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Haraway, Donna J.
ダナ・ハラウェイ


このHP経由で購入していただけたら感謝

■Online Resources の一部

1): 本務校[History of Consciousness Program, UCSC]での紹介
http://humwww.ucsc.edu/HistCon/faculty_haraway.htm
[このHistory of Consciousness Program には、他にAngela Y. Davis, James Clifford, Teresa de Lauretis などもいます]

2): European Graduate School での紹介。著作目録あり
http://www.egs.edu/faculty/haraway.html(BIOGRAPHY)
http://www.egs.edu/faculty/donnaharaway.html(著作目録)

3): Lecture を聞く
http://www.radcliffe.edu/calendar/highlights/2001-02.html
[からどうぞ。Radcliffe Institute での、"Cloning Mutts, Saving Tigers: Ethical Emergents in Technocultural Dog Worlds" と題する講義]

4): 日本語に翻訳されている文献
http://www.asahi-net.or.jp/~RF6T-TYFK/haraway2.html#jt
[TOYOFUKU, Tsuyoshi さんによるものです。TOYOFUKU さんによる、Donna Haraway に関するlink 集は以下]
http://www.asahi-net.or.jp/~RF6T-TYFK/haraway.html

5): Laura Sells さんのpageから
http://www.svdltd.com/sells/voxygen/Donna.htm


■主著[日本語以外の言語への翻訳については上記2)を参照]

◆2003a The Companion Species Manifesto: Dogs, People, and Significant Otherness, Prickly Paradigm.
・出版社による紹介を見てみる http://www.prickly-paradigm.com/catalog03.html#

◆2003b The Haraway Reader, Routledge.

◆Haraway, Donna ; Goodeve, Thyrza Nichols 2000 How Like a Leaf: An Interview With Thyrza Nichols Goodeve, Routledge.+Haraway, Donna.2004.“Cyborgs, Coyotes, and Dogs;A Kinship of Feminist Figurations”“There are Always More Things Going on Than You Thought! Methodologies as Thinking Technologies", The Haraway Reader, Routledge.=2007.高橋 透・北村 有紀子 訳,『サイボーグ・ダイアローグズ』,水声社,2625 ISBN:9784891766221(4891766220).2625 [amazon] ※ b c02
・内容を見てみる amazon

◆1996 (With Lynn M. Randolph[Illustrator]) Modest_Witness@Second_Millennium.FemaleManc_Meets_Oncomouse: Feminism and Technoscience, Routledge.
・内容を見てみる amazon

◆1991 Simians, Cyborgs, and Women: The Reinvention of Nature, London: Free Association Books and New York: Routledge.
・内容を見てみる amazon
[価格はFree Association Books 版のほうが安いようです]
=20000725 高橋 さきの訳,『猿と女とサイボーグ:自然の再発明』,青土社,523+XXXVp.,3600
・「ブックコンテンツ検索」で目次などを見てみる →参照
[詳細は別記]

◆1989 Primate Visions: Gender, Race, and Nature in the World of Modern Science, Routledge.
・内容を見てみる amazon

1976 Crystals, Fabrics, and Fields: Metaphors of Organicism in 20th Century Developmental Biology, Yale University Press.

○ 日本語文献として以下もあり
2001 巽 孝之 編・巽 孝之, 小谷 真理 訳『サイボーグ・フェミニズム』 / ダナ・ハラウェイ, サミュエル・ディレイニー, ジェシカ・アマンダ・サーモンスン著, 増補版, 水声社 [旧版は1991 トレヴィル刊]
・「Webcat」で目次を見てみる http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BA5365592X


☆ Haraway[1991=2000]について

1991 Simians, Cyborgs, and Women: The Reinvention of Nature, London: Free Association Books and New York: Routledge=20000725 高橋 さきの 訳,『猿と女とサイボーグ:自然の再発明』,青土社,523+XXXVp. ISBN:4-7917-5824-2 3600 [amazon][bk1] ※
□内容説明[bk1]
セクシュアリティ等を規定する「自然」概念を内破させるために、生物科学と情報科学が接合する。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける「無垢なる自然」を解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。
□著者紹介[bk1]
〈ハラウェイ〉1944年デンバー生まれ。イェール大学で生物学の博士号を取得。現在、カリフォルニア大学サンタクルーズ校講師。専門は科学技術論とフェミニズム理論。



ダナ・ハラウェイ著
『猿と女とサイボーグ:自然の再発明』
=20000715 高橋さきの訳
定価 本体3600円(税別)
四六判上製560頁
青土社
http://www.seidosha.co.jp/

     ジェンダー/セクシュアリティ/階級/文化
     を規定する<自然>概念を内破させるために

高度資本主義を支える先端的科学知が構築しつづける<無垢なる自然>を解
読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破するハラウェイの闘争マニフェ
スト。霊長類学、免疫学、生態学………生物科学が情報科学と接合されるテ
クノサイエンスの現場をサイボーグ状況に着地させる。

