乾 彰夫
いぬい・あきお
■著作など
◇19861125『高校生の本 1 自立にむかう旅』大月書店
◇19900227『日本の教育と企業社会――一元的能力主義と現代の教育=社会構造』大月書店
■共著、共編著など
◇乾彰夫・太田政男・小島昌夫・田中孝彦・堀尾輝久編19861100〜19870700
『高校生の本』(全5巻)大月書店
◇乾彰夫・光岡博美・斉藤武雄・太田政男・若菜俊文・吉村レイ子・小島昌夫著19870127
『高校生の本 4 私たちの進路と社会』大月書店
◇東洋ほか編、乾彰夫ほか著19871000
『岩波講座教育の方法9 子どもの生活と人間形成』
◇乾彰夫・太田政男・小島昌夫・田中孝彦・堀尾輝久編19900400〜19901000
『高校で何を学ぶか』(全6巻)大月書店
◇堀尾輝久・乾彰夫・太田政男・汐見稔幸・田中孝彦・田中征男・横湯園子著19901030
『シリーズ 中学生・高校生の発達と教育』(全3巻)岩波書店
◇「講座高校教育改革」編集委員会編、乾彰夫ほか著19951000
『講座高校教育改革1 高校教育は何をめざすのか』労働旬報社
◇堀尾輝久ほか編、高垣忠一郎・横湯園子・斉藤学・村山士朗・折出健二・西本勝美・高橋廉・乾彰夫・太田政男著19960600
『講座学校4 子どもの癒しと学校』柏書房
◇中西新太郎・木下武男・鷲谷徹・乾彰夫著19970310
『講座現代日本 3 日本社会の再編成と矛盾』大月書店
◇渡辺治・後藤道夫編著、乾彰夫・木下武男・中西新太郎・安田浩・進藤兵・二宮厚美著19970728
『講座現代日本 4 日本社会の対抗と構想』大月書店
◇乾彰夫ほか19981126
『岩波講座現代の教育9 危機と改革教育の政治経済学』岩波書店
■論文など
◇「1978国公立大学共通一次試験をめぐる問題」
『教育』国土社 28(9) 1978.9 p116〜119
◇1978「高校生の進路選択をめぐる意識と能力主義原理――意識調査アンケートから」
『教育』国土社 28(10) 1978.9 p79〜88
◇1979「大学入試制度問題シンポジウムひらかる――青年の人生選択と大学入試」
『教育』国土社 29(2) 1979.2 p125〜127
◇1979「現代教育における「能力主義」の性格と役割をめぐって―堀尾ゼミの2年間の動向にかかわって」
『東京大学教育学部教育史・教育哲学研究室紀要』東京大学教育学部教育史・教育哲学研究室紀要編集委員会編,東京大学教育学部教育史・教育哲学研究室第5号 1979.6 p82〜89
◇1979「青年期教育――学ぶことを生きることに結びつけ青年の明日に向かう生活を」
『教育』国土社 29(12) 1979.11 p34〜40
◇1980「現代の青年期と人格発達――アイデンティティ試論」
『教育学研究』日本教育学会 47(3) 1980.9 p177〜186
◇1980「コメント 高校生の人格発達の観点から」
『教育』国土社 30(13) 1980.12 p56〜59
◇1981「戦後日本社会における青年の自己形成と人間像―1―1950年代の生活記録運動と青年のアイデンティティ」
『東京大学教育学部紀要』東京大学教育学部 21 1981 p133〜142
◇1981「「選抜制度と進路指導」分科会に参加して」
『教育』国土社 31(3) 1981.3 p17〜21
◇1981「高校教育で自己形成主体をどう育てるか――桑田実践「泥まみれの戦士たち」へのコメント」
『教育』国土社 31(5) 1981.5 p91〜99
◇1982「社会的分業・物象化・アイデンティティ―研究ノート」
『東京大学教育学部教育史・教育哲学研究室紀要』東京大学教育学部教育史・教育哲学研究室紀要編集委員会編,東京大学教育学部教育史・教育哲学研究室第8号 1982.6 p1〜17
◇1982「青年の進路選択と現代の労働・社会・学校―上―」
『教育』国土社) 32(12) 1982.11 p74〜88
◇1983「職業選択の大衆化と職業観――高度経済成長初期農村青年の経済意識の展開から-上-」
『東京大学教育学部紀要』東京大学教育学部 23 1983 p265〜274
◇1983「青年の進路選択と現代の労働・社会・学校―下―」
『教育』国土社) 33(1) 1983.1 p91〜103
