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石牟礼 道子

いしむれ・みちこ
(1927/03/11 - 2018/02/10)

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last update: 20190424


「1927年3月11日、熊本県天草郡宮野河内(現・天草市)生まれ。まもなく水俣町へ移る。水俣実務学校卒業後、小学校代用教員を経て結婚。家事の傍ら詩歌を作りはじめ、58年、谷川雁らが結成した「サークル村」に参加、本格的に文学活動を開始。69年に『苦海浄土 わが水俣病』を刊行、70年に同作が第一回大宅壮一賞に選ばれるものの、受賞辞退。73年、マグサイサイ賞受賞。93年、『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2002年、朝日賞受賞、また新作能「不知火」上演。03年『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2018年2月10日、熊本市にて逝去。享年90」
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784022515506
「1927年、熊本県天草郡に生れる。詩人。作家。1969年に公刊された『苦海浄土』は、水俣病事件を描いた作品として注目され、第1回大宅壮一ノンフィクション賞となるが、辞退。1973年マグサイサイ賞、1993年『十六夜橋』で紫式部文学賞、2001年度朝日賞を受賞する。2002年度は『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『石牟礼道子全句集 泣きなが原』(俳句四季大賞)他、作品多数」
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784865780833

■立命館大学産業社会学部2018年度後期科目《質的調査論(SB)》「石牟礼道子と社会調査」(担当:村上潔)

■立命館大学産業社会学部2018年度前期科目「質的調査論(SA)」(担当:村上潔)
‐ 第7回:「記録と記憶――近いがゆえに捨て置かれる「歴史」」[2018/05/23]
‐ 第8回:「「感情」を記録する――価値づけられない言葉を集め・残すこと」[2018/05/30]
‐ 第9回:「言葉にできないこと/言葉をもたない人・もの――を言葉にする」[2018/06/06]
‐ 第15回:「語りを聞くこと、記録すること(5)――詩的叙述と「現場」実践の両立」[2018/07/21]


◇講座「石牟礼道子と天草」
 日時:2019年6月29日(土)15:30〜17:00
 於:朝日カルチャーセンター新宿教室
 講師:吉増剛造(詩人)・今福龍太(文化人類学者)
“石牟礼道子が生まれた地、天草。幼少期に水俣へ移り住みましたが、そのルーツは天草にあります。両親も、石工だった祖父も出身はみな天草。不知火の海をへだてて水俣の対岸に横たわるこの島に石牟礼道子は深いえにしを覚え、たびたび作品にも取り上げました。天草のことばや自然、人々の想いの深さへの共感。畢生の大著『春の城』では、天草四郎による一揆の歴史を名もなき清廉な魂の物語として描き、それが現代の水俣の民の闘いへとつながっていることを示唆しました。[…]”
第44回カライモ学校「カライモブックスで水俣と石牟礼道子さんのことを話す」
日時:2019年2月24日(日)14:00〜16:00(13:30開場)
場所:カライモブックス(京都市上京区社横町301)
話し手:奥田直美・奥田順平(カライモブックス
聞き手:実川悠太(水俣フォーラム
定員:20名
入場料:1000円
☆ご予約ください
karaimobooks@gmail.com / 075-203-1845(カライモブックス)
◇平成30(2018)年度伊丹市立中央公民館市民講座「石牟礼道子の世界にふれる」
日時:2019年2月23日(土)13:30〜
於:伊丹市立中央公民館
講師:実川悠太(水俣フォーラム理事長)
◇栗原康(政治学者)+森元斎(哲学者)+中里勇太(文芸評論)「半島のアクチュアリティ――島原、若松、石牟礼道子を巡って」(『半島論――文学とアートによる叛乱の地政学』(響文社)第三回刊行イベント)
日時:2019年1月26日(土)15:00〜17:00(開場14:30)
入場料:1000円
場所:長崎書店3Fリトルスターホール[熊本市]
追悼シンポジウム「石牟礼道子 死者と魂」
開催日時:2018年12月23日(日)13:00〜17:30(受付12:00〜)
会場:上智大学四谷キャンパス10号館講堂
定員:500名
受講料:【一般】2,500円 【東京自由大学会員、上智大学グリーフケア人材養成講座受講生】1,500円 【学生】1,000円
主催:上智大学グリーフケア研究所/NPO法人東京自由大学
いま石牟礼道子をよむ
出演:高橋睦郎×三浦しおん×伊藤比呂美
2018年11月10日(土)開演19:00(開場18:30)
於:Denkikan[熊本]
主催:熊本文学隊
◇人文研アカデミー連携企画「石牟礼道子さんの世界にふれよう」
講師/コーディネーター:藤原辰史(京都大学准教授)
2018年10月19日(金)・20日(土)
於:熊本市立図書館集会室ほか
水俣セミナー:石牟礼道子追悼
趣旨:「水俣病事件からの問いかけが、公害や環境問題の域に留まらなかったのは、『苦海浄土』をはじめとする故人の著書があったからであることは明らかです。これまで112回を数える「水俣セミナー」は、今年2月10日、彼岸に渡った故人を偲んで、3つの角度からその「人と仕事」に迫ります。」
・2018年10月9日(火) 伊藤比呂美講演会「石牟礼さんとわたし」
・2018年11月14日(水) 米本浩二講演会「道子さんの創造と闘争」
・2018年12月12日(水) 実川悠太講演会「花を手向けられたのは誰か」
会場:常円寺祖師堂講堂(東京都新宿区)
参加費:1000円
申込み:事前の申込みは不要です。当日会場に直接お越しください。
問合せ:水俣フォーラム


■不定期連載「言の葉の渚 石牟礼道子の世界」(上原佳久/『朝日新聞』福岡版朝刊〔西部・共通〕)
◇ルポ編:7 水はみどろの宮 海の恵み、たどって源流へ
 2019年04月24日 福岡全県・2地方面
◇ルポ編:6 天湖 水底の声に、筆導かれて
 2019年02月26日 福岡全県・2地方面
◇ルポ編:5 十六夜橋 悲しみ知った、波間の祈り
 2019年01月29日 福岡全県・2地方面26頁
◇ルポ編:4 あやとりの記 生死のあわい、見つめた渚
 2018年11月27日 福岡全県・2地方面26頁
◇ルポ編:3 椿の海の記 埋め立てられた神話の地
 2018年09月11日 福岡全県・2地方面28頁
◇ルポ編:2 春の城 キリシタンの受難、姿重ね
 2018年08月07日 福岡全県・2地方面22頁
◇ルポ編:1 西南役伝説 生活奪われる民、見つめ
 2018年05月15日 福岡全県・2地方面26頁
◇下:闇の中、言葉の花あかり
 2018年03月06日 福岡全県・2地方面30頁
◇中:「生命あるもの」垣根なく
 2018年02月27日 福岡全県・2地方面32頁
◇上:患者の心の内、伝える「通路」に
 2018年02月20日 福岡全県・2地方面24頁

◆[時代の栞]「苦海浄土」 1969年刊・石牟礼道子 水俣病の苦しみを照らす
 2019年04月17日『朝日新聞』東京夕刊F水曜2面
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13981929.html
“熊本県水俣市の山手に侍(さむらい)という地区がある。水俣病が耳目を集めた1970年代、患者を支援する熊本の「水俣病を告発する会」が地区の一軒家を借りて、全国から集まるボランティアの学生らの宿に充て「侍の家」と呼んでいた。”

◆石牟礼さんの原点に「はは」がいる 一周忌の集い、吉増剛造さん×今福龍太さん対談
 2019年04月17日『朝日新聞』東京夕刊F水曜1面
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13981939.html
“生の尊厳を求める水俣病患者たちの姿を描いた小説『苦海浄土』で知られ、昨年2月に亡くなった作家の石牟礼道子さんをしのんで、「石牟礼道子一周忌 映画、語り&対談の集い」(藤原書店主催)が3月1日、東京都杉並区で開かれた。石牟礼さんが残した作品と思想をめぐる議論に、約260人が耳を傾けた。”

◆米本浩二(西部報道部学芸グループ)「[記者の目]連載「不知火のほとりで」を終えて 石牟礼道子と「せりこみ猫」」
 『毎日新聞』2019年4月12日東京朝刊
 https://mainichi.jp/articles/20190412/ddm/005/070/007000c
“2014年4月、熊本市の作家、石牟礼道子さんの近況を伝える西部本社版の連載「不知火のほとりで 石牟礼道子の世界」を始めた。18年2月10日に石牟礼さんが90歳で死去。連載はその後も続き、5年目の19年2月、70回で完結した。400字詰め原稿用紙に換算すると約400枚(一部を毎日新聞出版から5月に書籍化の予定)。「不知火のほとりで」を介して石牟礼さんと対話を重ねた日々を振り返ってみたい。”

◆『水俣フォーラム NEWS』40(2019-03-18)
 《特集=石牟礼道子さん逝く》
 cf. https://npo.minamata-f.com/

◆林田英明 20190314 「石牟礼道子の世界にふれる――水俣フォーラム理事長・実川悠太さん」
 レイバーネット日本
 http://www.labornetjp.org/news/2019/0314hayasida
“「水俣病を通じて現代を考えてみましょう」と切り出して会場を見渡す認定NPO法人「水俣フォーラム」(東京都新宿区)理事長、実川悠太さん(64/写真)の声には温かみがある。「石牟礼道子の世界にふれる」と題した講演が2月23日、兵庫・伊丹市立中央公民館であり、42人の参加者が実川さんを通じて石牟礼さんの内実に触れた。”

◇『預言の哀しみ』渡辺京二著(弦書房・2052円)
 2019/03/09付『西日本新聞』朝刊《書評:九州の本》
 https://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_kyushu/article/492818/
“著者は、昨年亡くなった石牟礼道子を支えてきた。主に原稿の清書だが、最晩年には口述筆記に炊事に掃除までした。評論家でもある著者によると、石牟礼を語るキーワードは「脱線」であるという。”

