的位置づけとナザレン大学の支援体制を中心に」、『社会言語学』、社会言語学刊行会、12巻、pp.269-282(日本語)

□報告書
◇2015/12/31 『教育委員会における障害者雇用率の向上策――障害者教員を中心に』(シム・ジンネ、ナム・ヨンヒョン、ユン・ギョンインとの共著、クァクは日本の事例を担当)韓国障害者雇用公団雇用開発院(朝鮮語)
◇2009/12/30 「大学障害学生教育権実態および改善法案に関する研究」『国家人権委員会2009年度人権実態調査研究報告書(11-1620000-000189-01)』(キ・ムジュヨン、チェ・ポンチョン、キム・キリョン、キム・ジンヨンとの共著)(朝鮮語)
◇2006/11 「事例分析を通した地域社会知的障害者人権侵害実態研究」『国家人権委員会2006年度人権実態調査研究報告書』(チョハ・ンジン、コ・ヨンシン、キム・スンヨプ、キ・ムヒソン、イム・ショヨン、チェ・ヒジョンとの共著)(朝鮮語)
◇2011/12 「日本における障害者介助制度および現場――おどおどしながらする介助」『隠している・息している自立探し』障害女性共感 障害女性自立生活センタースム(息), No. 6, pp.20-23(朝鮮語)

(学会・研究会報告など)
2015/12/05「韓国国会に提出された手話言語法案をめぐって――言語態度と言語権の視点から」多言語化現象研究会第59回研究会、大阪大学言語文化研究科B棟1階大会議室
2015/07/05「日本手話によるろう教育に立ちはだかる日本語能力主義と聴能主義」、第15回情報保障研究会、愛知県立女性センターウィルあいち
2014/07/19「日本における手話をめぐる言説分析――日本手話と日本語対応手話の区別を中心に」、第13回 情報保障研究会、愛知県立女性センターウィルあいち
2014/03/29「『日本の手話は一つ』という主張をめぐって」第12回情報保障研究会、愛知県立女性センターウィルあいち
◇2013/11/22 「日本におけるろう児の言語権」立命館大学生存学研究センター障害学国際セミナ、立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム、ポスター発表(日本語・朝鮮語)
◇2011/07/09 「養護学校義務化制度をめぐる社会運動と政策ーー日本・韓国の比較考察」グローバルCOE「生存学」創成拠点国際プログラム、京畿大学ソウルキャンパス、ポスター発表(日本語・朝鮮語)
◇2011/10/01-02 「韓国の人工内耳をめぐる制度と実態」障害学会第8 回大会(2011 年度)愛知大学車道キャンパス本館コンベンションホール、ポスター発表(日本語・朝鮮語)
◇2011/11/09 「ろう児童を持つろう両親の人工内耳選択」第2回障害学国際研究セミナー、立命館大学衣笠キャンパス、ポスター発表 (日本語・朝鮮語)
◇2006/02/04 「アファーマティブアクションとしての障害学生特例入学制度(韓国)」障害学研究会関東部会第51回研究会(日本語)

(ハンドブック(朝鮮語)
◇2012/12/30 『教職員のための障害学生支援ガイド』(事業名:2012年度障害学生サーポート支援事業(嶺南圏)発行:テグ大学障害学生支援センター,(キム・チャンガル、シン・ソンミ、チョウ・ジョンミンとの共著)
◇2012/12/30 『学生のための障害学生支援ガイド』(事業名:2012年度障害学生サーポート支援事業(嶺南圏)発行:テグ大学障害学生支援センター,(キム・チャンガル、シン・ソンミ、チョウ・ジョンミンとの共著)
◇2008 『教職員用障害学生支援ガイド』テグ大学 障害学生支援センター(キム・ソンエ、 シン・ソンミとの共著 )
◇2008 『学生用障害学生支援ガイド』テグ大学 障害学生支援センター(キム・ソンエ、 シン・ソンミとの共著 )
◇20070228 『テグ大学の障害学生支援ガイド』テグ大学 障害学生支援センター(キム・ソンエとの共著 )

