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いのうえ・しょういち ◆[日文研の知平線]性欲の文化史――地域や時代で異なるエロチシズムを探る/井上章一教授 (2009年3月4日『京都新聞』朝刊10〔文化〕面) 【以下、部分引用】 「 遊郭の形成から戦前の男子学生の禁欲教育、渋谷センター街のギャル男まで、集まった研究者のテーマは幅広い。「女装男娼[だんしょう]のセクシュアリティ」「上海の女体の群れ」など刺激的な題材もまじる。国籍を超え、世代を超え、男女の枠組みも超えて、「性欲」の一点で議論を深めた。 「ゲイや性同一性障害などマイノリティーの立場で考える人が多かったので、私はスケベオヤジの立場を貫いた。一番さげすまれる役ですが」 とはいうものの、自ら論考した「桂離宮にエロスを読む」では、海外でも評価の高い名建築から漂う色街の気配を分析。先行例を検証しつつ、公家文化と町衆文化のエロスの往来を読み解いた。 「三、四〇年前までは、数寄屋建築に『お妾[めかけ]さん宅』の影響を見るという教養が専門家にはあった。そんな重要な視点が受け継がれず、今はアールデコとの造形的つながりなんかが重視されている」 同様に、京友禅や長唄、端唄[はうた]といった花街とも縁が深い文化に潜むエロチシズムを指摘し、「今は伝統の枠にはめられているが、元はそれらも年配のだんな衆の心をかき乱す文化的なバイアグラだったのでは」と推論する。」 *以下は立岩のデータベースに入っていたものだけ。 ◆199009 「それでも私は美人が好きだ」 『現代』24-9(1990-9):150-161 ◆199010 「美人論入門――ミスコンをやめさせるな」 『婦人公論』75-10(1990-10):360-366 ◆19920125 『おんな学事始』 文藝春秋,252p. 1200 ※ ◆ 『狂気と王権』 紀伊國屋書店 1800 対談・鼎談 ◆井上 章一・森岡 正博(対談) 199003 「売春と臓器移植における交換と贈与」 『日本研究』2:97-106 ※ ◆井上 章一・佐伯 順子(対談) 19911001 「フェミニズムはなぜ美人が嫌いか」 『諸君』23-10:174-184 ※COPY ◆井上 章一・杉浦 日向子・南 伸坊(鼎談) 19920601 「「美人」をめぐる侃々諤々(かんかんがくがく) ――江戸から現代のミスコンにいたるまでの“美”の真随に迫る」 『潮』399:272-281 ※COPY ※は生存学資料室にあり UP: ? REV: 20090311 ◇WHO |