◇石牟礼道子さんを学ぶ講座
 2019年03月08日14時02分 NHK 熊本 NEWS WEB
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190308/5000004690.html
“水俣病をテーマにした文学作品で知られ、去年2月に亡くなった石牟礼道子さんについて学ぶ講座が開かれ、参加者は石牟礼さんがかつて暮らしていた水俣市の住居を見学しました。”

◆平松洋子「[生きる×食文学(1)]石牟礼道子「椿の海の記」――自然と不可分に暮らす」
 2019/03/06付『日本経済新聞』夕刊16[夕刊文化]面
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42085870W9A300C1BE0P00/

■『アルテリ』7号
 2019/02/22 アルテリ編集室 200p.
 責任編集:田尻久子
 [橙書店][KARAIMO BOOKS]
・石牟礼道子「よみがえる死」(1975年)[pp.2-3]
・アルテリ編集室「渡辺京二 2万字インタビュー」[pp.7-36]
・石牟礼道子「日常の中の死期」[pp.37-45]

◆石牟礼道子「苦海浄土」水俣へ導いた巫女【あの名作その時代シリーズ】
 2019/02/20_06:00 『西日本新聞』
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000001-nishinps-ent

◆渡辺京二 20190209 「作家 石牟礼道子に捧げた我が半生」『文藝春秋』2019年3月号
 http://bunshun.jp/articles/-/10659
◆「文藝春秋」編集部 20190218 「88歳の思想史家・渡辺京二が語る「作家・石牟礼道子の自宅に通った40年」」(文春オンライン)
 http://bunshun.jp/articles/-/10767

◆米本浩二「[連載:不知火のほとりで]石牟礼道子の世界:70(最終回)――されく」
 2019年2月17日『毎日新聞』西部朝刊
 https://mainichi.jp/articles/20190217/ddp/014/040/007000c
“2月3日、石牟礼道子さんの一周忌の法要が熊本市東区の真宗寺であった。親族ら23人が集まった。[…]石牟礼さんは1978〜94年、真宗寺の崖下に仕事場を借りた。寺に始終行き来し、住職一家や修行僧らと親しんだ。84年の親鸞聖人御遠忌(しんらんしょうにんごえんき)に「花を奉るの辞」を奉納。先代住職死去の折には導師を務めた。縁の深いお寺である。”

◇水俣病闘士、つづった家族愛 日記16冊「励ましが唯一の支え」 川本輝夫さん没後20年
 2019年02月16日『朝日新聞』西部朝刊2社会面
“水俣病の原因企業チッソに直接償いを求める自主交渉派の先頭に立ち続けた川本輝夫さんが亡くなってから、18日で20年になる。残された16冊の日記には、「闘士」としての怒りや苦悩だけではなく、家族に思いを寄せる父親の優しいまなざしも刻まれていた。”
“水俣病の実態解明に取り組んだ医師の故・原田正純さんは「僕にとっては先生だった」と敬愛した。”
“作家の故・石牟礼道子さんは「戦死した、とわたしは思う。あるいは戦病死というべきか」と偲(しの)んだ。”

◆上原佳久「石牟礼道子 響く言霊――苦しみ 我がこととして悶えた「苦海浄土」」
 2019年2月11日『朝日新聞』東京朝刊31面
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13888726.html
“詩人で作家の石牟礼(いしむれ)道子さん(1927〜2018)が亡くなって、10日で丸1年。水俣病患者が生の尊厳を求めて闘う姿を描いた代表作『苦海浄土』は、刊行から50年を経て読み継がれている。その言葉がいま響くのはなぜか。”
◆江里直哉「[九州・沖縄 平成の記憶]生命燃やし近代えぐる 石牟礼道子さん、魂の旅終える」
 2019/02/11_6:30『日本経済新聞』電子版
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40725540R30C19A1ACYZ00/
“失われた自然と共生する人間のあり方を、文学を通して世に問うてきた石牟礼さん。平成の最終盤を見届けて旅を終えた作家の目に、この時代はどう映っていただろうか。”
◆【動画ニュース】朗読で伝える水俣病
 2019年2月11日11:57 RKK熊本放送
 http://rkk.jp/news/index.php?id=NS003201902111157360111
“水俣病問題をテーマにした小説「苦海浄土」で知られる作家石牟礼道子さんが亡くなって一年。|水俣市では、水俣病を語り継ぐ朗読会が開かれました。|この朗読会は、一般社団法人「水俣病を語り継ぐ会」が教訓を次世代につなげる取り組みとして3年前から始めました。”

◆南陽子 20190210 「「石牟礼道子」発信10年――奥田さん夫婦 多くの人、つなぎ|上京・カライモブックス|24日にイベント」
 『毎日新聞』京都版18[京都]面
 https://mainichi.jp/articles/20190210/ddl/k26/040/225000c
“作家の石牟礼道子さんが亡くなって10日で1年。「魚(いお)わく海」と呼ばれた熊本・不知火海(しらぬいかい)に生きる人々の豊かさをつづり、その営みを破壊した水俣病の悲しみを描いた石牟礼さんの文学世界を慕い、発信してきた古書店が京都市上京区にある。奥田直美さん(39)、順平さん(39)夫婦が営む「カライモブックス」(同区社横町)だ。3月で開店から丸10年を迎える。”

◇上原佳久・奥正光「石牟礼道子さん没後1年 池澤夏樹さん「読み返したい」/熊本では朗読会」
 2019年2月10日18時29分 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASM2B5J8VM2BTIPE02K.html
◇石牟礼道子さん死去1年で集い――福岡市と熊本県水俣市
 2019/02/10_19:07 共同通信
 https://this.kiji.is/467262926551188577

◆《ETV特集:ふたりの道行き》「志村ふくみと石牟礼道子の“沖宮”」
 2019年1月19日(土)午後11時00分〜午前0時00分
 NHK−Eテレ
 http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2019-01-19/31/11130/2259646/
 “水俣を描き続けてきた作家・石牟礼道子さんと、長年の友人で人間国宝の染織家・志村ふくみさん。二人が最晩年をかけ挑んだ「能」にこめられた思いに迫る。”

◆JNN九州沖縄ドキュメント《ムーブ(move)》
 「「沖宮」〜石牟礼道子 最後の作品に込めた思い〜」(2019年第1回)
 放送日:2019年1月13日(日)
 制作:RKK熊本放送
 ディレクター:宮脇利充
 https://rkb.jp/move/move_next.htm
 “2018年2月に亡くなった石牟礼道子(享年90)は、水俣病事件を描いた「苦海浄土」で知られる日本を代表する作家である。彼女の最後の作品、新作能「沖宮」は、謎に満ちた作品だ。天草島原の乱で孤児になった5歳の幼女が主人公で、渇水に苦しむ天草の地で雨乞いの人身御供として海に流される。そこに乳兄妹である天草四郎の亡霊が現れ、原城で討ち死にした農民たちがいる海の底の<沖宮>へと誘う物語だ。2018年秋、熊本・京都・東京の3会場で上演された。石牟礼はこの最後の作品で何を伝えたかったのだろうか?”

◆《耳をすませば》「闘い続けた“表現者”〜石牟礼道子(作家)・金子兜太(俳人)〜」
 2018年12月30日(日)午前6時25分〜午前6時54分
 NHK総合
 http://www4.nhk.or.jp/P3373/x/2018-12-30/21/30676/2928093/
 “水俣病患者と家族の声なき声を豊かな方言でつづり、被害の実態を伝えた石牟礼道子さん。代表作「苦海浄土」をはじめ水俣病をテーマにした作品を数多く発表、独自の文学世界を築いた。戦後を代表する俳人のひとり金子兜太さん。季語や花鳥諷詠といった伝統的な形式にとらわれることなく人間や社会の姿を詠み、現代俳句の革新者と呼ばれた。作品を通して現代社会へ警鐘を鳴らし続けた2人の生涯を作品と貴重なインタビューでたどる。”

◆[語る:人生の贈りもの]渡辺京二(『朝日新聞』)
 http://www.asahi.com/culture/columns/okurimono/
1 石牟礼道子の「未発表作」を編む(2018/12/11)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13805849.html
2 無力な少年、物語の中で英雄に(2018/12/12)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13807569.html
3 「我が街」大連で文学に目覚め(2018/12/13)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13809226.html
4 零下20度、最高のクリスマス(2018/12/14)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13810802.html
5 洗面器1杯の喀血、結核療養所へ(2018/12/17)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13815069.html
6 共産党と絶縁、自分へ問い残る(2018/12/18)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13816004.html
7 吉本隆明さん宅に入り浸りに(2018/12/19)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13817599.html
8 石牟礼さんの原稿、傑作と確信(2018/12/20)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13819222.html
9 水俣病、近代社会に疑問投じた(2018/12/21)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13820812.html
10 闘争に黒いのぼりや白装束(2018/12/24)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13825282.html
11 「もうひとつのこの世」が見えた(2018/12/25)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13826316.html
12 近代以前の社会、外国人の目から(2018/12/26)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13827328.html
13 ともに50年、命削る執筆支えた(2018/12/27)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13828810.html
14 人に情をもてなくなったら地獄(2018/12/28)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13830173.html

