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ふくしま・さとし ・東京大学先端科学技術研究センター助教授 http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/common/index.html ・障害学会 ■2007 ◆20070412 「東京大学入学式(学部)祝辞」 http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/b_message19_03_j.html ■2006 ◆福島 智・星加 良司 2006/03/05 「<存在の肯定>を支える二つの<基本ニーズ>――障害の視点で考える現代社会の「不安」の構造」,『思想』2006-3:***-*** ◆2006/10/22 「基調講演1」,第2回国際ユニヴァーサルデザイン会議in京都 於:国立京都国際会館 http://www.ud2006.net/jp/schedule/speaker/fukushima.html ■2005 ■2004 2004/12/14 「生存と魂の自由を――障害者福祉への応益負担導入は、「保釈金」の徴収だ」(「今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」に関する意見書) 社会保障審議会第二二回障害者部会配布資料 ◆2004/11 「哀悼――小島純郎先生逝去に接して」 『点字ジャーナル』2004-11 ■2003 ◆2003/08/21 「「インフォメーション・ディバイド」と知的障害者のエンパワメント」 第16回アジア知的障害会議基調講演 2003/08/21 "The Information Divide" and the Empowerment of People with Intellectual Disabilities →Archive Proceedings of 16th Asian Conference on Mental Retardation, pp.13-17, 2003. http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/fukusima/2003p01e.htm ◆光成 沢美 20030714 『指先で紡ぐ愛――グチもケンカもトキメキも』 講談社,253p. 1500 ※ ■2002 ◆2002/10/25 「アジア太平洋障害者の新10年:コミュニケーションと解放」 2002年10月25日ESCAP基調講演原稿 ■2001 ◆20010505 「バリアフリー――「酸欠の心」に風送ろう」(↓) (私の視点 ウイークエンド) 『朝日新聞』2001年5月5日朝刊10面 ◆20010514 「盲ろうの研究者 先端科学にいどむ」 NHK教育 19:30〜20:00 <にんげんゆうゆう>・シリーズ バリアをこえて ◆200106 「「バリアフリー」=「差別撤廃」――根元から社会全体変える下地づくりを」(インタビュー) 『ばんぶう』2001-6(日本医療企画) ◆20010623 「盲ろう者と障害学」 リバティセミナー「障害学の現在」 第3回 (20010623) ◆20010731 「「生きる力」に優劣はない」 岩川・汐見編[2001:091-096]* *岩川 直樹・汐見 稔幸 編 20010731 『「学力」を問う――だれにとってのだれが語る「学力」か』,草土文化,223p. 1800円+税 ※ ◆20010925 「盲ろう者とIT−ヘレン・ケラーに使ってほしかった電子メール」 『季刊福祉労働』92(特集・情報のバリアフリー) ◆20011111 「"酸欠"社会から潤いあるバリアフリー社会へ」 神奈川工科大学 幾徳祭 ◆2001/11/30(金) 講演「バリアフリー――「酸欠の心」に風送ろう」 主催・松本市障害者自立支援センター「ぴあねっと21」 ◆2001/12/01(土) 講演「盲ろう者とノーマライゼーション」 信州大学医療技術短期大学部特別講義 午前10時〜正午 信州大学松本キャンパス 経済学部・第2講義室(西門入って左・2階 掲示が出ています) cf.信州大学医療技術短期大学部 1962年,兵庫県生まれ。9歳で失明し,18歳で失聴,全盲ろうとなる。