◇1983「最近の中学校・中学生問題と中曽根内閣の動向」
『教育』国土社 33(4) 1983.4 p117〜120
◇1983「人間の教育としての職業教育」
『教育』国土社 33(10) 1983.10 p6〜18
◇1984「思春期・青年期の発達課題と学校の役割」
『教育』国土社 34(4) 1984.4 p25〜36
◇1985「「個性重視の原則」と臨教審の日本社会像・人間像」
『教育』国土社 35(9) 1985.8 p76〜83
◇1985「「共通テスト」の現実性と有効性――「偏差値偏重」は是正されるか」
『季刊教育法』エイデル研究所 59 1985.10 p56〜62
◇1986「1970年代後半以降の青年の進路状況について――研究ノート」
『法政大学文学部紀要』法政大学文学部 32 1986 p81〜104
◇1987「学校と労働市場をめぐる今日的矛盾――臨教審第3次答申と私たちの課題」
『教育』国土社 37(9) 1987.8 p32〜41
◇1988「「私立文科系大学」学生の進路意識の考察――進路意識調査の結果から」
『法政大学文学部紀要』法政大学文学部 34 1988 p151〜202
◇19921200「『学校・職業・選抜の社会学――高卒就職の日本的メカニズム』苅谷剛彦」
『教育学研究』日本教育学会 59(4) 1992.12 p537〜539
◇19930300「法政二中・高生生活調査アンケートの結果にふれて」
『教育研究』育友会教育研究所(法政大学第二高等学校内) 第28号 1993.3 p2〜8
◇19930400「安城学園高校の教育改革」
『教育』国土社 43(4) 1993.4 p111〜113
◇19931100「自由・平和・共生の地球をめざして――未来をひらく教育を子ども・青年とともに」
『教育』国土社 43(12) 1993.11 p24〜29
◇19940200「「業者テスト追放」後の教育争奪戦と高校づくり――学校づくりへむけた「選択」の「協同化」を」
『教育』国土社 44(2) 1994.2 p116〜123
◇19941000「『学校選択と学校参加――アメリカ教育改革の実験に学ぶ』黒崎勲――学校改革の方法理論としての"選択と参加"」
『教育』国土社 44(10) 1994.10 p83〜85
◇19951000「高校教育の理念と現実」
『教育と医学』慶応通信 43(10) 1995.10 p905〜910
◇1996「<学校><労働市場>間の日本的接続と日本型大衆社会」
『日本労働社会学会年報』日本労働社会学会 7 1996 p85〜96
◇19961200「中高一貫教育の可能性と課題――公立中高一貫中等学校問題をめぐって」
『教育展望』教育調査研究所 42(11) 1996.12 p36〜43
◇19970400「「エリート校ではない」?都立大学付属6年制中等学校構想」
『教育』国土社 47(4) 1997.4 p125〜127
◇19970900「「いじめ」から子ども・学校を考える――清輝くんの事件と思春期発達〔含清輝君の気持ちがわかる/わからない――学生たちの意見から〕」
『教育』国土社 47(9) 1997.9 p93〜105
◇19971100「基調報告 子どもと生きる 地域に生きる」
『教育』国土社 47(12) 1997.11 p14〜18
◇19880300「新自由主義「改革」の現段階」
『教育』国土社 48(3) 1998.3 p6〜13
◇19981200「教課審答申の描く高校像と高校教育「ダンピング」」
『高校のひろば』旬報社 30 1998.12 p20〜27
◇19990400「国民が望む教育改革とは何か」
『経済』新日本出版社 43 1999.4 p62〜72
◇19991100「新自由主義・協同・生活指導」
『生活指導研究』日本生活指導学会編、エイデル研究所 第16号 1999.11 p8〜18
◇20000100「教育改革は地域になにを生み出しているか――座談会の趣旨にかえて」
『教育』国土社 50(1) 2000.1 p15〜18
◇20000300「「戦後的青年期」の解体――青年期研究の今日的課題」
『教育』国土社 50(3) 2000.3 p15〜22
◇20000600「かんかんがくがく 「二一世紀日本の構想」懇談会報告書に見る新自由主義と新保守主義の統合的な「教育改革」政策の登場」