◇20181230 「【社説】[墓碑銘]信念学び受け継ぎたい」『南日本新聞』
 https://373news.com/_column/syasetu.php?storyid=100282
“作家の石牟礼道子さんは代表作「苦海浄土」で水俣病の現実や患者の苦しみを描いた。原因企業チッソとの交渉に参加するなど患者への支援にも深く関わった。|「水俣病が発生し、人間の絆がずたずたになった」と非人間的な社会に傾斜していく現状を嘆いた。水俣病の公害認定から半世紀たつが、救済を求める声は今もやまない。金銭では解決できない公害の罪深さを心に刻みたい。”
◇石牟礼道子さん原作、新作能「沖宮」東京で上演
 2018/11/18_21:51 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20181118-OYT1T50108.html
◇大矢雅弘「[熊本]水俣病伝える「天の魚」 18日、天草で初上演」
 2018/11/10 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASLC33RL5LC3TLVB002.html
◇2018/11/09 『熊本日日新聞』>コラム「新生面」
 「「純情正義主義」。7日に103歳で亡くなった水俣病市民会議会長の日吉フミコさんの行動哲学を、そう名付けたのは作家の故石牟礼道子さんだった。[…]」
 https://kumanichi.com/column/shinseimen/702741/
◇松本紗知「石牟礼道子さん遺作 能「沖宮」を上演」
 2018/10/22_10:56 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/CMTW1810222700001.html
◇石牟礼さんの能京都で、寂聴さんら鑑賞
 2018/10/21 『読売新聞』(YOMIURI ONLINE)
 https://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20181021-OYS1T50013.html
◇死と再生の物語へいざなう 石牟礼道子さんの新作能上演
 2018/10/20_23:21 『京都新聞』
 https://www.kyoto-np.co.jp/country/article/20181020000130
◇大東祐紀「京都・金剛能楽堂:石牟礼道子さん遺作を上演」
 2018/10/20_18:56 『毎日新聞』
 https://mainichi.jp/articles/20181021/k00/00m/040/047000c
◇石牟礼道子の遺志継ぐ新作能「沖宮」――天上の青と紅 際立つ志村ふくみの衣装
 2018/10/15_11:00 『日本経済新聞』電子版
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36431510S8A011C1BE0P00/
◇石牟礼道子の新作能「沖宮」上演
 2018/10/09_16:59 熊本 NEWS WEB(NHK NEWS WEB)
 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20181009/5000003662.html
◇小田健司「[福岡]絵本作家・山福さんの版画展開催中 直方歳時館」
 2018/10/08_03:00 朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASLB733T4LB7TGPB001.html
◇石牟礼道子さん原作の新作能「沖宮」上演
 2018/10/07_18:35 RKK熊本放送
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000002-rkkv-l43
◇飛松佐和子「新作能「沖宮」、熊本市で初上演 石牟礼道子さん原作」
 2018/10/07_08:00 『熊本日日新聞社』
 https://this.kiji.is/421442010907116641?c=92619697908483575
◇熊本で石牟礼さんの新作能上演
 2018/10/06_23:45 『京都新聞』
 https://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20181006000171
◇「人柱の少女を自分に重ねている」 熊本・石牟礼道子さん追悼シンポ
 2018/07/14_21:38 産経ニュース
 https://www.sankei.com/west/news/180714/wst1807140067-n1.html
◇作家の石牟礼さんの思い出語る 原作の新作能巡りシンポ
 2018/07/14_19:56 『京都新聞』
 https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180714000108


■『文學界』2019年2月号
 2019/01/07 文藝春秋
 「[鼎談]伊藤比呂美×高橋睦郎×三浦しをん――没後一年 いま石牟礼道子をよむ」
 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/bungakukai1902.htm
◇文學界(@Bungakukai)
今月の表紙の人物は石牟礼道子さん。間もなく没後一年になる石牟礼文学を、伊藤比呂美、高橋睦郎、三浦しをんの3氏があらためて読み直します。#石牟礼道子
[2019年1月7日11:56 https://twitter.com/Bungakukai/status/1082108757037899776]

■『道標』63(2018年冬)号
 2018/12/xx 人間学研究会 xxxp.
 http://karaimobooks.shop-pro.jp/?pid=138702601
 《特集=石牟礼道子新作能『沖宮』熊本公演》
米本浩二「石牟礼道子の闘争」
山田梨佐「不思議な一夜」
志村宏「「沖宮」の種」
横滝友貴「私の「沖宮」」
山本淑子「「沖宮」を観劇して」
宮脇利充「「沖宮」熊本公演 取材記」
内田良介「新作能「沖宮」観劇記」
――ほか

■『ピッピのくつした』第23号(特集=縄文)〔発行:2018/11/27〕
 http://pippi.fem.jp/index-sasshi.html
◇[ささやかだけれど役にたつ読書会レポート]石牟礼道子『苦海浄土』を読む(p.18)
◇「苦海浄土」石牟礼道子さん関連本(p.19)
*町田市の各図書館/文学館/市民フォーラムなどで入手可能

■ささやかだけれど役にたつ読書会(主催:ピッピのくつした/会場:町田市民フォーラム3F多目的実習室)
◇2018年9月21日:『苦海浄土』石牟礼道子/作
“当事者と距離のあるルポのようなものではなく、一度飲み込んで自分の言葉として発しているから、とても伝わる。差別心がない。情緒に作者自身が溺れていない。など、作者についての感想が多く、それ故に、メンバーの心情が伝わるような読書会でした。”
http://pippi.fem.jp/index-dokushokai.html

『アルテリ』6号(石牟礼道子追悼号)
 2018/08/15 アルテリ編集室 166p.
 責任編集:田尻久子

『道標』61(2018年夏)号
 2018/06/29 人間学研究会 152p.
 《追悼 石牟礼道子さん》
 執筆者=奥田直美(カライモブックス)・石牟礼道子・石牟礼道生・佐藤薫人・大津円・岩岡中正・東島大・三砂ちづる・米満公美子・山本淑子・山田梨沙・米本浩二・臼井隆一郎・服部直明・辻信太郎・藤本憲信ほか

■2018/05/30 「現代にも通じる水俣からの問い――患者や支援者、識者20人の講演録:岩波書店、2冊出版」『東京新聞』《特報》
「「水俣から」には今年二月に亡くなった作家の石牟礼道子さん、患者の浜元二徳[つぎのり]さん、故人となった医師の原田正純さんなどの言葉を収録した。|石牟礼さんは一三年、「まだ解決しておりません」と訴え、「まなざしだけでいいのです。言葉なくても、目で、そのまなざしで、私たちのことを思っていて下さると患者さんに思っていただければ」と呼び掛けた。」
cf.
◆水俣フォーラム編 20180412 『水俣から――寄り添って語る』岩波書店,208p.
 https://www.iwanami.co.jp/book/b355576.html
「人びとはいかにして水俣病の実相を明らかにしていったのか。分断された地域社会の中で、近代化の果てにむき出された病苦と疎外に向きあい、抗いつづけた者たち。患者、作家、医師、歴史家、法律家、映像作家、社会学者、環境学者――。当事者一人ひとりの声から水俣病の諸相が浮かび上がる。石牟礼道子ら十名の講演を収録。」
 *石牟礼道子:「まぼろしのえにし」・「まなざしだけでも患者さんに」・「形見の声」収録
◆水俣フォーラム編 20180412 『水俣へ――受け継いで語る』岩波書店,208p.
 https://www.iwanami.co.jp/book/b355577.html
「私たちは水俣病をいかなる言葉で語れるのか。終わらない問いを自らの課題として受けとめ、いまの生き方に照らし返すこと。豊かさと幸福、生活と環境、命と科学、三・一一、いじめ――。水俣が触発する様々な現代的問いかけを、作家や学者たちの声に導かれながら自分の関心につなげ、ともに考える。井上ひさしら十名の講演を収録。」
 *石牟礼道子「花を奉る」/若松英輔「語らざるものたちの遺言――石牟礼道子と水俣病の叡智」収録

■2018/05/30 『[文藝別冊]石牟礼道子――さよなら、不知火海の言魂』河出書房新社(KAWADE夢ムック)
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309979410/
【目次】
◇エッセイ
藤原新也/志村ふくみ/赤坂真理/米本浩二/姜信子/平松洋子/坂口恭平/永野三智
◇対談
いとうせいこう×若松英輔「石牟礼道子を読むということ」
◇レクチャー:『苦海浄土』を読むための日本近代史
実川悠太/仲田教人/森元斎
◇鼎談
伊藤比呂美×高橋源一郎×町田康「虐げられし者たちの調べ」
◇人物評伝:石牟礼道子が出会った人々
実川悠太・仲田教人・滑川英達・早助よう子・松田潤ほか
◇ブックガイド:水俣病を知るための十二冊
池澤夏樹・仲田教人ほか
◇新しい石牟礼道子へ
臼井隆一郎/古賀徹/今村純子/岡和田晃
◇作品案内:石牟礼道子主要作品読書ガイド
大橋由香子・笠木丈・五所純子・早助よう子・廣田良雄・松田潤・森元斎
◇略年譜

■ETV特集「わが不知火はひかり凪(なぎ) 石牟礼道子の遺言」
 2018年5月5日(土)23:00-24:00 Eテレ(NHK)[再放送:5月9日(水)24:00-25:00]
 http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2018-05-05/31/5604/2259632/
「今年2月、作家・石牟礼道子さんが亡くなった。享年90。代表作の『苦海浄土』三部作をはじめ、文明の病としての水俣病を、そして近代日本が捨て去ってきた、人と自然がともに生きていた世界を、作品に描き続けてきた。番組では、これまでNHKが記録してきた石牟礼さんの膨大な映像やインタビューに加え、患者さんや関係者の新たな証言、さらに作品の朗読などを交えながら、石牟礼さんが私たちに遺(のこ)したものを見つめる。」

■2018/04/20 『現代思想』46-7(2018年5月臨時増刊号)
 《総特集=石牟礼道子》
 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3148

■2018/04/01 『現代詩手帖』61-4(2018年4月号)
 《追悼・石牟礼道子》
 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_2034.html
◇作品:石牟礼道子「神話」(単行本未収録詩篇)
◇座談会:池澤夏樹+伊藤比呂美+谷口絹枝+浪床敬子「石牟礼道子の原点」
◇エッセイ:井坂洋子/姜信子/若松英輔/山福朱実

■『週刊読書人』3233(2018年3月30日)号
▼《特集=追悼 石牟礼道子》
◇石内都「万人に対して開かれていた」
◇姜信子「〈と言うのです。〉」
◇米本浩二「石牟礼さんの「加勢」」
◇福元満治「石牟礼さんという存在」
◇山文彦「かなたの人」
*週刊読書人ウェブ:http://dokushojin.com/article.html?i=3118
「2月、石牟礼道子氏が亡くなられた。90歳だった。代表作『苦海浄土』は、水俣病患者とその家族の苦しみや希望、企業との闘いの過程を克明に描き出し、そして人が人としてあることの罪深さと崇高さを文学として昇華させた文学史に残る傑作であった。また祖母の「おもかさま」を描いたものをはじめ、その他の作品や詩なども、気高さを感じさせるような美しい文章で綴られた印象深いものであった。多くの人たちから惜しまれつつ世を去った石牟礼氏を偲んで、本紙では縁のある方たちに追悼文を寄せていただいた。また読書人のウェブサイトでは、2011年に河出書房新社の「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」から『苦海浄土』三部作が一冊となって刊行された際の、石牟礼氏へのインタビューをアップしたので、そちらもご覧頂きたい。(編集部)」

