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Honneth, Axel.

アクセル・ホネット
1949-


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■職歴

1991- コンスタンツ大学教授
1993- ベルリン自由大学教授
1996- フランクフルト大学教授 (ユルゲン・ハーバーマスの後任)

■邦訳文献他、ホネットに関する研究文献の紹介

◆水上英徳氏による「アクセル・ホネット関連文献リスト」
http://mizukami.info/modules/workshop/honneth.html

◆アクセル・ホネットに関する文献リスト- ドイツ国立図書館 (DNB) のカタログ

◆Honneth, Axel 1985 Kritik der Macht: Reflexionsstufen einer kritischen Gesellschaftstheorie, Shurkamp Verlag.=1992 河上倫逸監訳『権力の批判――批判的社会理論の新たな地平』法政大学出版局.
◆Honneth, Axel 1992 Kampf um Anerkennung : zur moralischen Grammatik sozialer Konflikte.=2003 山本啓・ 直江清隆訳『承認をめぐる闘争――社会的コンフリクトの道徳的文法』法政大学出版局.
◆Honenth, Axel 2000 Das Andere der Gerechtigkeit aufsätze zur praktische Philosophie, Suhrkamp.= 2005 加藤泰史・日暮雅夫ほか訳『正義の他者――実践哲学論集』,法政大学出版局.
◆Honneth, Axel 2000 The Pathologies of Individual Freedom: Hegel's Social Theory , =2009 島崎隆他訳『自由であることの苦しみ――ヘーゲル「法哲学」の再生』未来社.
N.Fraser & Honneth, Axel 2002 Redistribution or Recognition? A Political-Philosophical Exchange, Verso.=20121030 加藤 泰史 訳,『再配分か承認か?――政治・哲学論争』,法政大学出版局,372p. ISBN-10: 4588009834 ISBN-13: 978-4588009839 [amazon][kinokuniya] [2003北本記:チェコ語訳[2003]あり、独語訳出版予定]

■未邦訳文献で英語で読める著作(2009年09年17日現在)

◆Honneth, Axel & Joas, Hans & Mayer, Raymond 1989 Social Action and Human Nature, Cambridge University Press [amazon]
◆Honneth, Axel 1995 The Fragmented World of the Social: Essays in Social and Political Philosophy, State University of New York Press [amazon]
◆Honneth, Axel & Fraser Nancy 2003 Redistribution or Recognition?: A Political-Philosophical Exchange: Verso [amazon]
◆Honneth, Axel 2007 Disrespect: The Normative Foundations of Critical Theory,James Ingram (翻訳) Polity Press [amazon]
◆Honneth, Axel 2008 Reification: A Recognition-Theoretical View: Oxford University Press, Verso [amazon]
◆Honneth, Axel & Ingram, James 2009 Pathologies of Reason: On the Legacy of Critical Theory, Columbia University Press [amazon]

■英語論文

◆Honneth, Axel 1994 "The Social Dynamics of Disrespect: On the Location of Critical Theory Today", Constellations 1,2: 255-69.
◆Rasmussen, David ed. 1995 Universalism vs. Communitarianism, MIT Press=19981130 菊池 理夫・山口 晃・有賀 誠 訳,『普遍主義対共同体主義』,日本経済評論社,433p. [amazon][bk1] ※ *[「原子論と倫理的生活」]
◆Honneth, Axel 1997 "Recognition and Moral Obligation", Social Research64(1): 16-35 ◆Honneth, Axel 1998 "Between Proceduralism and Teleology: An Unresolved Conflict in Dewey's Moral Theory", ◆Honneth, Axel 1999 "Postmodern Identity and Object-Relations Theory: On the Seeming Obsolescence of Psychoanalysis", Philosophical Explorations, 3: 225-42.
◆Honneth, Axel 1999 "Negative Freedom and Cultural Belonging: An Unhealthy Tension in the Policial Philosophy of Isaiah Berlin", Social Research 66(4): 1063-1077.
◆Honneth, Axel 2002 "Grounding Recognition: A Rejoinder to Critical Questions", Inquiry 45(4)499-520 ◆Honneth, Axel 2003 "'Anxiety and Politics: The Strengths and Weakness of Franz Neumann's Diagnosi of a Social Pathology'", Constellations 10(2): 247-255. ◆Honneth, Axel 2004 "Organized Self-Relations: Some Paradoxes of Individualization", European Journal of Social Theory, 7, 4: 463-78
◆Hartman, Martin and Axel Honneth 2006 "Paradoxes of Capitalism" Constellations