… (福島[19971125]著者略歴より) 1981 失聴 1983 東京都立大学入学 (盲ろう者としての大学入学は日本ではじめて) 1991 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程(教育学)単位取得満期退学 1991〜93 日本学術振興会特別研究員 199107 東京都立大学助手 199612 金沢大学助教授 200104 東京大学先端科学技術研究センター助教授 社会福祉法人全国盲ろう者協会理事 ●著作・講演他 *1988 小島純郎・塩谷治編『ゆびで聴く』,松籟社 *1990 山田宗睦編『手は何のためにあるか』,風人社 *19971125 『盲ろう者とノーマライゼーション――癒しと共生の社会をもとめて』 明石書店,332p.,2800 19980727 「複合共生論――「障害」の有無を越えた「共生社会」へ向けて」 『共生の教育』(岩波講座 現代の教育・5),pp.208-228 19990615 「「共生」の思想とテクノロジーの未来」 日本学術会議シンポジウム「身体障害者・高齢者とヒューマンインタフェース」 *19991016 『渡辺荘の宇宙人――指点字で交信する日々』, 素朴社,221p.,1500 19991105 「共生の思想とテクノロジーの未来」 障害学研究会 於:東京 20001021 「「欠格条項」と私たちの社会」 シンポジウム「障害者の人権を考える3−資格制限の撤廃を目指して」基調公演 20010623 「盲ろう者と障害学」 リバティおおさか(大阪人権博物館)主催・リバティセミナー「障害学の現在」 >TOP ◆19991016 『渡辺荘の宇宙人――指点字で交信する日々』, 素朴社,221p.,1500 ※ ** 親父の味 触れる/心のスクリーン/指点字あれこれ/外出/杖二本/スポーツ 日本にもヘレン・ケラーが沢山いる!/自立生活について/親父の味 季節は香りから 願いごと/ダブル・ハンディとともに/香り/病院/読書/私の学生生活 夢/季節は香りから SFと現実 ストックホルム――1989/アメリカ体験記――1990/アドリア海の風 テレビ出演あれこれ/『徹子の部屋』と『おふくろシリーズ』/メロディー 結婚/仕事/夏の夜に宇宙を想う/私の好きな作家 小松左京/SFと現実 ◆19971125 『盲ろう者とノーマライゼーション――癒しと共生の社会をもとめて』 明石書店,332p.,2800 ※ ** http://www.akashi.co.jp 第1章 盲ろう者の現状と課題 第2章 盲ろう者のコミュニケーション 第3章 盲ろう者とノーマライゼーション 第4章 盲ろう児の言語教育と「言語の危機」 第5章 これからの障害者と教育・福祉・社会 ◆20010505 「バリアフリー――「酸欠の心」に風送ろう」 (私の視点 ウイークエンド) 『朝日新聞』2001年5月5日朝刊10面 http://www.asahi.com/ 福島 智 ふくしま さとし 東京大学助教授(障害児教育学) 日本の社会には今なお障害者や高齢者にとって様々な「バリア」が存在する。 エレベーターのない建物は「物理的バリア」であり、利用困難なITは「情報 のバリア」を生む。また、障害者との結婚やアパートの入居に反対するのは「 心のバリア」の表れだと言えるし、障害を理由に、資格や免許の取得を制限す る「欠格条項」などの「法制度のバリア」も深刻だ。 「心のバリア」とは、まさしく差別意識であり、そして、この差別意識を実 体化させるものが「法制度のバリア」だろう。したがって、たとえば「障害者 差別禁止法」などの制定を通して「法制度のバリア」の撤廃をめざすことが重 要だ。 しかし、そもそもなぜこうしたバリアが生じるのかを考えると、やはり「心 のバリア」の存在に突き当たる。では「心のバリア」はどうすれば除去できる のか。コミュニケーションが鍵を握っているように思う。 私はコミュニケーションは「心の酸素」だと思う。つまり、コミュニケーシ ョンが不足すれば、心は「窒息する」ということだ。 18歳で視力に続き聴力をも失った私は、他者とのコミュニケーションが断絶 される日々を体験する。それは魂の凍るような孤独の日々だった。やがてコミ ュニケーションを取り戻し、本当につらいのは「見えない、聞こえない」こと ではなく、他者との心の交流が消えることだと確信した。 もちろん、コミュニケーションを持ったからといって、それで「心のバリア 」がすぐに取り除かれるわけではない。しかし、多くの差別は対話の不足から 生じる。そして、今の社会は、情報の氾濫とは裏腹に、他者とのコミュニケー ションに飢えている人が多いように思う。障害者や高齢者と豊かなコミュニケ ーションを持つことは、「心のバリアフリー」につながるだけでなく、多くの 人々が抱えている「酸欠の心」にとって新鮮な風となるだろう。 自然環境に生態系があるように、人間社会にも、人と人とが織りなす「共生 の生態系」が存在するのではないか。もしそうなら、ある属性やハンディを持 つものが社会の中で軽視され、無視されれば、この「生態系」にゆがみが生じ 、ひいては社会の崩壊につながるだろう。バリアフリーの取り組みとは、社会 を崩壊から守り、「共生の生態系」を活性化させることなのだと思う。 ◆20010220 東大に全盲全ろうの助教授が就任 『読売新聞』 (写真:東大助教授となる福島智さん(左)。記者会見では夫人の光成沢美さん(右)から指点字で質問を受けた ) 東大先端科学技術研究センター(東京都目黒区)は四月から、目と耳が不自由な金沢大教育学部助教授の福島智さん(38)を助教授に迎える。同センターは、障害者らの幅広い社会参加を実現させるため、IT(情報技術)や障害者をめぐる法制度など様々な分野の研究者たちとの共同研究を計画しており、福島さんをその中心に据えたいとしている。