◆2018/03/30 「[【追悼】2011年2月25日号を公開]石牟礼道子氏インタビュー 近代という病いを見つめて――『苦海浄土』の「世界文学全集」(河出書房新社)収録を機に」(週刊読書人ウェブ)
 http://dokushojin.com/article.html?i=3047
◇第1回:「水俣病の患者たちに対する仕打ちは今もなお続いている」
◇第2回:「「国というものは親さまだと思っていた」徳が抜け落ちた場所から日本は立ち直らなければならない」
◇第3回:「近代の基層のところから内面化する 「もうひとつのこの世」を見てみたい気持ちがある」

■2018/03/06 『すばる』40-4(2018年4月号)集英社
 http://subaru.shueisha.co.jp/backnumber/2018_04/
▼《追悼 石牟礼道子》(pp.154-161)
◇平松洋子「魂入れの振る舞いとして」(pp.154-155)
 【引用】「「今日はいつだとか、何月何日だとか、わたくしにはそういう考えがないんです。時間が、ずーっとひと繋がりに続いています」「子どものころから、世の中には自分は合わないと思っておりました」|今も、ですか。あえてお訊きすると、言下に、「はい。今もそう思っております」。」(p.154)/「『苦海浄土』の一節が浮かぶ。[…]荘厳な金いろの光が降り注ぐかのようだ。人間に与えられた恩寵、自然との官能的な結び合いをこれほど輝かしく、誇らしく、かつ精確に表した文章をほかに知らない。」(p.155)/「食べ物ひとつひとつ、石牟礼さんにとって輝ける命のかたちであると同時に、近代化や文明によってもたらされた喪失の表象でもあった。それを踏まえたうえで、料理する、食べる、味わう、いずれも等しく【傍点:魂入れ】の振る舞いと捉え、実践し、水俣の病苦や差別に苛まれる人々を一身に受けたのち彼らの真実を世に送り出すのと同じく、語り言葉をつうじて米や魚や草々を奉っておられた。そのおこないを生涯貫かれたのも、やはり石牟礼道子ただひとりである。」(p.155)
◇姜信子「雲の茜のかなしやなあ」(pp.156-157)
◇若松英輔「荘厳を証[あかし]する者」(pp.158-159)
 【引用】「石牟礼道子の生涯を振り返るとき、彼女が、文学において言葉の奥に潜む意味の深みへ「直入」することで、亡き者たちの声を映しとることに人生の大部を注ぎ込んだことが分かる。|その言葉は、紙の上に記されるとは限らなかった。路上で、多くの人を集めた会場で、住まいの小さな部屋を訪れる者たちに語られた。|晩年の彼女に、『苦海浄土』を書いているときどんな心持だったかを聞いたことがある。そのとき彼女は少し沈黙したあと、荘厳されるようだった、と語った。」(p.159)/「彼女はどこまでも、語らざる者たちの手となって文字を書き、口となって語ろうとした。彼女が残した言葉は、受難を生きた者の悲痛だけではない。耐えがたい労苦を背負った者たちによって荘厳されるという出来事でもあった。」(p.159)
◇齋藤愼爾「泣きなが原幻視行――石牟礼道子さんを悼む」(pp.160-161)

■RKB×西南学院共催 公開講座「石牟礼道子の世界」――芸術祭大賞の映像作品と取材記者が語る石牟礼像で作品を紐解く
 (2018/03/02|福岡のニュース)
 https://twitfukuoka.com/?p=74705
 【引用】「RKB毎日放送と学校法人・西南学院は、2018年2月10日(土)に逝去した、詩人で小説家の石牟礼道子氏に関する公開講座を、2018年3月16日(金)午後2時から、福岡市早良区の西南学院大学コミュニティセンターで共同開催いたします。
石牟礼氏は著書『苦海浄土 わが水俣病』で、文明の病とされる水俣病を鎮魂の文学として描き、絶賛された事で知られる。この作品をベースに、RKBのドキュメンタリー作家・木村栄文(1935-2011)が制作した「苦海浄土」は、1970年の芸術祭で大賞を受賞しました。
本講座では、テレビドキュメンタリー「苦海浄土」を鑑賞したのちに、石牟礼氏を取材し、第69回読売文学賞の評論・伝記賞を受賞した、「評伝 石牟礼道子 渚に立つひと」(新潮社)の作者、毎日新聞の米本浩二記者に、石牟礼氏の知られざる横顔について伺います。(聞き手・RKB 武田早絵アナウンサー)
公害が社会問題となるきっかけとなった水俣病の患者たちの闘いを支援し、国家の発展の陰で不条理を押しつけられた庶民の世界を描き、人間の復活を願い続けた石牟礼氏の文学的足跡をたどります。尚、この公開講座は毎日新聞社から特別協力をいただいています。」

■文芸誌『アルテリ』
◆「アルテリ五号 できました。」(2018年2月19日『zakka&cafe orange』)
 http://www.zakkacafe-orange.com/2018/02/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%86%e3%83%aa%e4%ba%94%e5%8f%b7%e3%80%80%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/
 【引用】「実は、予定より少し早く出来上がっていました。|石牟礼さんが逝ってしまわれた日の、午後。|天からの便りのように、アルテリが届きました。|巻頭は、石牟礼さんの文章です。|表紙は美しい木版画。|手に取っていただければ幸いです。」
◇青山ブックセンター本店(@Aoyama_book)
「熊本の文芸誌『アルテリ 五号』が入荷しました。田尻久子さん、川内倫子さん、渡辺京二さん、坂口恭平さん、伊藤比呂美さんらが執筆。石牟礼道子さんの未発表作品6点も収録。ぜひ。(山下)」
[2018年2月17日15:45 https://twitter.com/Aoyama_book/status/964752687311962113]
◇Title(タイトル)(@Title_books)
熊本・橙書店が発行する文芸誌『アルテリ』五号が入荷。熊本が誇る書き手が、自由に書きたいことを書く場所。渡辺京二、伊藤比呂美、坂口恭平、川内倫子、吉本由美……等々様々な言葉が楽しめます。巻頭は石牟礼道子さん。この本をまとめる、一本の糸のようです。
[2018年2月17日18:39 https://twitter.com/Title_books/status/964796427766345730]
◇カライモブックス(@KARAIMO_ONLINE)
☆新本『アルテリ 五号』石牟礼道子・渡辺京二・伊藤比呂美・田尻久子・坂口恭平・浪床敬子・川内倫子・村上由紀子・磯あけみ・吉本由美・生田亜々子・関敬、2018年、1,080円http://karaimobooks.shop-pro.jp/?pid=128559778
[2018年2月17日23:26 https://twitter.com/KARAIMO_ONLINE/status/964868550258077696]
◆「『アルテリ』創刊」(2016年2月17日『zakka&cafe orange』)
 http://www.zakkacafe-orange.com/2016/02/%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AA%E3%80%8D%E5%89%B5%E5%88%8A/
*「“新しい書き手、育てる アルテリ”|今年〔2016年〕2月、熊本市で創刊された文芸誌。作家の石牟礼道子さん、評論家の渡辺京二さん、詩人の伊藤比呂美さん、作家の坂口恭平さんら、熊本ゆかりの文学者が新作を発表。既成雑誌とは一線を画した素朴なレイアウトや、大家や新人が共存する思い切った執筆陣が注目を集め、発行1カ月で重版となった。」(http://mainichi.jp/articles/20160714/ddp/010/040/024000c
◆『アルテリ』創刊号〜(バックナンバー) http://karaimobooks.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=%A5%A2%A5%EB%A5%C6%A5%EA(カライモブックス オンラインショップ)

◆石牟礼さん死去 京都でも惜しむ声――「心描くこと教えられた」
(2018年2月11日『京都新聞』朝刊26面)
 水俣病に苦しむ患者の世界と闘争を描いた作家石牟礼道子さんが10日死去したことに、ゆかりある京都の人たちに悲しみの声が広がった。
 京都市左京区の環境団体グリーン・アクション代表アイリーン・美緒子・スミスさん(67)は1971年、熊本県水俣市に移住し石牟礼さんに出会った。21歳のアイリーンさんは世界的写真家の故ユージン・スミスさんと共同で水俣病患者の撮影をし、石牟礼さんは「苦海浄土」(69年)に続く「天の魚」を執筆中だった。ともにチッソと闘う自主交渉派の患者と歳月を過ごした。
 「熊本での裁判に一緒にバスで通い、患者さんも私たちも石牟礼さんも宿で雑魚寝して。石牟礼さんが育ったのは『女性は新聞読むな、まして本を書くなんて』という封建的な時代。石牟礼さんは主婦の仕事をこなし、夜にふとんの中で懐中電灯で原稿を書いた。言葉を一つずつ探すような話し方だった。社会運動の中で心を描くことを教えられた」と振り返る。
 ユージンさんと結婚したアイリーンさんが水俣病を告発する写真展を東京で開く際、会場の百貨店から当時無名だったアイリーンさんの名前は外すよう要求された。「水俣病の支援運動も男中心だったから、石牟礼さんに怒りと悔しさをぶつけにいった。自分の方がもっと女性にとって大変な時代だったとは一切言わず、慰めてくれた」と思い出を語り、しのんだ。
 上京区で石牟礼さんの著作を中心に、社会運動や水俣・不知火海の本や物産を扱う古本屋「カライモブックス」を経営する奥田順平さん(38)、直美さん(38)夫婦は、2009年に開店すると、面識のない石牟礼さんから手紙が届いた。カライモ(南九州の方言でサツマイモ)という店名に石牟礼さんは「なんておかしな名前! でもカライモ大好きよ」と喜んでくれた。
 夫婦は11年の東日本大震災の直後、熊本市内の病院に入院中の石牟礼さんに会った。順平さんは「『水俣のどこがそげんよかですかね?』と怖い顔で言われた。いつもほがらかだけど、水俣への愛憎の深さが垣間見えた」と振り返る。直美さんは「水俣病で捨てられた世界と心を寄せる世界をつづった石牟礼さんの文章は、私にとって世界への信頼と希望を取り戻すものでした」と話した。
(岡本晃明)
【写真】キャプション:「インタビューに答える石牟礼道子さん=2015年4月、熊本市内」