『高校のひろば』旬報社 36 2000.6 p72〜74
◇20001100「高校統廃合をめぐる問題と課題」
『教育』国土社 50(11) 2000.11 p70〜74
◇2001「高卒無業者・フリーターの発生要因と社会的性格――近年の諸調査の批判的検討を通して」
『(教育と社会)研究』一橋大学教育と社会研究会 11 2001 p1〜10
◇20011000「学校選択をめぐる問題と課題――公立小・中学校の選択自由化反対の立場から」
『関東教育学会紀要』関東教育学会 28 2001.10 p73〜75
◇20011000「新世紀を拓く(第10回)社会構造変容と教育――「教育改革」と教育学」
『日本の科学者』日本科学者会議 36(10) 2001.10 p478〜483
◇2002「本調査の課題について(学校と地域をむすぶ 特集大都市周辺部における地域形成と学校システム――埼玉県B市における地域教育総合調査――第2部 課題と対象地域)」
『民主教育研究所年報』民主教育研究所 3 2002 p15〜21
◇2002「本調査の総括(学校と地域をむすぶ 特集 大都市周辺部における地域形成と学校システム――埼玉県B市における地域教育総合調査――第5部総括と提言)
『民主教育研究所年報』民主教育研究所 3 2002 p233〜240
◇20020130「「戦後日本型青年期」とその解体・再編――「学校から仕事へ」の移行過程の変容を中心に」
『ポリティーク』旬報社 3 2002.1.30 p88〜107
◇20020200「職業教育・進路指導の充実は「フリーター問題」を解決できるか」
『労働の科学』労働科学研究所出版部 57(2) 2002.2 p91〜94
◇20020300「変わる若者の生活環境とライフスタイル――「戦後型青年期」の解体・再編と若者のなかの困難」
『生活経営学研究』日本家政学会生活経営学部会 37 2002.3 p3〜7
◇20020800「東京の「教育改革」の現段階――その「危機」と矛盾」
『教育』国土社 52(8) 2002.8 p11〜20
◇20020900「教育基本法「改正」問題と学校の公共性」
『高校のひろば』旬報社 45 2002.9 p20〜25
◇20021100「東京都の教育政策と「都立高校改革」――その問題点と都民・生徒らが期待する都立高校像」
『歴史地理教育』歴史教育者協議会 646 2002.11 p68〜73
◇2003「「企業社会」の揺らぎと学校――90年代以降の学校と雇用の接続関係変容の性格と課題」
『学校教育研究』教育開発研究所 18 2003 p64〜75
◇20030500「調報告 東京の「教育改革」にどう立ち向かうか」
『教育』国土社 53(5) 2003.5 p84〜88
◇20030600「「困難な学校での教育の可能性をきり拓く」によせて」
『教育』国土社 53(6) 2003.6 p75〜77
◇20030700「東京型教育改革は唯一の道ではない」
『世界』岩波書店 716 2003.7 p87〜96
◇20031200「青年の雇用問題から見えてくるもの――教育学者・乾彰夫さんに聞く」
『学習の友』学習の友社 604 2003.12 p24〜34
◇2004「東京都の教育「改革」と都立四大学「改革」」
『高校のひろば』旬報社 52 2004 p22〜29
◇20040200「緊急企画 公立大学はいま 都立四大学の「廃止」・新大学「設立」をめぐる事態――石原都政の大学再編・支配」
『日本の科学者』日本科学者会議 39(2) 2004.2 p92〜97
◇20040300「東京都の教育改革――分権改革下における教育と教育行政の専門性・自律性をめぐって」
『教育学研究』日本教育学会 71(1) 2004.3 p16〜27
◇20040600「「大学の自治」「学問の自由」の岐路としての都立大学問題」
『前衛』日本共産党中央委員会 778 2004.6 p168〜177
◇20040900「若者の<学校から仕事へ>の移行をめぐる困難と職業訓練」
『労働の科学』労働科学研究所出版部 59(9) 2004.9 p517〜520
◇20040930「石原「教育改革」の性格と課題」
『ポリティーク』旬報社 8 2004.9.30 p130〜150