<著者略歴>
ダナ・ハラウェイ(Donna J. Haraway)1944年コロラド州デンバーに生まれ
る。イェール大学で実験生物学から科学史に転じ、生物学の博士号を取得。
1980年からは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で、科学技術論とフェ
ミニズム理論を講じている。本書収載の「サイボーグ宣言」、「状況に置か
れた知」は、大きな反響を呼んだ。他に、発生学、霊長類学、分子生物学と
テクノサイエンスの現況を扱った著書として、『Crystals, Fabrics and
Fields』、『Private Visions』、『Modest Witness』などがある。


 「西欧人にとっての適性な状態とは、自己に対する所有権を有し、コア・アイデンティティをあたかも所有物のごとくに所有し、保持している状態である。この所有物は、さまざまな原材料から時間をかけて作ってもよいし、──つまり、文化の産物であってもよいし、──生まれつきのものであってもよく、ジェンダー・アイデンティティとは、こうした所有物なのである。自己を財産として所有してないということは、主体ではないということであり、したがって,媒介作用を有さないということである。」(p.258)

 「サイボーグたちは、真の生命/生活を得んだための犠牲といった発想をイデオロギーの源泉とすることを拒む。…生存こそが最大の関心事である。」(p.339)

 「…道具とつながっているという我々の感じ方は、つよまっていると思う。コンピュータ・ユーザーが経験するトランス状態は、SF映画や文化ジョークの定番になった。ひょっとすると、他のコミュニケーション装置との複雑なハイブリッド状態について最も強烈な経験が可能で、場合によってはすでに実地で経験ずみなのは、対麻痺をはじめとする障碍の重い人々であるのかもしれない。アン・マキャフリーは、プレ・フェミニズムの『歌う船』(1969)で、あるサイボーグ──障碍の重い子ども(p.340)の誕生後に作製された、その女の子の脳と複雑な機械装置のハイブリッド──の意識について探究した、この物語では、ジェンダー、セクシュアリティ、ものごとの具体的なかたち、スキルといったもの──要するにすべて──が再構築される。なぜ、我々の身体は、皮膚で終わらねばならず、せいぜいのところ、皮膚で封じこめられた異物までしか包含しないのだろうか、と」(pp.340-341)

 「サイボーグ──我々の敵対するものではない存在としてのサイボーグ──の想像力をシリアスに受けとめると、いくつかの結論が導かれる。我々のからだは我々自身のもの(our Bodies, ourselves)──身体は、権力とアイデンティティの地図である。サイボーグとて、例外ではない。サイボーグの身体は無垢ではない──サイボーグは楽園に生まれたわけでも、一体性としてのアイデンティティを求めているわけではなく、相対立する二項対立をはてしなく(要するに世界が終わるまで)生成するわけでもなく、アイロニーを当然のものとして受けとめる。一つは少なすぎるし、二つというのは一つの可能性にすぎない。スキル、それも機械のスキルを目一杯楽しむことは、もはや罪ではなく、事物が具体的なかちをとる過程の一つの側面となった。機械は、息を吹きこまれ、崇められ、そして支配される何物か(it)ではない。機械は、我々、我々の過程、我々が具体的なかたちをとる際の一つの側面である。我々は、各種の機械に対して責任ある存在となることができる──機械たち(they)は我々を支配するわけでも脅かすわけでもない。我々は境界に対して責任ある存在であり、我々が境界なのである」(p.345)

 「今日、ダナ・ハラウェイが、人間・動物・機械のあいだに設けられた障壁を突き崩さねばならないと主張するとき、彼女はスピノザのプロジェクトを現在において続行しているのである。もし<人間>を自然から切り離されたものとなすべきものとするなら、<人間>は存在しないだろう。<人間>の死とは、まさに、このような認識のことなのだ。」(『帝国』p.128)


■言及

◆「今日、ダナ・ハラウェイが、人間・動物・機械のあいだに設けられた障壁を突き崩さねばならないと主張するとき、彼女はスピノザのプロジェクトを現在において続行しているのである。もし<人間>を自然から切り離されたものとなすべきものとするなら、<人間>は存在しないだろう。<人間>の死とは、まさに、このような認識のことなのだ。」(『帝国』p.128)
◆立岩 真也 2000/12/15 「二〇〇〇年の収穫」
 『週刊読書人』2366:2
◆高橋 透 20060601 『サイボーグ・エシックス』,水声社,180p. ISBN-10: 489176578X ISBN-13: 978-4891765781 2100 [amazon] ※ b c02


*作成:北本 潮・立岩 真也
UP:? REV:20040828 20071114
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