米本浩二(西部学芸グループ)「《記者の目》「悶え神」石牟礼道子の伝言――困難を越えるためには」(2018年3月15日『毎日新聞』東京朝刊)
 https://mainichi.jp/articles/20180315/ddm/005/070/010000c

伊藤比呂美「(ひもとく)石牟礼道子のことば――声に出す文芸、紙に叩きつける」(2018年3月4日『朝日新聞』)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13386596.html
 【引用】「石牟礼文学を朗読しようという企画が何度かあった。ところがいざ朗読しようと思うと、東京生まれの東京育ちの私には、どうしてもあの水俣的天草的道子弁が声に出せない。いいところはみんなそれなのだ。」/「標準的な日本語ではなく、古典のことばを聴き取ってそこに憑依[ひょうい]した石牟礼さんがいる。|それで気がついた。いかにも耳から聞こえてくるような石牟礼さんのことばだが、目で読むのが最終形態なんである。」/「石牟礼道子の文学のすごさ(の一つ)は、音だけのことばを、音を持たない人々に向かって、まるで音がありありと見えるように表記して納得させたところである。|説経節、謡曲、声に出して人に伝える文芸はいろいろある。石牟礼さんは、『苦海浄土』から一貫して、そういう声に出す文芸を、力強く紙の上に叩きつけて、私たちの脳内に、声を再現させてきた。」

鎌田慧・米本浩二 20180220 「追悼・石牟礼道子さん――「小さな命」の仇討ちに賭けた生涯(鎌田慧)/「パーキンソン病との闘い」と「ペン」(米本浩二)」(『サンデー毎日』2018年3月4日号)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20180219/org/00m/200/002000d
 【引用】「海と陸のあわいにある渚(なぎさ)や海にそそぐ川岸で、目には見えない虫けらが哭(な)いているのを、石牟礼さんは掬(すく)い上げた。わたしたちがその世界を知ることができたのは、彼女の尋常ではない眼力と聴覚によってである。」/「石牟礼文学が、「ほろぼされるものたちになりかわ」(『苦海浄土』)って、書き留める決意から出発していることを忘れることはできない。」/「「方言を新しい語り言葉として甦(よみがえ)らせてゆけば、水俣の現実をいくらか書けるかなと思って書きはじめたのです」と石牟礼さんは、謙遜した。が、自然の声、水俣死者たちの声を、こころで聴き、地方住民の現実の言葉で描く、あたらしい石牟礼文学が誕生した。」/「緒方さんは、石牟礼さんの「ずれ」について話す。緒方さんも石牟礼さんも「わがまま」なのだという。「“わがまま”とは“我が、まま”どうしようもない自分。自分のまま、そのまま、ということ。探究心。より深く、強く見ようとするから、世の中と、ずれる」」

◇沙鴎一歩 20180219 「社説では朝毎だけが触れた石牟礼道子の死――「公害」に向き合った孤高の作家」PRESIDENT Online
 https://president.jp/articles/-/24457

伊藤比呂美「追悼――石牟礼道子さん 無数の命と肩寄せあう」(2018年2月16日『東京新聞』)
 【引用】「初めて『苦海浄土』を読んだときのことをはっきり覚えている。一九八四年、私が東京から熊本に移り住み、熊本弁がなじんだ頃だ。あのときの衝撃と感動は忘れられない。|日本文学というより世界文学の中の傑作だ。日本の文学、文芸の長い流れの中で、貧しい人たちがみゃくみゃくと伝えてきた芸能としての語り物があった。それを現代の文学に昇華させたのが、石牟礼さんだ。」/「そこには人々の生き死にが描かれる。それは無数の生き物たちの生き死にの中にある。一つ一つの命に、区別もない。差別もない。」

町田康「捨てられた魂に花を――石牟礼道子を悼む」(2018年2月15日『毎日新聞』夕刊)
 【引用】「石牟礼さんの手法のひとつに「聞き書き」というのがあって、人の話を聴きに行き、それを元に文章を書くことによって現実に迫る、現実を言葉に表す、ということらしいが、石牟礼さんは話さぬ人の言葉――それは、いま私たちが聞いてもなんのことだかわからない、言葉と気持ちが一体化した気配のような言葉であるのかもしれない――を聞き、書く人だった。或いはそれは人ですらない犬や猫、野生動物、虫、或いは動物ですらない草や木や、もっというと生物ですらない石ころの話を聞いて書く。|と言うと、「人間だけでなくそうした虫けらや雑草といった下等なものにまで優しい眼差しを注いだ人だったのですね」なんて思うかもしれないが、そういう感じでもなく、もっと等しい感じというか、むしろ虫や草の側にいて、そしてそっちの方が存在として遥かに重いと実感しているような感じがあった。」

◇コラム凡語:石牟礼道子さん
 2018年2月14日『京都新聞』
 https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180214000049
 【引用】「水俣病患者の姿を伝える代表作「苦海浄土(くがいじょうど)」(1969年)を読み返した。患者や家族を同情を排して描いている。水俣病は当時、「奇病」と呼ばれたが、患者らと対等に交流を重ねた背景には、幼い頃の祖母との暮らしぶりがあったのだろう。」/「水俣地域では、他人の苦しみを放っておけない人を「悶(もだ)え神さま」と呼ぶという。被害救済を訴える集会などで患者が掲げた「怨」の旗や「水俣死民」のゼッケンは石牟礼さんが考えた。自身がまさに「悶え神さま」だった。」

◇[社説]石牟礼さん 「近代」を問い続けて
 2018年2月12日『朝日新聞』東京朝刊10面(オピニオン)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S13355917.html
 【引用】「著書「苦海浄土」で水俣病患者の声をすくいあげてきた作家が告発したのは、公害や環境の破壊にとどまらない。私たちの社会に深く横たわる「近代」の価値そのものだった。」/「明治150年。近代国家の出発が為政者から勇ましく語られる時だからこそ、作家が生涯かけて突きつめた問題の深さと広がりを、改めて考えてみたい。」

辺見庸「石牟礼道子さんを悼む――〈累〉の悲哀紡いだ文学」(2018年2月12日『日本経済新聞』朝刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26791990Q8A210C1BC8000/
 【引用】「石牟礼さんは、人を現前するただ一個のものとはみない。「むかしむかしのものたちが、幾代にも重なり合って生まれ、ひとりの顔になる」(『十六夜橋』)ととらえ、その〈かさなり〉に、しばしば〈累〉という感じをあてた。[…]いつかの手紙では自作について「悲哀だけで成り立っている」と書き、けっきょくはそのように作品をけんめいに彫琢[ちょうたく]してしまうことの、〈累〉の悲しみから逃れえないさだめをほのめかしている。」/「『苦海浄土 わが水俣病』の深みは、じつのところ、わたしを記者から作家へと転身させる遠因になった。|状況の「悪」をそれとして描くだけでなく、自己内面をも徹底してほりさげる文章の活路はもっぱら彼女から学んだ。」

米本浩二「石牟礼さん死去――水俣病の受難に感応 絶対的な孤独描く」(2018年2月10日『毎日新聞』)
 https://mainichi.jp/articles/20180210/k00/00m/040/227000c
◇笠井光俊・野呂賢治・平川昌範「石牟礼さん死去――水俣の魂紡ぐ 豊かな海と人に寄り添い」(2018年2月10日『毎日新聞』)
 https://mainichi.jp/articles/20180210/k00/00e/040/307000c
◇渡辺亮一・内藤麻里子・棚部秀行「石牟礼道子さん死去――水俣の魂つむぐ(その2止) 世界文学に昇華」(2018年2月10日『毎日新聞』)
 https://mainichi.jp/articles/20180210/dde/041/040/021000c
◇笠井光俊・福岡賢正「石牟礼道子さん死去――水俣病の惨禍、世に 近代、人とは問う(その1)」(2018年2月11日『毎日新聞』西部朝刊)
 https://mainichi.jp/articles/20180211/ddp/041/040/018000c
◇「石牟礼道子さん死去――水俣病の惨禍、世に 近代、人とは問う(その2止)」(2018年2月11日『毎日新聞』西部朝刊)
 https://mainichi.jp/articles/20180211/ddp/041/040/016000c
◇笠井光俊・中里顕・城島勇人・野呂賢治・清水晃平「石牟礼道子さん死去――悼む 患者にとっての「母」/執筆時の姿、今も/その文学、次世代に」(2018年2月11日『毎日新聞』地方版[熊本])
 https://mainichi.jp/articles/20180211/ddl/k43/040/233000c
◇「世代の記憶伝える 故石牟礼道子さん 患者の「思い」くみ取り」(2018年2月10日『西日本新聞』夕刊)
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/393169
◇「水俣病「心の声」代弁 石牟礼道子さん死去 近代の闇、問い続け 患者ら「どれだけ力になったか」」(2018年2月11日『西日本新聞』朝刊)
 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/393287/
◇「評伝 石牟礼道子さん 患者の尊厳思い寄せ 「記録しなければ」怒り原点」(2018年2月11日『西日本新聞』朝刊)
 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/393288/
◇水俣病問題取材班「水俣病闘争支えたリーダー 石牟礼道子さん、大きな存在」(2018年2月11日『熊本日日新聞』朝刊)
 https://this.kiji.is/335238988061344865

