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井上 達夫
いのうえ たつお INOUE Tatsuo


 法哲学
 東京大学教授

*以下,立岩のデータベースに入っていたもののみ

■著書・編書

◆井上 達夫 編 20061220 『公共性の法哲学』,ナカニシヤ出版,396p. ASIN: 4779501148 3675 [amazon][boople] ※ p.,
◆20030918 『法という企て』,東京大学出版会,302p. 4200 ※ *

◆20010307 『現代の貧困』 岩波書店,双書 現代の哲学,282p. 3000 ※ *

◆1999 『他者への自由』,創文社,280p. 2800 ※ *
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db1990/9901it.htm

第1章 序説――なぜリベラリズムが問題なのか
第2章 自由への戦略――アナキーと国家
第3章 公共性の哲学としてのリベラリズム
第4章 共同体論の諸相と射程
第5章 共同体と自己解釈的存在
第6章 自由世界のディレンマ
第7章 自由の逆説――リベラリズムの再定位

◇川崎 修 19991005 「書評:井上達夫『他者への自由――公共性の哲学としてのリベラリズム』」
 『思想』904(1999-10):134-138
◇金子 勝・井上 達夫 19991005 「市場・公共性・リベラリズム」
 『思想』904(1999-10):004-033

◆井上 達夫 責任編集 19981127 『自由・権力・ユートピア』(岩波 新哲学講座7)
 岩波書店,243p. 2200

井上 達夫 19981127 「講義の七日間――自由の秩序」
 井上達夫編[1998:001-072]
島津 格 19981127 「ユートピア論の射程――知的構想力と秩序の問題」
 井上達夫編[1998:075-099]
杉田 敦 19981127 「寛容と差異――政治的アイデンティティをめぐって」
 井上達夫編[1998:101-124]
廣瀬 克哉 19981127 「「情報革命」と権力――覇権化・アナキー化・民主化の相克」
 井上達夫編[1998:125-164]
森村 進 19981127 「アナルコ・キャピタリズムの挑戦」
 井上達夫編[1998:165-190] 
井上 達夫 19981127 「思想史年表――自由への、自由からの年表」
 井上達夫編[1998:191-210] 

◆19860630 『共生の作法――会話としての正義』,創文社 284p ISBN-10: 4423730332 3800 [amazon] ※ p.,

第1章 正義論は可能か
第2章 エゴイズム――倫理における個と普遍
第3章 現代正義論展望
第4章 リベラリズムと国家――社会契約説の可能性と限界
第5章 会話としての正義――リベラリズム再考

◆井上 達夫・名和田 是彦・桂木 隆夫 19920520 『共生への冒険』
 毎日新聞社,286p. 1800 ※


■論文

◆19870630 「人間・生命・倫理」
 長尾・米本編[1987:41-64] ※
◆19870920 「公共性の哲学としてのリベラリズム」
 森際・桂木編[1987:073-113] ※
◆19920520 「天皇制を問う視角――民主主義の限界とリベラリズム」
 井上・名和田・桂木[1992:036-121]  ※
◆19910520 「自由への戦略――アナキーと国家」
 市川・加藤・坂部・坂本・村上編[1990:001-076](『制度と自由』(現代哲学の冒険 14)) 三鷹
◆19960920 「人間・生命・倫理」
 長尾・米本編[1987:41-64]→江原編[1996:003-026] ※
◆19960920 「胎児・女性・リベラリズム――生命倫理の基礎再考」
 江原編[1996:081-117] ※*
 * 江原 由美子 編 19960920
 『生殖技術とジェンダー――フェミニズムの主張3』
 勁草書房,409+20p. 3708

◆井上 達夫・名和田 是彦・桂木 隆夫 19920520
 「<人間が豊かな共生社会>をめざして」
 井上・名和田・桂木[1992:0006-035] ※
◆井上 達夫・名和田 是彦・桂木 隆夫 19920520 「論争の公共化のために」
 井上・名和田・桂木[1992:268-281] ※

 ※は立岩研究室にあり

 

◆1992(立岩真也『私的所有論』で引用)

 「所有とはそもそも何か。何によってそれは正当化されるのか。いかなる主体…が何を、何ゆえに、何のために、所有できるのか。所有することによって、誰に対して何ができ、何を拒否できるのか。/所有の概念を、所有権という権利としてのみ構成することは妥当か。「所有は義務づける(Eigentum verpflichtet)」と言うとき、この「義務付け」が単なる外在的制約ではないとすれば、それは所有の意味および正当化根拠と、どのように関係しているのか。また、功利主義的発想と個人権理論的発想、あるいは、帰結主義的発想と義務論的発想は、所有の概念規定と正当化において、どのように関係するのか。/自由と責任を調和させる所有システムは、どのようなものか。私的所有者の自由な交換としての市場システムが、自己の倫理的基礎の破壊を帰結しないための条件は何か。所有システムの再構築による社会主義の救済は可能か、また、いかにしてか。/…/問題のリストは無限に続く。提示した問題群は例示的列挙である。」(井上[1992:3-4])


◆井上 達夫 19981127 「講義の七日間――自由の秩序」
 井上達夫編[1998:001-072]

 「行使可能性がまったくなくとも消極的自由は存在するというのはやはり無理があるでしょう。無学文盲、貧困、知的身体的障害、病気などで熟練労働どころか単純肉体労働の能力もない人がなお職業選択の自由をもつという主張はやはり欺瞞的です。最低限の選択肢の利用可能性は消極的な選択の自由の存在にとっても必要条件です。「どれぐらい多くのドアが開かれているか」(『自由論』五八頁)とういう、消極的自由に関してバーリンが使用する比喩も、このことを示唆しています。」(井上達夫[1998:23])

 

『法の臨界 I 法的思考の再定位』
井上達夫・嶋津 格・松浦好治 編

A5判 264頁 本体価格 3200円
ISBN 4-13-035031-5
近・現代の法は,ラディカルに変貌する世界が突きつける諸課題に触発されて高熱化し,今や「臨界状況」にあると言えよう.法哲学・法理論は,そして法の存在様相はどう変容していくのか.新進の研究者を中心とした執筆陣が多様な視点から問題群を摘出し,法の理論と実践がとるべき方向を指し示す.

〈主要目次〉
編者による概観  井上達夫
第1部 法的思考への挑戦
  1.法的思考の根本問題 ――ルールとケース  亀本 洋
  2.モダン法思考の限界と法の再文脈化  和田仁孝
     ――法ディスコースとプラクティスをめぐって
  3.「セックス」と「ジェンダー」  紙谷雅子
     ――果てしない言葉の争い
  4.日本型「司法積極主義」と現状中立性  野崎綾子
     ――逸失利益の男女間格差問題を素材として
第2部 立憲主義の危機と再編
  5.法と政治の力学と憲法裁判  服部高宏
     ――ドイツ連邦憲法裁判所批判を手がかりに
  6.公私二元論崩壊の射程と日本の近代憲法学  中山道子
  7.文化の多様性と立憲主義の未来  長谷部恭男
第3部 正統性危機と法の支配
  8.法の帝国と参加民主主義  旗手俊彦
     ――from Liberal Legalism
        to Deliberative Democracy as Postliberalism
  9.妥協としての法 ――対話的理性の再編にむけて  平井亮輔
  10.法の支配 ――死と再生  井上達夫


REV:....20030929,1229 20061222
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