◇20050400「都立四大学統廃合と「首都大学東京」」
『経済』新日本出版社 115 2005.4 p110〜118
■共同論文など
◇乾彰夫・太田政男19771100「青年期教育 高校教育実践の課題と視点」
『教育』国土社 27(13) 1977.11 p112〜118
◇19811100「「教育」の三〇年をふりかえる」(座談会)
『教育』国土社 31(12) 1981.11 p20〜49
◇19881000「教育科学の明日をさぐる――国民生活の動向と教育の課題」(座談会)
『教育』国土社 38(11) 1988.10 p6〜44
◇大田堯・乾彰夫19920900「入学試験制度研究委員会」
『教育学研究』日本教育学会 59(3) 1992.9 p324〜327
◇佐藤学・町井輝久・乾彰夫19930300「高校教育の改革と今後の課題」
『教育学研究』日本教育学会 60(1) 1993.3 p87〜93
◇乾彰夫・太田政男・田中孝彦19930800「いま共生の時代――異質な他者、異質な世界とともに生きるために」
『教育』国土社 43(8) 1993.8 p8〜16
◇19931000「「関心・意欲・態度」問題の位置を探る――子どもの意欲と関心を引き出し、世界への態度を発展させる教育=学習のあり方を考える」(座談会)
『教育』国土社 43(10) 1993.10 p30〜44
◇乾彰夫・黒沢惟昭・近藤正春(他)1995「〔日本教育政策学会〕第1回大会課題研究「教育政策研究の課題と方法」」
『日本教育政策学会年報』日本教育政策学会 2 1995 p95〜109
◇19960300「パネル・ディスカッション(第二部 課題別セッション報告書 p23 第IVセッション日本の近代化と社会変動)」(江村栄一、佐藤健二との討論、司会・田中義久)
『統合と多様化 新しい変動の中の人間と社会 法政大学第15回国際シンポジウム』法政大学社会学部編、法政大学 1996.3 p308〜
◇佐藤一子・馬場雅史・乾彰夫(他)19970900「座談会 地域・草の根からの教育改革を」
『人間と教育』労働旬報社 15 1997.9 p112〜130
◇増田正人・乾彰夫19990600「対談 今回の不況の性格をどうとらえるか」
『教育』国土社 49(6) 1999.6 p6〜18
◇熊沢誠・太田政男・乾彰夫(他)20010400「インタビュー日本的能力主義の現在と教育・職業訓練システム――熊沢誠さんに話をうかがう〔含:インタビューを終えて〕」
『教育』国土社 51(4) 2001.4 p6〜27
◇宮本みち子・乾彰夫20021200「インタビュー 宮本みち子さんに聞く 今、「大人になること」を考える――社会と家族、仕事の変化のなかで」
『教育』国土社 52(12) 2002.12 p4〜18
◇浜林正夫・丸岡玲子・乾彰夫2003「座談会 どんな教育、どんな国づくりをめざすのか――教育基本法「改正」問題を問う」
『経済』新日本出版社 90 2003.3 p32〜53
◇和井田清司・前田一男・乾彰夫(他)2004「特別課題研究2 教育改革の総合的研究」
『教育学研究』日本教育学会 71(1) 2004.3 p82〜89
◇後藤道夫・中西新太郎・乾彰夫2005「座談会 若者をめぐる言説・政策をどうみるか?――階層分断化と自己責任」
『教育』国土社 55(4) 2005.4 p6〜21
◇宮本みち子・行方久生・乾彰夫2005「座談会 日本社会の再編と現代の若者――教育・就業・労働の接点で――弱者への転落を加速」
『季刊自治と分権』大月書店 18 2005.冬 p24〜57
■乾について書かれたもの
◇遠藤芳信1990「『日本の教育と企業社会』乾彰夫」
『教育方法学研究』日本教育方法学会 16 1990 p163〜165
◇鳥居朋子2000「教育政策分析の枠組みと方法的視点―乾彰夫の認識構図を手がかりに」
『教育におけるアドミニストレーション』名古屋大学教育学部教育経営学研究室編、名古屋大学教育学部教育経営学研究室 第2号 2000.3 p12〜21
◇元島邦夫「乾彰夫著『日本の教育と企業社会』」『大原社会問題研究所雑誌』書評欄オンライン版
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/shohyo/motojima.html