◇「水俣は日本の内視鏡」「人間は滅ぶ」 石牟礼さん語録
 (2018年2月10日 朝日新聞デジタル)
 https://www.asahi.com/articles/ASL286DPBL28TIPE033.html

◇石牟礼道子「花を奉る」
 朝日新聞デジタル《ことのは311――震災・復興》
 http://www.asahi.com/special/kotonoha311/ishimuremichiko/

◆石牟礼道子に関するトピックス(朝日新聞デジタル)
 http://www.asahi.com/topics/word/%E7%9F%B3%E7%89%9F%E7%A4%BC%E9%81%93%E5%AD%90.html


石牟礼道子 20160910 『苦海浄土 全三部』,藤原書店,1144p. ISBN-10: 4865780831 ISBN-13: 978-4865780833 4,200円+税 [amazon][kinokuniya]
 *藤原書店のページ:http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1507
「『苦海浄土』は、「水俣病」患者への聞き書きでも、ルポルタージュでもない。患者とその家族の、そして海と土とともに生きてきた不知火の民衆の、魂の言葉を描ききった文学として、“近代”なるものの喉元に突きつけられた言葉の刃である。半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作(苦海浄土/神々の村/天の魚)を全一巻で読み通せる完全版。
[新版あとがき]石牟礼道子
[解説]赤坂真理・池澤夏樹・加藤登紀子・鎌田慧・中村桂子・原田正純・渡辺京二」

▼石牟礼道子「私は何を描こうとしたか――『苦海浄土 全三部』刊行」,『機』〔藤原書店〕293(2016-08): 4-6
「拙いこの三部作は、我が民族が受けた希有の受難史を少しばかり綴った書と受け止められるかも知れない。間違いではないが、私が描きたかったのは、海浜の民の生き方の純度と馥郁[ふくいく]たる魂の香りである。生き残りのごく少数の人達と、今でもおつき合いをさせていただいている。まるで上古の牧歌の中に生きていた人々と出会うような感じである。」(p.5)
「緒方正人さんはいう。|「チッソの人の心も救われん限り、我々も救われん」|そこまで言うには、のたうち這いずり回る夜が幾万夜あったことか。このような人々を供犠として私たちの近代は、道義なき世界に突入してしまった。|本編に登場するおおかたの人達は、今はこの世にない。思い起こせば、かの人々のえも言えぬ優しい眼差しに慰撫されて、立ち上がれない膝を立て、不自由な指を伸ばして書き継いできたと思う。」(p.6)
◆石牟礼道子 20110112 『苦海浄土』,河出書房新社(池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集),780p. ISBN-10: 4309709680 ISBN-13: 978-4309709680 4,100円+税 [amazon][kinokuniya]
 *河出書房新社のページ:http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309709680/
 〔水俣の不知火海に排出された汚染物質により自然や人間が破壊し尽くされてゆく悲劇を卓越した文学作品に結晶させ、人間とは何かを深く問う、戦後日本文学を代表する傑作。三部作すべて収録。〕

◆石牟礼道子 20040715 『[新装版]苦海浄土――わが水俣病』,講談社(講談社文庫),416p. ISBN-10: 4062748150 ISBN-13: 978-4062748155 690円+税 [amazon][kinokuniya]

◇立命館大学産業社会学部2017年度後期科目「質的調査論(SB)」(担当:村上潔)
第15回「古典(3)石牟礼道子」[2018/01/19]


◆石牟礼道子 20180420 『魂の秘境から』,朝日新聞出版,240p.
 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19990
 〔名作『苦海浄土』で水俣病を告発し世界文学に昇華した著者が、ホームで闘病しながら語った、水俣・不知火海の風景の記憶と幻視の光景。朝日新聞に3年にわたり連載されたエッセイを収録した最晩年の肉声。写真家・芥川仁氏による写真多数収録。〕
◇若松英輔 20180527 「[書評]魂の秘境から 石牟礼道子 著」『東京新聞』
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2018052702000181.html
【引用】“生者は死者に守護されている、そう彼女は感じ、生きていた。前者で彼女は、夢の働きとそこに現れる亡き者たちを描き出す。後者で彼女は石を「星さまのしずく」と呼ぶ石屋の経営者だった父親の言葉にふれているが、この言葉はそのまま受け取ってよい彼女の世界観であり、宇宙観なのである。|石牟礼道子の本性は詩人である。代表作『苦海浄土(くがいじょうど)』も彼女は「詩」だと考えていた。だが、彼女の作品を初めて読む、という人には本書のような随想を薦めたい。そこには詩情はもちろん、物語も彼女の自伝も、豊かに記されているからだ。”
◆石牟礼道子 2018/03 『西南役伝説』講談社(講談社文芸文庫)
 〔「西南戦争」の戦場となった南九州の地で名もなき人々によって語り継がれてきた声に耳を澄ます。『苦海浄土』の著者の原点がここに。〕
◆石牟礼道子 2017/08 『花びら供養』平凡社
 〔ここ十数年の時を経て辿りついた新境地。『石牟礼道子全集』未収録の、主に二〇〇〇年以後に書かれた珠玉のエッセイ四十篇が一冊に。水俣の記憶を磁場に立ち上がる独自のコスモロジーは、一片の花びらに捧ぐ祈りのように、この世をやわらかに包み込み、時に鋭くその不条理を照らし出す。齢九十を迎えた著者が今、現代に伝えたいメッセージとは。〕
◆石牟礼道子・山福アケミ 2016/03 『水はみどろの宮』福音館書店(福音館文庫)
 〔7つになるお葉は、山の湖の底深く、「水はみどろの宮」を浄める千年狐のごんの守と出会い、山の声を聞くようになる。招かれた山の祀りで見た光景は…。作者から子どもたちに贈る、珠玉の物語。〕
◆石牟礼道子 2015/11 『ここすぎて水の径』弦書房
 〔1993年春から2001年秋、石牟礼道子は何を見すえていたのか。『苦海浄土』『十六夜橋』『天湖』『水はみどろの宮』『アニマの鳥』など数々の名作を生んだ思想と行動の源流へと誘うエッセイ集・珠玉の47篇。〕
◆石牟礼道子 20151014 『石牟礼道子』,河出書房新社(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻),536p. ISBN-10: 4309728944 ISBN-13: 978-4309728940 3,100円+税 [amazon][kinokuniya]
 *河出書房新社のページ:http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309728940/
 〔『苦海浄土』で知られる、戦後日本文学における最重要作家。ふるさと水俣で過ごした幼少時の甘い記憶が豊かに綴られる。「椿の海の記」他、エッセイ「タデ子の記」、詩などを収録。〕
◆石牟礼道子 2014/07 『祖さまの草の邑』思潮社
 〔「現代詩手帖」連載の表題作をはじめ、震災を前後して書かれた「花を奉る」「わたくしさまのしゃれこうべ」ほか収録。はじめての詩画集。〕
◆石牟礼道子 20130420 『蘇生した魂をのせて』,河出書房新社,222p. ISBN-10: 4309021778 ISBN-13: 978-4309021775 1800+ [amazon][kinokuniya]
 〔人間とは何か、私たちはどこへ行くのか…。破壊し尽くされた自然や人間の悲劇と、その闇の奥底に立ち上がる新しき叡智を語る対談・講演集。受難の時代にこそ響きわたる水俣からの言魂集。〕
◆石牟礼道子 2013/04 『椿の海の記』河出書房新社(河出文庫)
 〔はだしで盲目で、心もおかしくなって、さまよってゆくおもかさま。四歳のみっちんは、その手をしっかりと握り、甘やかな記憶の海を漂う。失われてしまったふるさと水俣の豊饒な風景、「水銀漬」にされて「生き埋め」にされた壮大な魂の世界が、いま甦る。『苦海浄土』の著者の卓越した叙情性、類い希な表現力が溢れる傑作。〕
◆石牟礼道子 20121030 『最後の人――詩人 高群逸枝』,藤原書店,480p. ISBN-10: 4894348772 ISBN-13: 978-4894348776 3,600円+税 [amazon][kinokuniya]
 〔『高群逸枝雑誌』連載と未発表の「森の家日記」、最新インタビューを収録!|世界に先駆け「女性史」の金字塔を打ち立てた高群逸枝と人類の到達した近代に警鐘を鳴らした世界文学(『苦海浄土』)を作った石牟礼道子をつなぐもの。〕
◆石牟礼道子 2012/09 『食べごしらえおままごと』中央公論新社(中公文庫)
 〔食べることには憂愁が伴う。猫が青草を噛んで、もどすときのように―父がつくったぶえんずし、獅子舞の口にさしだした鯛の身。土地に根ざした食と四季について、記憶を自在に行き来しながら多彩なことばでつづる豊饒のエッセイ。著者てずからの「食べごしらえ」も口絵に収録。〕
◆石牟礼道子 2009/03 『あやとりの記』福音館書店(福音館文庫)
 〔「すこし神さまになりかけて」いるひとたちと楽しみ、また悲しんで、宇宙のはからいを知る幼い「みっちん」の四季。『苦海浄土』で、水俣病によって露になった現代社会の病理を描破した著者が、有機水銀に侵され失われてしまった故郷のむかしを綴る。個人的な体験を超え、子どもたちの前にさしだされた、自然と人間の復権の書。〕

●藤原書店:石牟礼道子
 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=index&cPath=177_227

◇中村陽子 20130330 「胸の内 伝え継ぐため 全集「不知火」が完結 石牟礼道子さん(作家)」『東京新聞』【土曜訪問】
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/doyou/CK2013033002000227.html


◇藤本和子 19821030 『塩を食う女たち――聞書・北米の黒人女性』晶文社,227p.☆→20181214 岩波書店(岩波現代文庫:文芸303),288p.
 ☆:【帯文】「滅亡の妖兆漂うアメリカで語り始める黒人女性たち。藤本和子という純度の高い知性に連れられて、神のごとき生身で誌される現代の雅歌の意味を、私どもはここに読む。――石牟礼道子氏評」