東大に全盲、全ろうの教官が就任するのは初めて。 十九日、会見した福島さんは、「これまで障害児教育に取り組んできたが、今後は幅広い社会的弱者とのパイプ役、『触媒』となって社会に化学反応を起こしたい」と抱負を語った。 福島さんは、病気のため九歳で失明、十八歳で耳が聞こえなくなった。通訳が指に点字を打つ「指点字」で相手の言葉を認識し、しゃべって答える。 (2001年2月20日00:35) ◆福島智さん/大きな化学反応を期待 『神戸新聞』20010221社説 http://www.kobe-np.co.jp/2001/02/21/shasetu9.html 九歳で失明し、十八歳で聴力を失った福島智(さとし)さん(神戸市出身、金沢大教育学部助教授)が、こんど東大先端科学技術センターの助教授になる。視覚と聴覚の障害がある人が、東大の教官に就任するのは初めてのことだ。 「バリアフリーという化学反応を進める上での触媒となり、回りの人に連鎖反応を起こしていきたい」 記者会見で、福島さんはこう語っている。障害のある人を取り囲む壁は少しずつ取り払われつつあるが、まだまだ厚い。福島さんの活動が、大学の内外に広がって、大きな風穴があくことを期待したい。 福島さんは、相手の指を点字タイプのキーにして、自分の指で点字を打って会話する。聴力の低下と大学受験でイライラしていたとき、母の令子さんと口げんかしたのがきっかけとなり、この指点字が生まれた。 東京都立大大学院修了後、重複障害児教育の研究者として活動をするかたわら、障害者組織の役員を務めて、指点字の普及を図り、令子さんと一緒に五年前に吉川英治文化賞を受賞している。 東大先端研では、新しくできるバリアフリー部門に籍を置き、大学院のゼミを受け持つ一方で、教育学部の講義も行う予定だが、福島さんが担う役割はもっと大きい。 ひとつは、科学技術に人間の視点を取り戻すことだろう。 バリアフリー部門では、高齢者や障害者の暮らし、社会活動のために科学技術を生かすことを目的にしているが、使う側の視点が欠けていては何にもならない。 たとえば、鉄道駅などでエスカレーター設置が徐々に進んでいるが、幅が狭くて車いすでは使いにくい。エレベーターも介助者と一緒に乗り込める広さがない。エレベーター内で回転する余裕がないから、頭から突っ込み、降りる際は後ろ向きになる。 科学技術が、安全で、安心できて、安定した社会やシステムをつくることに貢献するためには、人間から目を離さないことだ。自らの体験に加え、障害児教育の研究者として多くの蓄積がある福島さんには、人間のための先端科学開発を期待する。 もうひとつは、大学のバリアフリーを進める役割だ。施設、設備の改善はもちろんだが、福島さんの存在そのものが大学の意識改革につながってほしいと思う。 以前、福島さんは講演で、指点字について、こう話したことがある。「コミュニケーションの基本は、自分が話すのではなく、相手のさまざまな表現を感じ取ることです。一般社会のコミュニケーションも、聞くことから始めるべきです」 聞き取り、感じ取って、大きな化学反応を起こしてほしい。 (掲載日:20010221) ◆視聴覚障害者初の東大教官 金大・福島助教授「バリアフリー連鎖反応を」 『北国新聞』20010220 http://www3.nsknet.or.jp/~mita-te/130220.htm 「障害を持つ当事者として自分を東大にぶつけたい」。9歳で失明、18歳で聴力も失った金大教育学部の福島智助教授(38)=神戸市出身=が、福祉やバリアフリーの専門家として東大先端科学技術センター助教授に就任することになり、19日午後、同センターで記者会見した。 大学側によると、視覚、聴覚の障害者が東大の教官になるのは初めてという。 妻の光成沢美さん(31)らが両手の指を使った「指点字」で福島助教授に質問を同時通訳。それを受けて「バリアフリーという化学反応を進める上での触媒となり、周りの人に連鎖反応を起していきたい」と、化学の比ゆを交えて抱負を語った。 センターの大学院生へのゼミや授業を受け持つほか、教育学部の学生にも教える予定。福島助教授は「私のような視聴覚障害者がいることを知ってもらえば、良い意味で東大生の刺激になると思う。まずは自分を東大にぶつけ、私の友人たちも授業に呼んで巻き込んでいきたい」と話した。 福島助教授は96年、国立大初の二重障害者の教官として金大に赴任し、障害児教育論などの授業を受け持った。また、石川県内各地の学校や公民館などで講演したり、金沢市障害者施策推進協議会の委員を務めるなど、障害者が住みやすい街づくりの推進に尽力した。 [写真] 沢美夫人(右)の指点字通訳を受けながら記者会見する福島智金大助教授 =19日午後、東京都目黒区の東大先端科学技術センター ◆立岩→福島さんへの手紙(1999) ◆立岩 真也 2001 「福島智さんのこと――知ってることは力になる・19」 『こちら”ちくま”』24 REV:....20041215 20070418 20080802 ◇盲ろう(者) ◇障害学 ◇障害者(の運動)史のための資料・人 ◇WHO |