□その他:印刷されたもの

◇2012/12 「日本における介助制度と現場B--24時間介助制度を促しながら、考える手足論」『隠された自立探し』(障害女性共感、障害女性自立生活センターSUM)、8号, pp. 26-29(朝鮮語)
◇2011/01/27 「2010年障害者人権侵害予防センター人権相談事例分析報告会」(保健福祉部数傘下、障害者人権侵害予防センター、障害友権益問題研究所運営)(朝鮮語)
◇2010/006 「障害学の主体は誰か: 対立と葛藤が生きている連帯」(障害者運動と障害学の橋を掛ける) テグ障害者差別撤廃連帯 ウェブマガジン『抵抗しろ』5(朝鮮語)
◇2009/12/11 「不適切な障害関連用語使用」『障害人権親和的自治法規作りワークショップ』主催: 国家人権委員会テグ人権事務所、75-82(朝鮮語)
◇2009/11 「障害学の主体は誰か: 質問の意味と健常者」(障害者運動と障害学の橋を掛ける) テグ障害者差別撤廃連帯 ウェブマガジン『抵抗しろ』3(朝鮮語)
◇2009 「日本の障害学と韓国的障害学の摸索」 全国障害者差別撤廃連帯『障害解放学校 第4回』(朝鮮語)
◇2009 「障害学と倫理的イシュー」テグサラム障害者自立生活センター『障害解放学校 第3回』(朝鮮語)
◇2009 「障害者運動と障害学の橋を掛ける@」 『企画連載 障害者運動と障害学の橋を掛ける』テグ障害者差別撤廃連帯 ウェブマガジン 『抵抗しろ』9月(朝鮮語)
◇200905 「障害者当事者主義の価値と限界」 ウルサン障害者差別撤廃連帯、『障害人権学校』: 50-57(朝鮮語)
◇2009 「自己決定権と安楽死論争」プサン障害者自立生活センター 『2009同僚相談者養成コース』5月(朝鮮語)
◇2009 「障害学概論――聾文化の理解」プサン障害者自立生活センター 『2009同僚相談者養成コース資料集』: 168-177(朝鮮語)
◇2009 「障害者人権と障害者差別禁止法」韓国人権行動、『障害者介護者の教育資料集』:16-37(朝鮮語)
◇2008 「障害学とは何か」全国障害者差別撤廃連帯 『障害解放学校第3回』10月(朝鮮語)
◇2007 「バリアフリー都市と幸福都市」テグDPI『バリアフリー都市づくり 資料集』: 127-133(朝鮮語)
◇2007 「障害者当事者主義の価値から限界」 『抵抗しろ』8: 82-90(朝鮮語)
◇2007 「障害女性似ている所と違う所」『抵抗しろ』7: 82-87(朝鮮語)
◇2006 「文学にみる障害者像――映画化された『マラソン』」『ノーマライゼーイション』6月: 48-51(朝鮮語から日本語へ翻訳:あべ・やすし)
◇2006 「ろう文化とは何か」『抵抗しろ』6: 44-49(朝鮮語)
◇2006 「顔面障害者の顔をみる」『抵抗しろ』4: 88-93 (朝鮮語)
◇2006 「韓国の障害学の土台には障害者運動がある」『抵抗しろ』2: 56-61(朝鮮語)
◇2005 「障害者と人権」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』6(2): 415-425(朝鮮語)
◇2005 「韓国の障害学を探す」『抵抗しろ』(全国障害者差別撤廃連帯機関誌)1: 42-45(朝鮮語)
◇2004 「手話歌をめぐる小考」 『韓国手話学会会報紙』9(朝鮮語)

[書評](朝鮮語)
◇2004 「障害/非障害の二分法をこえて(書評:『オリエンタリズム』」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』5(2): 405-407
◇2003 「書評:『みんなが手話で話した島マーサズ・ヴィンヤード島 』」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』4(3): 175-179
◇2002 「書評: キム・チャンヨプ 編[2002]『僕は悪い障害者になりたい』」『特殊教育ジャーナル――理論と実践』3(4): 195-210

■韓国、テグ(大邱)市の障害者Link

□テグ(大邱)市
◇チルララ障害者夜間学校(Jillalabi Jangaein Yahak)
[外部リンク]http://jangjigong.org/htm/sub07_1.htm
◇障害者地域共同体(Jangaein Jiyuk Gondogche)
[外部リンク]http://www.jangjigong.org/
◇テグサラム障害者自立生活センター(Daegu Saram Jangaein Jalip Saenghal Centa)
[外部リンク]http://www.saramcil.org/
◇テグ障害者差別撤廃連帯(準)(Daegu Jangaein Chabyul Chulpe Yeondae)
[外部リンク]http://cafe.daum.net/dgsadd
◇420障害者差別撤廃連帯テグ闘争連帯(420Jangaein ChabyulChulpeYeondae Daegu Tujaeng Yeondae)
[外部リンク]http://cafe.daum.net/dk420
◇テグ大学障害学生支援センター [外部リンク]http://cms.daegu.ac.kr/disable/

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情報・コミュニケーションと障害者


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