◆米本浩二 2014/04/06−2019/02/17 「[連載]不知火のほとりで:石牟礼道子の世界」(『毎日新聞』*全70回)
 https://mainichi.jp/ch150913328i/
◆米本浩二 2017/03/30 『評伝 石牟礼道子――渚に立つひと』,新潮社,361p.【第69回読売文学賞受賞】
 http://www.shinchosha.co.jp/book/350821/
 〔傑作『苦海浄土わが水俣病』は、いかにして書かれ得たか。石牟礼道子の誕生から文学的彷徨、闘争の日々、創造の源泉と90年の豊饒を描き切る。神話的作家、初めての本格評伝。〕

◆渡辺京二 2018/11 『預言の哀しみ――石牟礼道子の宇宙U』,弦書房,188p. ISBN-10: 4863291825 ISBN-13: 978-4863291829 1900+ [amazon][kinokuniya][KARAIMO BOOKS]
 〔石牟礼道子の遺した預言とは何か。そして彼女はどこへ帰って行ったのか。|2018年2月10日、石牟礼道子氏が死去した。著者・渡辺京二氏は、故人の最もよき理解者として互いに支え合ってきた。本書には、故人の闘病の姿と絶えることのなかった執筆(表現)への意欲を著した「石牟礼道子闘病記」を収録。他に新作能「沖宮」の謎についての深く鋭い論考や「春の城」「椿の海の記」「十六夜橋」など各作品に込められた深い含意を伝える。石牟礼作品を読み解く貴重な一冊。〕
◆渡辺京二 2013/06 『もうひとつのこの世――石牟礼道子の宇宙』,弦書房,232p. ISBN-10: 4863290896 ISBN-13: 978-4863290891 2200+ [amazon][kinokuniya][KARAIMO BOOKS]
 〔〈石牟礼文学〉の特異な独創性が渡辺京二によって発見されて半世紀。互いに触発される日々の中から生まれた〈石牟礼道子論〉を集成。現世と併存するもうひとつの現世=人間に生きる根拠を与える、もうひとつのこの世、とは何か。石牟礼文学の豊かさときわだつ特異性はどこにあるのか。その世界を著者独自の視点から明快に解きあかす。〕

◆若松英輔 2018/04/19 『常世の花 石牟礼道子』,亜紀書房,178p.
 http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=853
 〔苦しみの中にある者たちを照らし続けた作家に捧げる、言葉の花束。|人間を超え、生類へと広がる世界を見つめ続けた石牟礼道子。『苦海浄土』をはじめ数々の名著を遺して世を去った作家が生涯を賭して闘ったものとは何だったのか。|作家と親しく交流し、NHK「100de名著『苦海浄土』」で講師もつとめた批評家がその精髄に迫る。|石牟礼道子と著者の対談も収録。〕

◆たかとう匡子 2017/10/31 『私の女性詩人ノートII』,思潮社,210p.【第18回日本詩人クラブ詩界賞受賞】
 http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_1970.html
 〔詩史的な観点をはずさずに、なおも女性の詩にこだわっていきたい。戦後の同時代を生きた詩人から、いま旺盛な活動を展開する書き手まで。石垣りん、石牟礼道子、森崎和江、久坂葉子、石川逸子、宇多喜代子、山本道子、倉田比羽子、井坂洋子、伊藤比呂美、平田俊子、小池昌代――時代に挑戦し、詩の表現について格闘してきた12人をめぐる詩人論ノート、待望の第2冊!〕
【書評】「都市生活者として詩をつむぐ石垣りんに共感しつつ、水俣の世界を描きつづける石牟礼道子の巫女的な創作営為に著者の眼差しは熱く注がれていく。「石牟礼道子は今なお立ち迷っている死霊、生霊たちにかわって現代の語り部として、土語を通して自らの負う風土を表現しようと試行してきた」とし、たとえ散文のフォルムをとっていても「そのどこを切り取ってもその作品は一篇の〈詩〉だ。詩的であるということは詩のこころの裏打ちがあるからで、石牟礼道子は徹底して自己の内面をくぐらせながら他者、外部を語る詩人と言えよう」と語る。巫女性とは自己と他者をこころの深部で結びつける魂の呪術なのだろう。」(皆川燈「詩を書くことと〈女性性〉とはどのように交錯しているのだろうか――たかとう匡子『私の女性詩人ノートII』思潮社」『図書新聞』3339(2018-02-17):6)

◆奥田みのり 20170728 『若槻菊枝 女の一生――新潟、新宿ノアノアから水俣へ』熊本日日新聞社,328p. ISBN-10: 4877555587 ISBN-13: 978-4877555580 1500+ [amazon][kinokuniya]
◇岩岡千景 20171126 「【書く人】人との出会いを糧に『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』 フリーライター・奥田みのりさん(47)」『東京新聞』《Chunichi/Tokyo Bookweb》
“菊枝さんは新潟生まれ。十七歳で上京し、一九五〇年に「ノアノア」を開店。作家の石牟礼道子さんの『苦海浄土』を読んで七一年に熊本県水俣市を訪ね、水俣病患者らと交流。店に「苦海浄土基金」と書いた木箱を置いて、お客さんのカンパや自らの寄金を送るなどの支援を続けた。石牟礼さんとも、自宅の部屋を東京の書斎として提供するなど親交があり、二〇一〇年に九十四歳で亡くなった。石牟礼さんは今回の本の帯に「豪快で色っぽい人だった」と言葉を寄せている。”
◇熊谷博子 20171215 「この系譜を絶やしてはいけない――自然体で“女一揆”を生きた若槻菊枝の姿」『週刊読書人』3219(2017-12-15): 6


◆KARAIMO BOOKS(カライモブックス) http://www.karaimobooks.com/
「カライモブックスは、京都西陣にある古本屋です。
取り扱いジャンルは、石牟礼道子、水俣、社会運動、人文、詩、文学、芸術、食、児童書など。100円・200円均一コーナーもおすすめ。
「カライモ学校」と題した勉強会を開催したり、お茶や海産物、石けんなど水俣・天草物産の販売をしたりもしています。
「カライモ」とは南九州でのサツマイモの呼び名だ。
カライモブックスという名前の由来をたどれば、作家・石牟礼道子につながる。
石牟礼道子の言葉は、南九州の土と潮の香りに満ちている。天草、水俣といった不知火海沿岸に生きる人びとの世界を描くその言葉は、上滑りしつづける現実世界の言葉をやすやすと乗り越え、わが心の帰るべき場所さえも指し示しているように思う。
実際にかの地を訪ねてみると、もちろんそこにも現実の生活が流れている。
それでも、水俣の明神崎から不知火海をはさんで天草の島々をのぞむとき、石牟礼道子の言葉がぽとりぽとりと頭に浮かぶ。
私たちにとって、天草や水俣は、そういう場所だ。
京都には明神崎も不知火海もないけれど、石牟礼さんの言葉が心に浮かぶようなそんな本屋にしたい、そんな思いから、カライモブックス、と名づけました。」
◇Kyoko Sugimoto 2014/05/30 「カライモブックスが選ぶ今月の一冊:幼いころのくっきりした体験が描かれた絵本『たぬき』」(『ガジェット通信』)
 http://getnews.jp/archives/586574
【引用】「もともと、順平さんと野口さんは「古本屋をやりたい」と思っていたわけではありませんでした。野口さんが愛読してきた石牟礼道子さんの作品を一緒に読むうちに、「作品の舞台を訪ねてみよう」とふたりで天草や水俣を旅するようになったそうです。いったんは水俣への移住も真剣に検討、でもいろいろ考えた末に京都で暮らすことにしたふたりは「少しでも水俣に関わり続けられる仕事をしよう」と古本屋さんを始めたのでした。」
◇奥田直美 20110319 「私の石牟礼道子」『西日本新聞』文化面《土曜エッセー》

◆橙書店 http://www.zakkacafe-orange.com/
◇米本浩二「熊本地震:3カ月 「橙書店」被災と復興の物語 文学の拠点、守りたい」(2016年7月16日『毎日新聞』西部朝刊)
 http://mainichi.jp/articles/20160714/ddp/010/040/024000c
【引用】「店を一人で切り盛りする田尻久子さん(47)は、文芸誌「アルテリ」の編集も担当。この小さな店の復旧を、熊本市在住の石牟礼道子さん(89)、渡辺京二さん(85)らが築いてきた熊本の文学的伝統の厚みが支える。」/「「橙書店に集まる文学を救いたい」との願いを込め、石牟礼さんらが新作を発表する文芸誌が近く発刊される。」/「伊藤〔比呂美〕さんの石牟礼さんへの尊敬の気持ちの表れが年1回開催の石牟礼大学だ。伊藤さんが隊長を務める熊本文学隊主催の一大イベントである。予算のない熊本文学隊は伊藤隊長の人脈が頼りだ。サポート役は田尻さん。参加申し込みの受け付けや問い合わせへの回答などを橙書店が引き受けている。」/「水俣病闘争(68〜73年)を主導した石牟礼道子さんと渡辺京二さんの「水俣病を告発する会」も会則や会員名簿がなかった。[…]政治色のない、自由で自在な告発する会の運動は一般の人たちの支持を集め、雪だるまのように膨らんだ石牟礼さんたちのパワーが、効率重視、利益至上の「近代」の暴走にストップをかけることになった。|熊本文学隊と告発する会の両方に石牟礼さんと渡辺さんが関わっているのは偶然ではあるまい。自由で創造的な石牟礼・渡辺イズムは現在も生きているのだ。それを如実に示すのが伊藤さんの活動であり、その伊藤さんを支えているのが橙書店なのだ。」/「伊藤さんに話を聞いて、一番印象に残ったのは次の言葉だ。|「橙書店に集ってくるいくつもの流れの文学を救いたい、という気持ちがあります。集まってきた文学の流れは、どの流れも、すべて、みっちんにつながっている」と言うのだ。みっちんとは石牟礼道子さんのこと。」/「その石牟礼さんは田尻さんらが編集する文芸誌「アルテリ」のメイン執筆者の一人である。今夏に刊行される「アルテリ」第2号に石牟礼さんは高千穂の山中をさまよった20歳の未発表手記を発表する。それで十分なはずだが、最近、「みなさんが地震を書くのなら、私も書きたい」と意欲をもらした。」/「石牟礼大学は熊本文学隊主催の文学イベント。石牟礼道子さんの文学についてトークや意見交換をして、石牟礼さんの文学への理解を深め、石牟礼文学を次世代へ継承するのを目的とする。」
◆熊本文学隊 https://www.facebook.com/kumamotoband/
◆石牟礼大学「いま石牟礼道子を読む」(nagoya wan|2014/11/09公開)
 https://youtu.be/DXYzOk7aebA *動画(2:21:54)
 “熊本文学隊が送る「石牟礼大学」第1回。|石牟礼文学の影のプロデューサーと言われる渡辺京二さんをお迎えして7月20日熊本現代美術館で開催されました。|司会は伊藤比呂美さん、他に谷口絹枝さん、ジェフリー・アングルスさん。石牟礼さんを撮影中の石内都さんもとびいりで。|病身だという渡辺さんの絶好調の語りに、伊藤さんの型破りの司会ぶり。|会場のライブな雰囲気も伝わってきます。”