■研究文献

◆Bert van den Brink and David Owen, 2007, Recognition and Power: Axel Honneth and the Tradition of Critical Social Theory, Cambridge University Press.
◆Bob Cannon 2001 Rethinking the normative content of critical theory : Marx, Habermas and beyondBasingstoke : Palgrave. ◆赤石憲昭,2007,「ホネットの批判的社会理論の批判性―現代における労働と承認の問題圏」『情況』68: 134-159.
◆千葉健,2006,「自己実現の病理学―A・ホネットの社会哲学における承認論の射程」『倫理学』22: 29-39.
◆千葉健,2006,「コミュニケーションをめぐる闘争―アクセル・ホネットにおける承認の道徳とその認識論的基礎について」『哲学・思想論集』31: 67-81.
◆日暮雅夫,2002,「承認論の現代的座標―ホネット社会理論の展開」『思想』935: 48-65.
◆木部尚志 1996 「ドイツにおけるラディカル・デモクラシー論の現在――ハーバーマス・マウス・ホネット」『思想』867: 205-225.
◆宮本真也,2002,「承認とコミュニケーション」『年報人間科学』23(1): 1-20.
◆宮本真也,2005,「コミュニケーションのエピステモロジーへ」『社会学研究』78: 95-117.
◆水上英徳,2003,「公共圏と市民社会―自律的公共圏の社会的条件―」『社会学年報』32: 25-46.
◆水上英徳,2004,「再分配をめぐる闘争と承認をめぐる闘争─フレイザー/ホネット論争の問題提起─」『社会学研究』76: 29-54.
◆水上英徳, 2005, 「労働と承認─ホネット承認論の視角から─」『社会学研究』78: 73-94.
◆水上英徳, 2009, 「アクセル・ホネットにおける承認の行為論―承認論の基礎―」『大分県立芸術文化短期大学研究紀要』46: 89-102.
◆大河内泰樹,2007,「カントとヘーゲルの間―現代批判理論の位置規程をめぐって」『情況』68: 120-133.
◆大畠啓,2002,「HabermasとHonnethにおける理論と実践」『社会学評論』53(3): 365-379.

■雑誌などでのホネット関連の特集

Inquiry 45(4)

■言及

◆岡野 八代 2009 「近代思想における「愛」の虚偽」,飯田 隆他編『岩波講座哲学12 性/愛の哲学』:65-90.

 引用
 「「いかなる道徳的期待が、社会におけるコミュニケーションという日常のプロセスの中に含まれているかをよりよく理解できるために、まずなされたほうがよいのは、社会の下層に位置する人々の抵抗活動を主題とする歴史的で社会学的な研究と取り組むことである。というのも、これら下層に位置する人々は文化的に、道徳に関係する経験を専門家として言語化するには形成されておらず、これらの人々の言表によって、社会的日常の中での規範的期待がどこへ向けられているのかが、あらゆる哲学的−学問的な影響に、まだある程度先立つ形で示されるからである。このような研究と取り組むことによってきわめて明白になるのは、下層に位置する人々による社会的な抵抗活動の根底にある動機は、明確に定式化された道徳原理への定位にではなく、〈直観的に与えられる正義の観念が侵害された〉という経験に由来する、ということである。そしてそのような正義の観念の規範的な核をなすものは、つねに期待であり、この期待は自己自身の尊厳や名誉、あるいはあるがままの自己のすべてを尊重することと連関しているのである。こうした成果をそれぞれの研究のコンテクストを超えて一般化するなら、結論として、社会的な承認の獲得ということに、あらゆるコミュニケーション的行為の持つ規範的な前提を見ることができよう。主体同士が出会うのは、道徳的な人格として承認され、社会的な営為に対して承認が与えられることを、それぞれ相互に期待しあう地平においてなのである。このように素描したテーゼに説得力があるとすれば、さらに帰結することとして、社会的日常の中で道徳的不正であると感じられる出来事について次のように指摘することもできる。つまり、このような出来事が当事者たちにとって生じているのは、つねに、当然のことと見なされる承認が彼(女)らの期待に反して行われないときなのである。人間の主体がこうした状況において典型的に持つことになる道徳に関係する経験を、私は、〈社会的に存在を否認されているような感じ〉をいだく場面として捉えたい。」Honneth[2000=2005:105-106](「〈存在を否認されること〉が持つ社会的な力」『正義の他者』所収)

*引用文献
Honneth, Axel 2000 Das Andere der Gerechtigkeit : Aufsatze zur praktische Philosophie Suhrkamp Verlag =2005 加藤泰史・日暮雅夫訳,『正義の他者』,法政大学出版局

■生存学関連企画

◆2010/03/18-20 国際コンファレンス「絆と境目――正義と文化に関する新しいパースペクティブ」
 於:立命館大学衣笠キャンパス創思館1階カンファレンス・ルーム
◆2010/03/21 2009年度日本社会学理論学会研究例会「社会学理論形成における承認論の可能性――アクセル・ホネットにおける承認と物象化」 於:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1011教室
◆2010/03/22 明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター開設記念連続シンポジウム
 「労働と承認――ジェンダーから見た社会的正義」
 於:明治大学リバティタワー1F リバティホール


*作成:八木 慎一
UP: 20080717 REV:20090411, 20100203, 0920, 20121210
承認  ◇WHO

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