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アーヴィング・ゴッフマン ・〜1982 ・社会学 ◆全制的施設(↓) *立岩のデータベースにあったものだけ ◆Interaction ritual=『儀礼としての相互行為――対面行動の社会学』 198612 広瀬英彦・安江孝司訳,法政大学出版局,叢書・ウニベルシタス,344+10p. 2900 千葉社共通 ◆1959 The Presantation of Self in Everyday Life Doubleday 千葉社4790-1=『行為と演技――日常生活における自己呈示』 19741120 石黒毅訳,誠信書房,350+4p. 2575 千葉社1192共通 ◆1961 Encounters: Two Studies in the Sociology of Interation The Bobbs-Merrill 千葉社4790-2=19850220 佐藤毅・折橋徹彦訳,『出会い――相互行為の社会学』,誠信書房,ゴッフマンの社会学2,267p. 2369 千葉社3306-2共通 ◆1961 Asylums: Essays on the Social Situation of Mental Patientsand Other Inmates, Doubleday=19840305 石黒毅訳,『アサイラム――施設収容者の日常世界』誠信書房,ゴッフマンの社会学3,513p. 3914 ※/信大医社会学/千葉社4790-3共通/三鷹493 「全制的施設の特徴について」 「精神障害者の精神的閲歴」 「公共施設の裏面生活――精神病院における苦境の切り抜け方の研究」 「医療モデルと精神障害者の病院収容――修繕業の多様性の範囲に関する覚書き」 cf. 施設 ◆1963 Stigma: Notes on the Management of Spoiled Identity, Prentice-Hall=1970 『スティグマの社会学――烙印を押されたアイデンティティ』,石黒毅訳, せりか書房,293p. 2775 ※/千葉社1448共通 =198010 『スティグマの社会学――烙印を押されたアイデンティティ』,石黒毅訳,せりか書房,293p. =2001 改訳版,せりか書房,310p. ISBN-10: 4796700439 ISBN-13: 978-4796700436 [amazon]/[kinokuniya] ◎「BOOK著者紹介情報」より:石黒 毅 1931年生まれ。慶応義塾大学文学部大学院文学研究科哲学専攻修了。現在、南山大学文学部名誉教授。訳書にE・ゴッフマン『アサイラム』『行為と演技―日常生活における自己呈示』(誠信書房)、S・コーエン/L・テイラー『離脱の試み―日常生活への抵抗』(法政大学出版局)、イーヴ・ヴァンカン『アーヴィング・ゴッフマン』(せりか書房) ◆1963 Behavior in public places : Notes on the Social Organization of Gatherings Free Press=『集まりの構造――新しい日常行動論を求めて』 19801205 丸木恵祐子・本名信行訳,誠信書房,ゴッフマンの社会学4,326p. 2575 千葉社4790-4共通 ◆1974 Frame Analysis: An Essay on the Organization of Experience, Northeastern University Press, Boston. * >TOP ■全制的施設(total institution) 「全制的施設 a total institution とは、多数の類似の境遇にある個々人が、一緒に、相当期間にわたって包括社会から遮断されて、閉鎖的で形式的に管理された日常生活を送る居住と仕事の場所、と定義できよう。」(p.v) 「いずれの全制的施設も、生き生きとして人の心を捉える活動という小さな島が散在する一つの死の海と見做すことができる。」(p.71) 退所不安 release anxiety の要因として文化剥奪、烙印付与、「…さらにまた、退所は被収容者がやっと内部での処世法を身につけ、苦労して、非常に大きなことがわかった特権を手に入れたちょうどその時分にやって来るのである。要するに、退所は狭い世界の頂点から広い世界の底辺への移動を意味するのだ。」(p.75) 『社会学』(社会福祉士養成講座,ミネルヴァ書房)第2章「地方分権化と地域社会」 ◇「トータル・インスティテューション」 「トータル・インスティテューションは、全制的施設などと訳されているが、福祉施設や病院などの生活丸抱え施設のことである。ここでは時間割などによって入所者の生活が統制される。ゴッフマン,E.の概念である。」 http://home.ctn.ne.jp/m04/taguchi/200011.html 社会から隔絶された空間の中でそのメンバーの生活全般を統率することで社会化・再社会化を図る機関を指すものである。例えば、修道院、刑務所、精神病院などがこれにあたるとされる。 http://www.honya.co.jp/contents/knomura/lec/lec13.html 病院や精神病院・老人ホーム・刑務所・寄宿舎などのように個人の生活を丸抱えでつつみこむ施設――これを「全制的施設」と呼ぶ 「全制的施設」――多数の類似の境遇にある個々人が一緒に相当期間にわたって外部社会から遮断されて、閉鎖的で形式的に管理された日常生活を送る居住と仕事の場所(高橋p.211) http://www.sv.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~takahasi/ensyuu.html アメリカの社会学者アーヴィング・ゴッフマンは、精神病院や刑務所など外部との社会的交流を欠いた生活空間を「全制的施設(total institution)」と呼び、その当事者たちの社会的相互作用について、詳細な分析を行っている。そこは、治療や矯正、社会復帰といった理念のもとで、一方の構成員(職員)にのみ権力が配分され、多数の人々の要求が一括処理されるという現実から構成される世界である。そのため、職員による被収容者への監視、無力化、アイデンティティの植え付けが日常的に行われることになる。むろん、これらのことは、精神病院や刑務所などの特殊な世界に限定された話ではない。通常の病院にも福祉施設にも、また学校や工場にも、「合理的」と思われる近代的制度のほとんどに、多かれ少なかれ共通に見られるものである ◇立岩 真也 2001 「常識と脱・非常識の社会学」 『社会学』(社会福祉士養成講座),ミネルヴァ書房 「たとえばゴッフマン(Erving Goffman)という社会学者の本に『アサイラム』(原著1961年、誠信書房)がある。「全制的施設」(→第2章用語解説)での暮らしについて書かれた本である。この本がおもしろいは、施設の入所者のよりよい「処遇」のためにといった構えでは書かれてはいないからでもある。彼は、その中に現われること、行われることそのものを描いた。「たてまえ」とは異なったその現実――その中に暮らす人にとっては実際に生きており知っている現実なのだが、なかなか表に出されることのない現実――が描かれる。そしてその結果、施設をよりよくしましょうではすまないところに問題があることが描かれることになった。」 ■第二次的調整 secondary ajustments 「職員に真っ向から挑戦することはないが、被収容者には禁じられている満足を得させる、あるいは禁じられている手段によって許容されている満足を得させる実際的便法 practices」(『アサイラム』p.57) 「特定の組織内の個人が非公認の手段を用いるか、あるいは非公認の目的を達するか、あるいは双方を同時にするかして、彼の為すべきこと、得るべきもの、かくして彼の本来の存在様態とされているものなどをめぐる組織の非明示的仮定を回避すること、と定義される。第二次的調整とは、施設が個人に対して自明としている役割や自己から彼が距離を置く際に用いる様々な手立てのことである。」(『アサイラム』p.201) >TOP ◆立岩 真也 2002/04/25「医療社会学の本・2――ゴッフマン『アサイラム』」(医療と社会ブックガイド・15) 『看護教育』2002-04(医学書院) ◆高橋 裕子 20020920 『「女らしさ」の社会学──ゴフマンの視角を通して』,学文社,170p. 2000 ※ UP:? REV:20031017 ◇WHO ◇社会学 ◇医療社会学 ◇施設 |