■水俣病

水俣病
水俣病 2018

◆2018/11/10 《海燕社の小さな映画会》11月会
 上映作品:『水俣の図・物語』(1981年/112分/監督:土本典昭/水俣の図:丸木位里・丸木俊/詩:石牟礼道子/音楽:武満徹)
 会場:沖縄県立博物館・美術館3F講堂
 料金:1000円 *要予約
◆「石牟礼道子さん 水俣病への思いを語る」(朝日新聞社|2018/02/10公開)
 https://youtu.be/__HoHJtGiO0 *動画(2:12)
 “石牟礼道子さんは2016年5月の水俣病公式確認60年記念講演会で、水俣病への思いを語った。作家デビューから近年までのポートレートとあわせ、講演の一部を紹介する。”

◆石牟礼道子編 1974 『天の病む――実録水俣病闘争』,葦書房,317p. ASIN: B000J9OWF6
*執筆者=石牟礼道子・渡辺京二・江郷下一美・三原浩良・日高六郎・杉本栄子・浜本二徳・川本輝夫・田上義春・松浦豊敏・本田啓吉・富樫貞夫・宮沢信雄ほか
◆石牟礼道子編 19730710 『不知火海――水俣・終りなきたたかい』創樹社,316p.
*文=石牟礼道子/松浦豊敏/ユージン・スミス/アイリーン・スミス/本田啓吉 写真=ユージン・スミス/塩田武史/宮本成美
◆石牟礼道子 1973 『流民の都』大和書房→1978 『流民の都[新装版]』大和書房

原田 正純
宇井 純
最首 悟
ユージン・スミス
森崎 和江
土本 典昭
栗原 彬
 ◇栗原彬(聞き手:立岩真也・天田城介) 20080307 「特別公開企画「歴史のなかにおける問い――栗原彬先生に聞く」」,立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点『時空から/へ――水俣/アフリカ…を語る栗原彬・稲場雅紀』(生存学研究センター報告2),立命館大学生存学研究センター,pp.11-74. *石牟礼道子に関する言及あり
山田 真
 ◇山田真(聞き手:立岩真也) 2007/12/23 「山田真に聞く」(於:立命館大学衣笠キャンパス創思館403・404/主催:生存学創成拠点)

森下直紀 20120310 「社会調査者はなにを見たか――水俣病被害の構造的理解を求めて」,天田城介・村上潔・山本崇記編『差異の繋争点――現代の差別を読み解く』,ハーベスト社,218-240[第9章]
森下直紀 20101120 「水俣病史における「不知火海総合学術調査団」の位置――人文・社会科学研究の「共同行為」について」,山本崇記・高橋慎一編『「異なり」の力学――マイノリティをめぐる研究と方法の実践的課題』(生存学研究センター報告14),立命館大学生存学研究センター,319-348[第2部第2章]

◇緒方正人 20011015 『チッソは私であった』,葦書房,223p. ISBN-10: 4751208187 ISBN-13: 978-4751208182 2200+税 [amazon][kinokuniya] ※
◇緒方正人[語り]・辻信一[構成] 19960425 『常世の舟を漕ぎて――水俣病私史』,世織書房,248p. ISBN-10: 490638840X ISBN-13: 978-4906388400 2100 [amazon][kinokuniya] ※

■arsvi.com内の文献情報ページ

◆石牟礼 道子 編 19720428 『水俣病闘争 わが死民』,現代評論社,326p. \600 ※ m34
→20051115 『水俣病闘争 わが死民』(復刻・シリーズ 1960/70年代の住民運動),創土社,337p. ISBN-10: 4789300447 ISBN-13: 9784789300445 \2310 [amazon][kinokuniya] m34
◆石牟礼 道子 197707 「島へ――不知火海総合学術調査団への便り」『潮』218(1977-07):168-179→石牟礼[2004:168-189]*
*石牟礼 道子 20040810 [はは]たちの[くに]――石牟礼道子詩歌文集』,講談社(講談社文芸文庫),254p. ISBN-10: 4061983776 ISBN-13: 978-4061983779 1200円+税 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 19840620 『おえん遊行』,筑摩書房,289p. ISBN-10: 4480802363 ISBN-13: 978-4480802361 \1600+税 [amazon][kinokuniya]
◆20030130 学芸総合誌・季刊『環』(KAN)【歴史・環境・文明】Vol.12(特集:近代化の中の「ジェンダー」) http://www.fujiwara-shoten.co.jp/kan/kan12.htm 512p. 2800 ISBN: 4-89434-317-7
◆岩岡 中正・伊藤 洋典 編 20040330 『「地域公共圏」の政治学』,ナカニシヤ出版,212p. ISBN: 4-88848-882-7 2730 [amazon][bk1] ※
◆石牟礼 道子 20040430 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第2巻 苦界浄土 第一部・第二部』,藤原書店,622p. ISBN-10: 4894343835 ISBN-13: 978-4894343832 \6500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20040715 『石牟礼道子全集 不知火 第1巻』,藤原書店,660p. ISBN-10: 4894343940 ISBN-13: 978-4894343948 \6500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20041130 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第4巻 椿の海の記 ほか』,藤原書店,586p. ISBN-10: 4894344246 ISBN-13: 978-4894344242 \6500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20041130 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第5巻 西南役伝説[せいなんえきでんせつ] ほか』,藤原書店,537p. ISBN-10: 489434405X ISBN-13: 978-4894344051 \6500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20050330 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第7巻 あやとりの[] ほか』,藤原書店,574p. ISBN-10: 4894344408 ISBN-13: 978-4894344402 \8500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20050530 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第12巻 天湖[てんこ] ほか』,藤原書店,517p. ISBN-10: 4894344505 ISBN-13: 978-4894344501 \8500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20050830 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第11巻 [みず]はみどろの[みや] ほか』,藤原書店,665p. ISBN-10: 4894344696 ISBN-13: 978-4894344693 \8500 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20060130 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第10巻 []べごしらえ おままごと ほか』,藤原書店,635p. ISBN-10: 4894344963 ISBN-13: 978-4894344969 \8500+税 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子 20060530 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第9巻 十六夜橋[いざよいばし] ほか』,藤原書店,568p. ISBN-10: 4894345153 ISBN-13: 978-4894345157 \8500 [amazon][kinokuniya]
◆200608 学芸総合誌・季刊『環――歴史・環境・文明』(KAN)Vol.26(特集:「人口問題」再考)“歴史人口学から日本の少子化問題に迫る!” 320p. 3360 ISBN: 4-89434-531-5 [amazon][kinokuniya]
石牟礼 道子 20061030 『苦海浄土 第二部 神々の村』,藤原書店,404p. ISBN-10:4894345390 ISBN-13:978-4894345393 2400+ [amazon][kinokuniya] ※ m34
◆藤原書店編集部 編 20061230 『いのちの叫び』,藤原書店,217p. ISBN-10: 489434551X ISBN-13: 978-4894345515 2100 [amazon] ※ b ts2007a
◆石牟礼 道子 20061230 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第6巻 常世[とこよ][]・あやはべるの[しま]へほか』,藤原書店,603p. ISBN-10: 4894345501 ISBN-13: 978-4894345508 \8500 [amazon][kinokuniya]
石牟礼 道子・伊藤 比呂美 20070510 『死を想う――われらも終には仏なり』,平凡社(平凡社新書),211p. ISBN-10:4582853714 ISBN-13: 978-4582853711 \756 [amazon][kinokuniya] ※ a06 d01
◆石牟礼 道子 20071030 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第13巻 [はる][しろ]ほか』,藤原書店,780p. ISBN-10: 4894345846 ISBN-13: 978-4894345843 \8500+税 [amazon][kinokuniya]
◆石牟礼 道子・多田 富雄 20080630 『言魂』,藤原書店,216p. ISBN-10: 489434632X ISBN-13: 978-4894346321 2310 [amazon][kinokuniya] ※
◆石牟礼 道子 20081130 『〈石牟礼道子全集・不知火〉第14巻 短編小説[たんぺんしょうせつ]批評[ひひょう],藤原書店,603p. ISBN-10: 4894346591 ISBN-13: 978-4894346598 \8500+税 [amazon][kinokuniya]


*増補:村上 潔(2018/02/12〜)
UP: 20100605 REV: 20100616, 0904, 1212, 1214, 20180212, 13, 14, 15, 18, 19, 20, 21, 23, 25, 27, 28, 0301, 02, 04, 05, 11, 16, 31, 0505, 28, 0611, 0725, 0817, 20, 21, 22, 24, 27, 30, 0926, 1003, 04, 07, 09, 10, 11, 16, 17, 18, 20, 21, 22, 31, 1101, 05, 06, 07, 14, 15, 19, 22, 25, 1209, 23, 24, 26, 28, 30, 31, 20190107, 10, 12, 0210, 11, 12, 16, 17, 18, 20, 28, 0306, 07, 09, 10, 16, 23, 0404, 17, 21, 24
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